メルストのメインストーリー第二部!
今回は妖精の国編の感想/考察記事です。クソデカお花畑。
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今回は妖精の国編の感想です!前回のエレキの国編の記事はこちら。
前回までのあらすじ!
世界会議に出ないと告げた3つの国へ事情を聞きにいくため、まずはエレキの国へ赴 いたユウくん御一行。そこでギムレ機関総帥のゼロさんとすれ違い、彼女の最後の発明である「カンパネリア」のお披露目に立ち会いました。
カンパネリアは音色を聞かせるだけで癒されていないモンスターを正気に戻す、癒術士いらずの大発明! これは世界が変わる代物のはず!
それから里帰りしたレイヤーさんは、ゼロさんとの接触により創作意欲に火が灯り、みんなから贈られたコスチュームに身を包んでパワーアップ! スランプ脱出! 最高っ!
これで、☆3で加入した第二部メンバーは全員進化をもらったことになります。あとは第一部のシエットちゃんのようにエルぴがもう一段進化するかどうか…!?
それからユウくんたちは本来の目的だったエレキの国の意思決定機関のアンドリューさんに会うも、エレキの国世界会議未出席は覆らず。
それでも彼の心にはユウくんたちの姿は刻まれたのか、一考すると言ってもらえました。
この出会いが後に芽吹くと信じ、ユウくんたちはエレキの国に迷い込んでいたモンスター「パピヨン・ワルト」と共にエレキの国を後にするのでした。
※以下、ネタバレ注意! ストーリーを楽しんでからお読みください。
かねてよりレクルス姫さまが東奔西走して開催を目指していた18カ国会議、ついにはじまる!!
結局13カ国しかいないままの開催となってしまったそうですが、それでも大きな一歩…。妖精の国編といいつつ、今回の話は半分くらい世界会議してましたね。
会議パート、少数民族の国後半のような大人たちのバチバチ舌戦がまた見れて読み応え抜群でした…! 相変わらずライターさんの頭の良さに唸らされる!
雫の国がこれまでしてきたことを考えると慎重になるのが当然だし、関わるべきではないとまず考えるのは当たり前だし責められない。それでも大人たちはどう理由付けして、どうわかり合おうと努力へ向かっていくのか…。そこに真剣に真摯に切り込んでいったのがすごかったです。
たとえ目的が同じだとしても、じゃあすぐに組みましょうとならないのも現実的。そう、現実的なんです。損得勘定があって思考が地に足がついてる!
こういう描写の積み重ねがあるからこそキャラたちが生きてるんだなって実感できるのだと思います。メルクストーリアは本当にすごいよ。
話の進行とともに出席者たちの国に合わせてめまぐるしくBGMが変わっていったのも印象的でした。
これまでメインストーリーや国別イベントであらゆる国を何周もしたから各国にいろんなBGMがストックされてるし、盛り上がる曲を聴くと過去の感動まで蘇って感極まっちゃうからずるいよ〜!
植物の国の新キャラ、ヴェルツェリーレさんは公開直前予告の時点で「ヤバそうなお姉さん」てTwitter※で言われてて、蓋を開けたら実際にヤバいお姉さんだったので笑いました。
ヤバそうなオーラを立ち絵だけで滲ませられる絵師さんもすごいし、ヤバみをパッと見の印象だけで察知できるメルスト民の訓練されぶりも面白いんですけど。ヴェルツェリーレさんは名前が7文字以上あるからユニット化はしないのかな? 今はユニット化待ちの列がだいぶ伸びてますしね…。
みんなそれぞれ国の事情を抱えながら会議の場にやって来たわけですが、誰かをやりこめたかったり他の国を出し抜きたいと思っているような人は誰一人おらず、みんなその人なりに国のことを思ってその場にいるのがすばらしいところでした…。
警戒はしつつも、みんないい人だし話せばわかる大人たち。なんて頼もしい代表者のみなさん。彼らを代表として選出し送り出した国のほうも優秀だし。世の中すべてこのようにあってほしい!
会議後半のオーディエンさん参戦シーンもアツかった。ついにオーディエンさんの正体が判明した!!
彼はなんと人間ではなく機械だったそうで。におわせてはいたけど、本当にそうだったんだ!? 自分を機械だと思い込んでる異常おじさんではなかったか。
オーディエンさんが歴史家をやってるのはあくまで趣味なのがいいですね。”少々やっている”どころではないが! 元々は生み出された意義として記録の役目を与えられていたそうです。詳しくはユニストでほぼ全部語られていますので読もうね!
以前「うっかり機能停止しないよう」などと言動に制限があるような口ぶりだった理由は結局勿体ぶってただけなんすか!? 最近心変わりしたので手を出しちゃうぜ! そうしたいのでそうするぜ!でOKなのか。完全に人の制御の手を離れた機械なのか。すげえおじさんだ〜!
ところでノットさんがオーディエンさんと入れ替わる前に140字とか言っててウケました。
140字とかTwitter※以外で聞いたことないですけど!? ノットさんTwitter※のアカウント教えて!
その後いろいろあってひともんちゃく片付いて、会議は次の段階へ。
じゃあ雫の国と手を取り合うとしても、彼らに降臨モンスターというカードを切れるし禁術法王とかも残してるし、具体的に何をどうしていくのか…。レクルスさまはみんなで考えましょうと言うけど。
前回ゼロさんが作り上げたカンパネリアを使うのかな、と思っていたらなんと…”その道のプロ”としてスティーノスさんが登場しました! まだ見せ場を残してたんですか!?
ギムレ機関やギルドではなくエルシアムとは。ラガンケイルさん経由でコネつくった甲斐がありましたねスティーノスさん!
次回も引き続き会議が続くようですが、最終的には今回会議の席につかなかった国からも代表が来て、18国そろって真・世界会議をしてくれるのかな。いや、もしかしたら最後の最後には19国での世界会議になるのかもな…!?
※この記事では最近Xなどと自称し始めたダルいSNSのことを正しい名称でTwitterと呼んでいます。
続いては妖精の国側の感想。かんなぎの娘! かんなぎの娘ファーラちゃんですよみなさん!!
ファーラちゃんと言えば、実装日が2014年の1/31。つまりメルストリリース時からいるたった9名の最古参☆5ユニットのひとりです!! それなのに、これまで10年間リリース以来いちどもストーリーの出番がありませんでした…。メインストーリー第二部妖精の国編で出ないならいつ出るんだ!?と期待されていましたが、期待通りに出てくれました。待ってたよ〜〜!!
いや待ってたのはこっちだよ!!
これで、初期☆5ユニットの9名(モルーシャさん、レイさん、アウラちゃん、コーネリアさん、ヴィルベルさん、アルシオンくん、ファーラちゃん、カイザーさん、ミスティカさま)のうち8名がなんらかのストーリー出演を果たしたことになりますね。あと一人ですね…。
ファーラちゃん、思ったより内に抱え込んでしまうタイプで見ててせつなかったんですが、無敵コミュ強のエルぴに救われました。他の人をエルぴワールドに引き込むことで緊張をほぐせるの最強だと思う。
でもマイペースなようでいて、人の哀しみを的確に察知してスススと寄り添いにいける子なんですよね。このペースでいけばメフテルハーネさまもなんか力技で和んでくれそうな気までするもん。だからこそ第二部の主人公に選ばれたのだとも思う。すごい子だよエルぴは。
妖精の国編は、世界会議シーンに尺をとられつつも唯一ストーリーに出ていなかった夏の野とその王族のカイリオスさんが登場しましたし…、
かんなぎの娘と関わりがありそうな設定を持ちながらファーラちゃんと同じく出番がもらえてなかったオパールさんも登場したし、出てほしかった要素をちゃんと回収してくれたので一定の満足感はありました!
妖精の国の要素といえば、フォルクロレくんから『妖精の国にひとつきりない図書館』って言及もありましたね。また見たい場所が増えちゃうじゃないですか!
ひとつお話が公開されるうちに三つくらい読みたい話が増えるメルクストーリア。
『伝説の湖』はすぐ回収されましたけどね!
そのフォルクロレくんの掘り下げもよかった…。まず人間にも妖精にも馴染めないからずっと疎外感があって、自分は世界の中の一員ではなく世界の外の隣人だと思っている、と。
この気持ちって何人かの登場人物に共通しているんですよね。
まずメルクちゃん自身も、自分の正体がわからなかった時、食事も睡眠もいらないし一人で動けない自分の異質感をずっと抱えていたのだろうし。
そんなメルクちゃんの一番側にいて、いろんな旅をしていろんな縁を繋いできたユウくんの言葉が温かいんですよね…。やっぱ元祖主人公よ。これからもこのユウくんでいてほしいし、こんな言葉かけられたら指輪のひとつも贈りたくなりますよ。
フォルクロレくんが感じていたような疎外感は、もしかすると雫の国のひとたちにもあるんじゃないかとも思う。なんて言ったってメフテルハーネのみんなが言う「18カ国」に「雫」は入ってないんだから。
…と思いながら読んでましたが、今回さらに誰よりも孤独な存在がいたことが明らかになりましたね…。
妖精の国編の中盤『まことの湖畔』にて明かされたのは、ファーラちゃんのような「かんなぎの娘」は本人にも出所はハッキリわからないもののどこか根源に近い場所にいる何者かの気持ちや記憶を受け取ることができて、それを元に妖精のみんなに神託めいた言葉を伝えていたということ。
そしてその何者かこそが、始祖メフテルハーネさまだったと…。「かんなぎの娘」の役割がどの段階で固まったのかは定かではありませんが、ファーラちゃんの出番がここまで引っ張られたのも納得でございました。
湖畔ごしに姿を現したメフテルハーネさまの独白 こそが今回のお話の核。ともすれば第二部に入ってから最も重大な事実だったのかもしれない。涙なしには見られなかった……。
長らく謎に包まれていたメフテルハーネさまがどういう存在なのか、ついに明かされる…!
物語が”核心”の部分に突入したのを感じる回でした。思ってたより一気に明かされて情報の洪水だった…!
まず、メフテルハーネさまはまさしく世界を創造した”神”であり、文字通りの始祖でした。本当にメフテルハーネそのもの!
メフテルハーネさまは神でありながら、その世界で暮らすいきものたちを陰ながら見守り続けるご趣味をお持ちで、優しい御心の持ち主です。
人間たちから愛を学んだメフテルハーネさまは、自分を満たす感情がそうであればいいと思いました。
愛こそが最も尊い感情だと思ってくれたのかな…。そんなメフテルハーネさまが生んだ世界だからこそ、人間たちも愛に溢れてるんだと思うよ!
愛をはじめいろんな感情を持って見つめるうち、人々が理不尽な目にあう様子や、人の力だけでは叶えられない切なる願いを見て、時にメフテルハーネさまは手を貸したくなることもあったようです。
それはごく普通の人間と同じような、人の力になりたいという善良な気持ちだったのかも。
ただし、その力はあまりにも強大で、無限に近い。
ひとたび手を貸せば、人の手では到底制御できないほどの影響がでてしまいます。
それが魔法の国では”禁術”と呼ばれたと…。何かしらメフテルハーネさま=源と繋がりがある術が禁術という定義なのですね。
お菓子の国で登場した禁術『愛』は、メフテルハーネさまが力になりたいと人を想う愛でもあったんだ…。
しかし、メフテルハーネさまが及ぼす影響は良いことだけではなかったようで。
人を慈 しんで願いを叶えることもできますが、メフハネさまが悲しい思いをするとマイナスの影響まで起こってしまうらしいです。
なにか考えるだけで世界に影響を及ぼすって、しんどい体質シリーズのなかでも生きづらさMAX上限突破案件じゃないですか…。
人間と価値観が根本から違う埒外 の存在だったならまだしも、人間たちの営みを眺めて人間が暮らしながら作り上げた世界を愛したいとメフハネさまだからこそ悩んでしまったわけですね。
人間やモンスターの有限の理 では測れないほどの強大な影響力を持ちながら、人間を観察するうちに人間に近い価値観を身につけてしまった存在。
だから人並みに孤独を感じるし、申し訳ないと思うし、苦しくて助けてほしいとも思う。神でありながら、フツーの女の子かもしれない。
トゥリアさんはだいぶいいとこついてたんですね。人の心わかりませんムーブしといてこの子ったらもう!
メフテルハーネさまが感じた孤独の深さを表したシーンは、打ちのめされて動けなくなっちゃいました…。雨の音がこんなにも痛く感じるなんて。
この画面のまましばらく先に進めなかったです。そばに行きたくても行けないエルぴの気持ちまでなぞってしまう。1000年もの歳月を「たった」などと形容できてしまうほどの存在にかけられる言葉なんて、あるのでしょうか…?
どうすればいいのか、何をすれば救われるのかわからないけど、それでもメフテルハーネさまなりに”救け”を求めたい気持ちがあって、地上に出現させた世界鐘 は彼女なりのヘルプサインだったみたいです。吹き出物みたいなノリだったん?
でも、その気持ちはかすかながら確かに今を生きるメフテルハーネ世界の人たちに届き始めていて、それがまわりまわって今の状況に繋がったのだと思います。もう少しじゃないですか…?! 人間たちのあとひと頑張りを持っててくれ〜!!
だけど、色々な国のひとたちが関わり合うと思わぬ軋轢 が生まれてしまうもの。かつては人間とモンスターが仲違いして妖精の国が人間世界と断絶しそうになったことがあったし、パピヨンワルトちゃんはそのトラウマが蘇って暴走してしまいました。
この悲しみの気持ちのもとは始祖メフテルハーネさまから来ているらしく、パピヨンちゃんはその影響を受けて共感してしまうそうです。
思うに、メフテルハーネさまが関わりあうことで人々が喧嘩しちゃうかもしれないの見ててツライんじゃないかな…? この件は過去の話でしたが、いま世界会議で話されている雫の国をシャットアウトしようかという話とも似ているんですよね。
雫の国は相応の行いをしたかもしれないけど、元は帝国が手を差し伸べなかった件から始まった事件だし。世界から取り残された雫の国の”孤独”にはメフテルハーネさま的にもみていて共感しちゃうかもしれないし。
そういう意味でも、雫の国との和解はメフテルハーネさまの心を救うためにも重要な意味を持つのかも。
見ててもつらいし見てなくてもつらいし手を出しても大変なことになるし、寂しいし孤独だしで。にっちもさっちもいかないハーネさま。おいたわしや…。
思い詰めるあまり、とうとう『私』はいるべきではなかった。と感じるまでになってしまったようです。
そんなことないのに!10年救われ続けてる読者だっているのに…!
でもね……、それに対してのアンサーはレクルスさまがもう言ってるんですよね!!
いなくてもいい人なんて、どこにもいないんです! メルクストーリアの一貫したメッセージでもあります。人でも神でも関係ない。みんないていいはず。
そういう意味でも、メフテルハーネさまを概念や現象ではなくいち個人として捉えて寄り添えるのは、レクルスさまでありエルぴなのかもしれませんね。
特にエルぴは今回ファーラちゃんに見せたような誰でも和ませる不思議オーラ出せるから…。メフテルハーネさまも持ち前のコミュ力で和ませてほしい〜!!
さて、今回の妖精の国編でメインストーリーは16カ国目。18カ国のうち残すところは空の国と恐竜の国の2つだけです。
その後に18カ国のどこでもない場所の編があるかもしれませんが、メルクストーリア第二部の物語は確実に収束へ向かっているのでしょう…。
命題が何なのかは定かではありませんが!
なぜ世界鐘 が誕生したのか。雫の国はどうしてメフテルハーネを恨んでいるのか。第二部において長らく謎とされていた部分はかなり明らかになりましたし、張られる伏線よりも回収される伏線のほうが多くなっています。
ユウくんやエルピスたちの前に立ちはだかった雫の国は既に組織力を失いつつあり、今後の物語は彼らと対峙するというよりは始祖メフテルハーネさまをどのように救うかにシフトしていくのかもしれません。
同じ地平に立つ人と分かりあうよりも、神の心に寄り添って癒すほうがだいぶ大変な道のりになりそうですが…。本人が救われたいと思っていて、手を差し伸べようと模索する人々がいるのだから、きっとなんとかなるよ!
そして最後に、パピヨンちゃんの暴走ゲートによって離れ離れになってしまったユウくんとメルク。メルクか飛ばされたのは一体どこなのか…?
まず背景の大きな恐竜の模型が目を惹くのですが、床面がフラットで洗練された建物と魔力を帯びて浮いているような輝く石は技術力の高い文明を思わせます。
ストーリーで行っていない残りの国から予想するなら恐竜の国か空の国のどちらかなのかなあ。
ついでに他のメンバーも巻き込まれて散り散りになっちゃったので大変そうです。まず頑張って合流してもらわないと。
みんな旅に慣れてるから「言い方悪いですがちょっと放っておいても大丈夫」なのはそれはそうかもしれんけど。メルクちゃんは一人じゃ本当心配なので一刻も早く見つけてあげてほしい…!
この編をクリア後、タイトル画面が変化して特別な称号が届きました。「世界の真実を知った」という段階、物語的にもいよいよ佳境に入った感がある。
メイン更新が3ヶ月に1回ペースだとして、来年の1月には残り2国をまわり終わってしまう…!? ま、まあメルクストーリアはもしメインストーリーが完結しても国別イベントというものがあるからね!?
妖精の国編でストーリーに出ていたユニットは以下の通りでした!
いろんな国から人が集まって会議しただけあってものすごい人数が登場していました。
それから、オーディエンさんが妖精の国編公開に合わせてレジェンドとして実装されました!
これでレジェンドユニットは13名で、まだ出ていないのは空、動物、植物、お菓子、雪の5カ国ですね。空に関してはメイン空の国編で出てくるのかな!?
今回は以上です!
次回も超楽しみです!!
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今回は妖精の国編の感想です!前回のエレキの国編の記事はこちら。
ユガラボ | 2024/04/06
【メルスト/日記】メインストーリー第二部を追う!〜エレキの国編〜(ネタバレ有)
【メルスト/日記】メインストーリー第二部を追う!〜エレキの国編〜(ネタバレ有)
前回までのあらすじ!
世界会議に出ないと告げた3つの国へ事情を聞きにいくため、まずはエレキの国へ
カンパネリアは音色を聞かせるだけで癒されていないモンスターを正気に戻す、癒術士いらずの大発明! これは世界が変わる代物のはず!
それから里帰りしたレイヤーさんは、ゼロさんとの接触により創作意欲に火が灯り、みんなから贈られたコスチュームに身を包んでパワーアップ! スランプ脱出! 最高っ!
これで、☆3で加入した第二部メンバーは全員進化をもらったことになります。あとは第一部のシエットちゃんのようにエルぴがもう一段進化するかどうか…!?
それからユウくんたちは本来の目的だったエレキの国の意思決定機関のアンドリューさんに会うも、エレキの国世界会議未出席は覆らず。
それでも彼の心にはユウくんたちの姿は刻まれたのか、一考すると言ってもらえました。
この出会いが後に芽吹くと信じ、ユウくんたちはエレキの国に迷い込んでいたモンスター「パピヨン・ワルト」と共にエレキの国を後にするのでした。
※以下、ネタバレ注意! ストーリーを楽しんでからお読みください。
世界会議、始まる!(感想)
かんなぎの娘と妖精の国(感想)
メフテルハーネさまの憂鬱(考察)
物語の収束は(考察)
出演ユニット
世界会議、始まる!(感想)
かねてよりレクルス姫さまが東奔西走して開催を目指していた18カ国会議、ついにはじまる!!
結局13カ国しかいないままの開催となってしまったそうですが、それでも大きな一歩…。妖精の国編といいつつ、今回の話は半分くらい世界会議してましたね。
会議パート、少数民族の国後半のような大人たちのバチバチ舌戦がまた見れて読み応え抜群でした…! 相変わらずライターさんの頭の良さに唸らされる!
雫の国がこれまでしてきたことを考えると慎重になるのが当然だし、関わるべきではないとまず考えるのは当たり前だし責められない。それでも大人たちはどう理由付けして、どうわかり合おうと努力へ向かっていくのか…。そこに真剣に真摯に切り込んでいったのがすごかったです。
たとえ目的が同じだとしても、じゃあすぐに組みましょうとならないのも現実的。そう、現実的なんです。損得勘定があって思考が地に足がついてる!
こういう描写の積み重ねがあるからこそキャラたちが生きてるんだなって実感できるのだと思います。メルクストーリアは本当にすごいよ。
話の進行とともに出席者たちの国に合わせてめまぐるしくBGMが変わっていったのも印象的でした。
これまでメインストーリーや国別イベントであらゆる国を何周もしたから各国にいろんなBGMがストックされてるし、盛り上がる曲を聴くと過去の感動まで蘇って感極まっちゃうからずるいよ〜!
植物の国の新キャラ、ヴェルツェリーレさんは公開直前予告の時点で「ヤバそうなお姉さん」てTwitter※で言われてて、蓋を開けたら実際にヤバいお姉さんだったので笑いました。
ヤバそうなオーラを立ち絵だけで滲ませられる絵師さんもすごいし、ヤバみをパッと見の印象だけで察知できるメルスト民の訓練されぶりも面白いんですけど。ヴェルツェリーレさんは名前が7文字以上あるからユニット化はしないのかな? 今はユニット化待ちの列がだいぶ伸びてますしね…。
みんなそれぞれ国の事情を抱えながら会議の場にやって来たわけですが、誰かをやりこめたかったり他の国を出し抜きたいと思っているような人は誰一人おらず、みんなその人なりに国のことを思ってその場にいるのがすばらしいところでした…。
警戒はしつつも、みんないい人だし話せばわかる大人たち。なんて頼もしい代表者のみなさん。彼らを代表として選出し送り出した国のほうも優秀だし。世の中すべてこのようにあってほしい!
会議後半のオーディエンさん参戦シーンもアツかった。ついにオーディエンさんの正体が判明した!!
彼はなんと人間ではなく機械だったそうで。におわせてはいたけど、本当にそうだったんだ!? 自分を機械だと思い込んでる異常おじさんではなかったか。
オーディエンさんが歴史家をやってるのはあくまで趣味なのがいいですね。”少々やっている”どころではないが! 元々は生み出された意義として記録の役目を与えられていたそうです。詳しくはユニストでほぼ全部語られていますので読もうね!
以前「うっかり機能停止しないよう」などと言動に制限があるような口ぶりだった理由は結局勿体ぶってただけなんすか!? 最近心変わりしたので手を出しちゃうぜ! そうしたいのでそうするぜ!でOKなのか。完全に人の制御の手を離れた機械なのか。すげえおじさんだ〜!
ところでノットさんがオーディエンさんと入れ替わる前に140字とか言っててウケました。
140字とかTwitter※以外で聞いたことないですけど!? ノットさんTwitter※のアカウント教えて!
その後いろいろあってひともんちゃく片付いて、会議は次の段階へ。
じゃあ雫の国と手を取り合うとしても、彼らに降臨モンスターというカードを切れるし禁術法王とかも残してるし、具体的に何をどうしていくのか…。レクルスさまはみんなで考えましょうと言うけど。
前回ゼロさんが作り上げたカンパネリアを使うのかな、と思っていたらなんと…”その道のプロ”としてスティーノスさんが登場しました! まだ見せ場を残してたんですか!?
ギムレ機関やギルドではなくエルシアムとは。ラガンケイルさん経由でコネつくった甲斐がありましたねスティーノスさん!
次回も引き続き会議が続くようですが、最終的には今回会議の席につかなかった国からも代表が来て、18国そろって真・世界会議をしてくれるのかな。いや、もしかしたら最後の最後には19国での世界会議になるのかもな…!?
※この記事では最近Xなどと自称し始めたダルいSNSのことを正しい名称でTwitterと呼んでいます。
かんなぎの娘と妖精の国(感想)
続いては妖精の国側の感想。かんなぎの娘! かんなぎの娘ファーラちゃんですよみなさん!!
ファーラちゃんと言えば、実装日が2014年の1/31。つまりメルストリリース時からいるたった9名の最古参☆5ユニットのひとりです!! それなのに、これまで10年間リリース以来いちどもストーリーの出番がありませんでした…。メインストーリー第二部妖精の国編で出ないならいつ出るんだ!?と期待されていましたが、期待通りに出てくれました。待ってたよ〜〜!!
いや待ってたのはこっちだよ!!
これで、初期☆5ユニットの9名(モルーシャさん、レイさん、アウラちゃん、コーネリアさん、ヴィルベルさん、アルシオンくん、ファーラちゃん、カイザーさん、ミスティカさま)のうち8名がなんらかのストーリー出演を果たしたことになりますね。あと一人ですね…。
ファーラちゃん、思ったより内に抱え込んでしまうタイプで見ててせつなかったんですが、無敵コミュ強のエルぴに救われました。他の人をエルぴワールドに引き込むことで緊張をほぐせるの最強だと思う。
でもマイペースなようでいて、人の哀しみを的確に察知してスススと寄り添いにいける子なんですよね。このペースでいけばメフテルハーネさまもなんか力技で和んでくれそうな気までするもん。だからこそ第二部の主人公に選ばれたのだとも思う。すごい子だよエルぴは。
妖精の国編は、世界会議シーンに尺をとられつつも唯一ストーリーに出ていなかった夏の野とその王族のカイリオスさんが登場しましたし…、
かんなぎの娘と関わりがありそうな設定を持ちながらファーラちゃんと同じく出番がもらえてなかったオパールさんも登場したし、出てほしかった要素をちゃんと回収してくれたので一定の満足感はありました!
妖精の国の要素といえば、フォルクロレくんから『妖精の国にひとつきりない図書館』って言及もありましたね。また見たい場所が増えちゃうじゃないですか!
ひとつお話が公開されるうちに三つくらい読みたい話が増えるメルクストーリア。
『伝説の湖』はすぐ回収されましたけどね!
そのフォルクロレくんの掘り下げもよかった…。まず人間にも妖精にも馴染めないからずっと疎外感があって、自分は世界の中の一員ではなく世界の外の隣人だと思っている、と。
この気持ちって何人かの登場人物に共通しているんですよね。
まずメルクちゃん自身も、自分の正体がわからなかった時、食事も睡眠もいらないし一人で動けない自分の異質感をずっと抱えていたのだろうし。
そんなメルクちゃんの一番側にいて、いろんな旅をしていろんな縁を繋いできたユウくんの言葉が温かいんですよね…。やっぱ元祖主人公よ。これからもこのユウくんでいてほしいし、こんな言葉かけられたら指輪のひとつも贈りたくなりますよ。
フォルクロレくんが感じていたような疎外感は、もしかすると雫の国のひとたちにもあるんじゃないかとも思う。なんて言ったってメフテルハーネのみんなが言う「18カ国」に「雫」は入ってないんだから。
…と思いながら読んでましたが、今回さらに誰よりも孤独な存在がいたことが明らかになりましたね…。
妖精の国編の中盤『まことの湖畔』にて明かされたのは、ファーラちゃんのような「かんなぎの娘」は本人にも出所はハッキリわからないもののどこか根源に近い場所にいる何者かの気持ちや記憶を受け取ることができて、それを元に妖精のみんなに神託めいた言葉を伝えていたということ。
そしてその何者かこそが、始祖メフテルハーネさまだったと…。「かんなぎの娘」の役割がどの段階で固まったのかは定かではありませんが、ファーラちゃんの出番がここまで引っ張られたのも納得でございました。
湖畔ごしに姿を現したメフテルハーネさまの
メフテルハーネさまの憂鬱(考察)
長らく謎に包まれていたメフテルハーネさまがどういう存在なのか、ついに明かされる…!
物語が”核心”の部分に突入したのを感じる回でした。思ってたより一気に明かされて情報の洪水だった…!
まず、メフテルハーネさまはまさしく世界を創造した”神”であり、文字通りの始祖でした。本当にメフテルハーネそのもの!
メフテルハーネさまは神でありながら、その世界で暮らすいきものたちを陰ながら見守り続けるご趣味をお持ちで、優しい御心の持ち主です。
人間たちから愛を学んだメフテルハーネさまは、自分を満たす感情がそうであればいいと思いました。
愛こそが最も尊い感情だと思ってくれたのかな…。そんなメフテルハーネさまが生んだ世界だからこそ、人間たちも愛に溢れてるんだと思うよ!
愛をはじめいろんな感情を持って見つめるうち、人々が理不尽な目にあう様子や、人の力だけでは叶えられない切なる願いを見て、時にメフテルハーネさまは手を貸したくなることもあったようです。
それはごく普通の人間と同じような、人の力になりたいという善良な気持ちだったのかも。
ただし、その力はあまりにも強大で、無限に近い。
ひとたび手を貸せば、人の手では到底制御できないほどの影響がでてしまいます。
それが魔法の国では”禁術”と呼ばれたと…。何かしらメフテルハーネさま=源と繋がりがある術が禁術という定義なのですね。
お菓子の国で登場した禁術『愛』は、メフテルハーネさまが力になりたいと人を想う愛でもあったんだ…。
しかし、メフテルハーネさまが及ぼす影響は良いことだけではなかったようで。
人を
なにか考えるだけで世界に影響を及ぼすって、しんどい体質シリーズのなかでも生きづらさMAX上限突破案件じゃないですか…。
人間と価値観が根本から違う
人間やモンスターの有限の
だから人並みに孤独を感じるし、申し訳ないと思うし、苦しくて助けてほしいとも思う。神でありながら、フツーの女の子かもしれない。
トゥリアさんはだいぶいいとこついてたんですね。人の心わかりませんムーブしといてこの子ったらもう!
メフテルハーネさまが感じた孤独の深さを表したシーンは、打ちのめされて動けなくなっちゃいました…。雨の音がこんなにも痛く感じるなんて。
この画面のまましばらく先に進めなかったです。そばに行きたくても行けないエルぴの気持ちまでなぞってしまう。1000年もの歳月を「たった」などと形容できてしまうほどの存在にかけられる言葉なんて、あるのでしょうか…?
どうすればいいのか、何をすれば救われるのかわからないけど、それでもメフテルハーネさまなりに”救け”を求めたい気持ちがあって、地上に出現させた
でも、その気持ちはかすかながら確かに今を生きるメフテルハーネ世界の人たちに届き始めていて、それがまわりまわって今の状況に繋がったのだと思います。もう少しじゃないですか…?! 人間たちのあとひと頑張りを持っててくれ〜!!
だけど、色々な国のひとたちが関わり合うと思わぬ
この悲しみの気持ちのもとは始祖メフテルハーネさまから来ているらしく、パピヨンちゃんはその影響を受けて共感してしまうそうです。
思うに、メフテルハーネさまが関わりあうことで人々が喧嘩しちゃうかもしれないの見ててツライんじゃないかな…? この件は過去の話でしたが、いま世界会議で話されている雫の国をシャットアウトしようかという話とも似ているんですよね。
雫の国は相応の行いをしたかもしれないけど、元は帝国が手を差し伸べなかった件から始まった事件だし。世界から取り残された雫の国の”孤独”にはメフテルハーネさま的にもみていて共感しちゃうかもしれないし。
そういう意味でも、雫の国との和解はメフテルハーネさまの心を救うためにも重要な意味を持つのかも。
見ててもつらいし見てなくてもつらいし手を出しても大変なことになるし、寂しいし孤独だしで。にっちもさっちもいかないハーネさま。おいたわしや…。
思い詰めるあまり、とうとう『私』はいるべきではなかった。と感じるまでになってしまったようです。
そんなことないのに!10年救われ続けてる読者だっているのに…!
でもね……、それに対してのアンサーはレクルスさまがもう言ってるんですよね!!
いなくてもいい人なんて、どこにもいないんです! メルクストーリアの一貫したメッセージでもあります。人でも神でも関係ない。みんないていいはず。
そういう意味でも、メフテルハーネさまを概念や現象ではなくいち個人として捉えて寄り添えるのは、レクルスさまでありエルぴなのかもしれませんね。
特にエルぴは今回ファーラちゃんに見せたような誰でも和ませる不思議オーラ出せるから…。メフテルハーネさまも持ち前のコミュ力で和ませてほしい〜!!
物語の収束は(考察)
さて、今回の妖精の国編でメインストーリーは16カ国目。18カ国のうち残すところは空の国と恐竜の国の2つだけです。
その後に18カ国のどこでもない場所の編があるかもしれませんが、メルクストーリア第二部の物語は確実に収束へ向かっているのでしょう…。
命題が何なのかは定かではありませんが!
なぜ
ユウくんやエルピスたちの前に立ちはだかった雫の国は既に組織力を失いつつあり、今後の物語は彼らと対峙するというよりは始祖メフテルハーネさまをどのように救うかにシフトしていくのかもしれません。
同じ地平に立つ人と分かりあうよりも、神の心に寄り添って癒すほうがだいぶ大変な道のりになりそうですが…。本人が救われたいと思っていて、手を差し伸べようと模索する人々がいるのだから、きっとなんとかなるよ!
そして最後に、パピヨンちゃんの暴走ゲートによって離れ離れになってしまったユウくんとメルク。メルクか飛ばされたのは一体どこなのか…?
まず背景の大きな恐竜の模型が目を惹くのですが、床面がフラットで洗練された建物と魔力を帯びて浮いているような輝く石は技術力の高い文明を思わせます。
ストーリーで行っていない残りの国から予想するなら恐竜の国か空の国のどちらかなのかなあ。
ついでに他のメンバーも巻き込まれて散り散りになっちゃったので大変そうです。まず頑張って合流してもらわないと。
みんな旅に慣れてるから「言い方悪いですがちょっと放っておいても大丈夫」なのはそれはそうかもしれんけど。メルクちゃんは一人じゃ本当心配なので一刻も早く見つけてあげてほしい…!
この編をクリア後、タイトル画面が変化して特別な称号が届きました。「世界の真実を知った」という段階、物語的にもいよいよ佳境に入った感がある。
メイン更新が3ヶ月に1回ペースだとして、来年の1月には残り2国をまわり終わってしまう…!? ま、まあメルクストーリアはもしメインストーリーが完結しても国別イベントというものがあるからね!?
出演ユニット
妖精の国編でストーリーに出ていたユニットは以下の通りでした!
いろんな国から人が集まって会議しただけあってものすごい人数が登場していました。
それから、オーディエンさんが妖精の国編公開に合わせてレジェンドとして実装されました!
これでレジェンドユニットは13名で、まだ出ていないのは空、動物、植物、お菓子、雪の5カ国ですね。空に関してはメイン空の国編で出てくるのかな!?
今回は以上です!
次回も超楽しみです!!
2 件のコメント
投稿乙!あんたの感想をずっと待っていたんだ!
フォルクロレの指輪のシーン、最初国別イベントの妖精の国2ndの寄生宿屋の勿忘草の誓いを連想してうおおお!ていてい!となっていた…。
しかし想像以上にかんなぎの娘の役割が重くてびっくりした…終わりが気になるがもっと続いてほしいとなるのはわがままなのかね…
投稿お疲れ様です!
大きな恐竜の模型は、鯨の模型ですね!なので正直どちらでもありえる…と思ってましたがTwitterを見たところ、恐竜の国派が多そう?
タイトル画面…本当に心に来るんですよね。始祖様の悲しみである涙を、メルストのタイトルロゴのメルクがまるで両手でその雨を受けるいれるように見えるのが・・・とても心に来ますわ