今月のイベントは、死者4th!
堪能しました。ポーズ!
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国別イベント4周目、第15弾は死者の国!
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舞台は死者の国のとある街、セメタリータウン。名前のとおり墓地がありオバケが出るなんて話もありつつ、死者の国ですから特段おかしなことというわけでもなく変わった人たちが変わった日常を送ってます。
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登場キャラクターがみんな個性的で魅力的です。いろいろ取り揃えていただいてたすかる。さすがメルスト!
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死者4thを読むにあたり過去イベントは…
・死者1st〜3rd:読んでいなくても問題ない です!
死者の国には「夜のいきもの」という人間とは違う理 を生きる存在がいる。ということだけ知っていれば大丈夫と思います。
他のストーリーで登場していたヴィクターさん、アントールさん、ミスティカさん、マルトゥールさんが顔見せ程度に出てきますが、深くは絡んでこないので事前に過去イベの登場シーンを読んでいなくても問題なさげ。
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それ以外の登場人物は今回のイベントが初出演です!
ノンレガールくん、ヴォーヌくん、ロマネちゃんはお迎え済みであればユニストを読んでおいてもいいかも。
以下、死者4thのネタバレを含みます。
まず最初のお話は人生諦め勢だったノンレガールくんが主人公!
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立ち絵も描き下ろしなのがうれしい!
彼は2018年末に登場してから長らく光パの理想的な回復中衛でしたので、長くメルストをやっているならば思い入れがある方も多いのではないでしょうか。
今回のストーリー登場までずっとユニストしかセリフがなかったノンレガールくんは、世俗から離れていて神秘的で庶民とは関わりのないお貴族様という印象だったのですが…、
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イベントでは思ってたよりずいぶん親しみのある普通の少年なところもあって、「美しい〜!」から「かわいい〜!」になりました。
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その顔でポンコツ成分もってたんだねキミは…。お父様にめちゃくちゃ甘やかされてた模様。後に明らかになるお母様の件を考えたらまあ甘やかしちゃうのもわかるなあと思いましたが…。
彼の『友達』となったスピラくんとの関係性の過程がていねいかつコミカルに描かれていて、読みやすく楽しいお話でした! スピラくんがノンレくんにとても懐いてるのめっちゃかわいかった〜!
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セリフなくても表情としぐさで伝わるし、セリフがないからこそのかわいさもあるね…。
街がライトアップされて同じ景色のはずなのにまるで違って見えるくだりは、ノンレガールくんの人生がスピラくんの来訪によって色彩を帯びたことと重なっていて素敵な表現でした…!
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最初はスピラくんのことを教育対象くらいに思っていたけど、自分にとっても彼は必要な存在なんだと気付き、その自分の気持ちを認められたところがノンレガールくん自身の成長を感じられてよかった。
彼をそのように導いたラディペリィさんが立派に人生の教師を務めているところもすばらしくって……この時点では、心の機微がわかる素敵な紳士だなぁ〜くらいに思ってたんすよ、ラディペリィさん……。
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振り返ってみれば、一つめのお話が三つのエピソードの中でいちばん明るい話でしたね! 最初にのどごしのよいものから順番に出していって最終的にえげつない重い話を食べさせられてましたからね。とんでもないコース料理だったよ……。
続いてはロマネちゃんたち”血のつながらない5人家族”のお話。
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『家族ごっこ』と言いますが、まぎれもなく本当の家族だと思ったよ、わたしは!
エレヴァージュ家、みんな愉快でほんと見ているだけで楽しかったです。エレヴァージュ家の愉快な暮らしぶりをTVアニメシリーズでやってほしいくらいだった。見てて飽きないもん!
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ヴォーヌくん、こんなおもろキャラだったなんて。パパンも表情の豊かにコントやっててずっと笑えるし、コミカルでマスコットみたいで和むし。
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椅子の上に乗ってるところかわいい〜! あんまり椅子に乗ってるとこなかったけど。地面から椅子が生えてきてほしい。
この夫婦はポーズじゃなくて本当にラブラブそうなとこもいいですね。エルフェールさん個人的にめっちゃヘキでした…。エルフェールさんが刺さりすぎたんすよ…。
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人間全般のことを人間と呼ぶ人外がまず好きだし、お目目がネイティオ様(最推しポケ)みたいでかわいいし、ゴツいとこはゴツいのたまらんし。でも一番推せるとこは人外成分と母性が同居してるとこ……。
そんな愉快な家族の一人娘であるロマネちゃんが第二幕のお話の中心。どうやらお年頃なのでファッションボーイフレンドを探しているようで。
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形から入るタイプか! ちょっぴり人外ムーブだよ! いちおう人間のロマネちゃんがそれをやってるとこがズレてておもろい。
そしてロマネちゃんの前に通りがかったのが我らがユウくん。タイミングよすぎるなぁ〜!? 絶妙なタイミングで誰かの人生に居合わせる、というのがユウくんの主人公補正なので仕方ない。
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ユウくんはあらゆる人の在り方に理解があるから、自分の境遇が理解されにくいと思っている子ほど、スキ…♡ってなっちゃいがちだよね。さらっと女の子をお茶に誘えるのもすごい。誰にでもこうなんだからもう! この天然タラシ!
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しかしさすがのユウくんも、ロマネちゃんの気持ちに応えてあげることまではできなくて…。
ロマネちゃんは失恋してしまいますが、そこからこそが見どころでした。
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この家族まわりのお話、導入こそ愉快で笑いながら読んでいたのですが、読み進めるうちにいつのまにかたくさん泣いちゃってました…。
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どこか特定の箇所でグッときたとかでもなく、登場人物たちの生き方やお互いを慈 しむ姿の尊さが愛 おしくて、どのセリフがとかでもなく読んでるうちに自然と涙がぽろぽろでてきていて……。
特にエルフェールさんまわりが個人的にくるものがあり…、無骨で元々は兵器だったかのようなお姿で生身の人間と関わるのに苦労したろうに、そんなところは感じさせず普通のお母さんをやっていて…。彼女のこれまで歩んできた道のりに思いを馳せてしまいました。泣くに決まってるじゃん。
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人間ではないものが人間と過ごすうちにだんだん人間らしくなっていく話が好きなのですけど、メルストは過去のイベントでそういうやつ既にいくつかやってるからかそこはざっくりカットして別の味付けにしてるのさすがだと思います。カットしつつも随所に想像しやすくなる材料を置いてくれてたので福利厚生も手厚い。
この後のカロレッタさんが出てくる回想でエルフェールさんがヴォーヌくんの話をしていたので、少なくとも15年前には既にヴォーヌくんのお母さんをやってたのよね。
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ヴォーヌくんはちょっとおもしろ少年ではあるものの素敵なお兄さんに成長しているので、エルフェールさんは正しい子育てができていたんだなって…。
ロマネちゃんの立ち直る早さもさすがだし、まっすぐ育ったことがわかる良い立ち直り方だ〜!
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子供たち、立派に育ってますよ…。エルフェールさんはメフテルハーネベストオブママン2024受賞まちがいないです!!
あとロマネちゃん視点でのサブタイ、6話の「変わった家族」では変わった=風変わりな という意味だったのに対し、10話の「変わったわたしの食卓」は自分自身も含めた変化の意味で変わったと形容されてる収まりのよさもさすがでした。
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最後にはロマネちゃんも普通の女の子らしくお母さんに甘えたりしてました。最初は歪 だったかもしれなくても、今はかけがえのない普通。よかった…。
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なんと!3本立て!? 今回は事前の登場人物紹介と話の流れ的に2ページで終わりかと思ってたら、3ページ目がでてきて驚きと嬉しさで小躍りしちゃいました!
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5話刻みでキリよくお話が区切られてて、読みやすいしメリハリあるしですんごい助かった。登場キャラを被らせながら主軸を移していくの構成がうますぎますね…メルストのライターさんさすがだ…。
全ての話に違う良さがあったのですが、その中で最も”心に爪痕を残していった”のは、3つ目のラディペリィさんのお話だったのでして……。
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なんでそんな過去のクソデカ感情を抱えたまま飄々 とした変な紳士のポーズを保 てていたんですか?? 愉快な紳士の顔しか見たことなかったのに、急に口が悪いところや狼狽 える姿を見せられたら情緒めちゃくちゃになっちゃうよ。
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誰もいないとこなら普通にクソとか言うひと〜!? さっきまで見せてた狂言回しの姿は前フリだったんだ〜……。
幼少の頃から絵画しか愛せなかったというラディペリィさん。若き日は傘をさしておらず、目の下のクマが薄いぶん今より変人オーラもうすい。
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まあ変人ではあるのですが人当たりはいいし見た目ハンサムなのでモテるはモテる感じだったようで。でも彼的には三次元の女性はクソだったらしい。
そんな彼が、気の置けない間柄だった数少ない女性…というか継続して交流のある人間の女性という意味では唯一くらいの存在だったカロレッタさん。めちゃくちゃ輝いてる人!
こんなにキラキラオーラを纏っているので読者視点でも絶世の美女に見えるカロレッタさんですが、エルフェールさんと喋っているときのカロレッタさんは特に輝いてないんですよね。
つまり、実際にはラディペリィさん視点でだけ輝いて見えていたのでしょうね…。まさに第二幕のロマネちゃんのように、恋しているかのように。ここ以外の回想は基本的にラディペリィさん視点として語られてましたし。
アハハ!という笑い方や、ポーズだとしてもそれを大事にしたいという考え方も元々はカロレッタさんから影響を受けていたようですね。後から刺してくるじゃん…。
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この時点では「くだらね〜」みたいな顔してたのにさ、後になってそれを彼女の息子に教えてるんですもん…。この男、彼女の言葉をぜんぶ一生覚えてるんじゃないか?
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絵画しか愛せないラディペリィさんがカロレッタさんを「絵画のような女性」と形容したのはつまりそういうことなのでしょうが…、
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カロレッタさんはエピキュリアン家の当主として既に夫を迎えていたので、本来ならラディペリィさんとは特になんでもないあたりがまた虚しさがある…。
呪いか愛か、その両方なのか。第二幕までに語られていた『友達』や『恋人』といった関係性では語れない感情。オタクは正式名称がわからない感情も好き好き大好きなので、ラディペリィさんはかなりの沼だと思いました。
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カロレッタさんとは家族でもなんでもないですが、彼女亡きあとの一枚の絵画くらいであれば独り占めしても許されるかもしれないラインであるし、ラディペリィさんという男が絵画しか愛せないゆえにそこに希望を見出してしまうのも皮肉ですね……。
そんなの仕方ないじゃないですか、ずっと狂ってしまっていても……。
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そりゃ可能なら忘れたいですよね……。絶対に無理なんですけど……。
絵画が喋るように見えても決して本人ではないと明言されている点も、入念に叩き落としてるなあと感心します。
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もう本人と喋ることは絶対叶わないんですよ、ここが死者の国だとしても……。
だけど、カロレッタさんへのひとことでは表せない感情を抱えながらも、その息子であるノンレガールくんのことを家庭教師として見守り続けている姿もまたラディペリィさんの魅力なんですよね……。
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アントールさんから、何故?と問われた時の返しがすごい。いま現在、成長したノンレガールくんの姿には絵画性を見出してはいないのかもしれないけど。
もうそんなことは関係なくて、ただ彼の成長を後ろから支える大人をやっている。あなたは今どういう感情で彼女の息子と接しているんですか……? はぁ……沼でしたね……。
ところでノンレガールくんが母が亡くなった事故の現場で生きていたのは、カロレッタさんのセリフから察するにかつて友達のモンスター、おそらくアスピラシオンが記憶を代償に魔力を弱める能力を使って護ったから…のようでした。
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てことはスピラくんはカロレッタさんの友達でもあったんだ…。カロレッタさんが「呪いを打ち消すめどがたった」と言っていたのはスピラくんの能力のことだったようで。
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であればスピラくんはノンレガールくんの呪いを解く力を持っていることにもなります。記憶を代償にできるなら。
だけど、きっとノンレガールくんはスピラくんに頼んだりはしないのでしょうね。母がそうしたように。彼らは利害関係ではなく、友達として共にいるのだから。
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なんと
ストライクソウルを更新する新シード! しかも従来のファーディガと比べても効果量がそこそこアップしています。状況によって武器パの選択肢をとるためにも、なるべく大きい子を確保しましょう。
今回登場したユニットは以下の通りです!
以上です!
次回のイベントも楽しみです!
当ページは、Happy Elements株式会社「メルクストーリア」の画像を利用しております。
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セメタリータウンの愉快な日々と輝く祈りの食卓
国別イベント4周目、第15弾は死者の国!
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舞台は死者の国のとある街、セメタリータウン。名前のとおり墓地がありオバケが出るなんて話もありつつ、死者の国ですから特段おかしなことというわけでもなく変わった人たちが変わった日常を送ってます。
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登場キャラクターがみんな個性的で魅力的です。いろいろ取り揃えていただいてたすかる。さすがメルスト!
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死者4thを読むにあたり過去イベントは…
・死者1st〜3rd:読んでいなくても問題ない です!
死者の国には「夜のいきもの」という人間とは違う
他のストーリーで登場していたヴィクターさん、アントールさん、ミスティカさん、マルトゥールさんが顔見せ程度に出てきますが、深くは絡んでこないので事前に過去イベの登場シーンを読んでいなくても問題なさげ。
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それ以外の登場人物は今回のイベントが初出演です!
ノンレガールくん、ヴォーヌくん、ロマネちゃんはお迎え済みであればユニストを読んでおいてもいいかも。
以下、死者4thのネタバレを含みます。
第一幕 ノンレガールくんと『友達』
第二幕 ロマネちゃんと『恋人』
第三幕 ラディペリィさんと『絵画』
入手シード
出演ユニット
第一幕 ノンレガールくんと『友達』
まず最初のお話は人生諦め勢だったノンレガールくんが主人公!
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立ち絵も描き下ろしなのがうれしい!
彼は2018年末に登場してから長らく光パの理想的な回復中衛でしたので、長くメルストをやっているならば思い入れがある方も多いのではないでしょうか。
今回のストーリー登場までずっとユニストしかセリフがなかったノンレガールくんは、世俗から離れていて神秘的で庶民とは関わりのないお貴族様という印象だったのですが…、
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イベントでは思ってたよりずいぶん親しみのある普通の少年なところもあって、「美しい〜!」から「かわいい〜!」になりました。
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その顔でポンコツ成分もってたんだねキミは…。お父様にめちゃくちゃ甘やかされてた模様。後に明らかになるお母様の件を考えたらまあ甘やかしちゃうのもわかるなあと思いましたが…。
彼の『友達』となったスピラくんとの関係性の過程がていねいかつコミカルに描かれていて、読みやすく楽しいお話でした! スピラくんがノンレくんにとても懐いてるのめっちゃかわいかった〜!
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セリフなくても表情としぐさで伝わるし、セリフがないからこそのかわいさもあるね…。
街がライトアップされて同じ景色のはずなのにまるで違って見えるくだりは、ノンレガールくんの人生がスピラくんの来訪によって色彩を帯びたことと重なっていて素敵な表現でした…!
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最初はスピラくんのことを教育対象くらいに思っていたけど、自分にとっても彼は必要な存在なんだと気付き、その自分の気持ちを認められたところがノンレガールくん自身の成長を感じられてよかった。
彼をそのように導いたラディペリィさんが立派に人生の教師を務めているところもすばらしくって……この時点では、心の機微がわかる素敵な紳士だなぁ〜くらいに思ってたんすよ、ラディペリィさん……。
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振り返ってみれば、一つめのお話が三つのエピソードの中でいちばん明るい話でしたね! 最初にのどごしのよいものから順番に出していって最終的にえげつない重い話を食べさせられてましたからね。とんでもないコース料理だったよ……。
第二幕 ロマネちゃんと『恋人』
続いてはロマネちゃんたち”血のつながらない5人家族”のお話。
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『家族ごっこ』と言いますが、まぎれもなく本当の家族だと思ったよ、わたしは!
エレヴァージュ家、みんな愉快でほんと見ているだけで楽しかったです。エレヴァージュ家の愉快な暮らしぶりをTVアニメシリーズでやってほしいくらいだった。見てて飽きないもん!
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ヴォーヌくん、こんなおもろキャラだったなんて。パパンも表情の豊かにコントやっててずっと笑えるし、コミカルでマスコットみたいで和むし。
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椅子の上に乗ってるところかわいい〜! あんまり椅子に乗ってるとこなかったけど。地面から椅子が生えてきてほしい。
この夫婦はポーズじゃなくて本当にラブラブそうなとこもいいですね。エルフェールさん個人的にめっちゃヘキでした…。エルフェールさんが刺さりすぎたんすよ…。
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人間全般のことを人間と呼ぶ人外がまず好きだし、お目目がネイティオ様(最推しポケ)みたいでかわいいし、ゴツいとこはゴツいのたまらんし。でも一番推せるとこは人外成分と母性が同居してるとこ……。
そんな愉快な家族の一人娘であるロマネちゃんが第二幕のお話の中心。どうやらお年頃なのでファッションボーイフレンドを探しているようで。
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形から入るタイプか! ちょっぴり人外ムーブだよ! いちおう人間のロマネちゃんがそれをやってるとこがズレてておもろい。
そしてロマネちゃんの前に通りがかったのが我らがユウくん。タイミングよすぎるなぁ〜!? 絶妙なタイミングで誰かの人生に居合わせる、というのがユウくんの主人公補正なので仕方ない。
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ユウくんはあらゆる人の在り方に理解があるから、自分の境遇が理解されにくいと思っている子ほど、スキ…♡ってなっちゃいがちだよね。さらっと女の子をお茶に誘えるのもすごい。誰にでもこうなんだからもう! この天然タラシ!
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しかしさすがのユウくんも、ロマネちゃんの気持ちに応えてあげることまではできなくて…。
ロマネちゃんは失恋してしまいますが、そこからこそが見どころでした。
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この家族まわりのお話、導入こそ愉快で笑いながら読んでいたのですが、読み進めるうちにいつのまにかたくさん泣いちゃってました…。
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どこか特定の箇所でグッときたとかでもなく、登場人物たちの生き方やお互いを
特にエルフェールさんまわりが個人的にくるものがあり…、無骨で元々は兵器だったかのようなお姿で生身の人間と関わるのに苦労したろうに、そんなところは感じさせず普通のお母さんをやっていて…。彼女のこれまで歩んできた道のりに思いを馳せてしまいました。泣くに決まってるじゃん。
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人間ではないものが人間と過ごすうちにだんだん人間らしくなっていく話が好きなのですけど、メルストは過去のイベントでそういうやつ既にいくつかやってるからかそこはざっくりカットして別の味付けにしてるのさすがだと思います。カットしつつも随所に想像しやすくなる材料を置いてくれてたので福利厚生も手厚い。
この後のカロレッタさんが出てくる回想でエルフェールさんがヴォーヌくんの話をしていたので、少なくとも15年前には既にヴォーヌくんのお母さんをやってたのよね。
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ヴォーヌくんはちょっとおもしろ少年ではあるものの素敵なお兄さんに成長しているので、エルフェールさんは正しい子育てができていたんだなって…。
ロマネちゃんの立ち直る早さもさすがだし、まっすぐ育ったことがわかる良い立ち直り方だ〜!
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子供たち、立派に育ってますよ…。エルフェールさんはメフテルハーネベストオブママン2024受賞まちがいないです!!
あとロマネちゃん視点でのサブタイ、6話の「変わった家族」では変わった=風変わりな という意味だったのに対し、10話の「変わったわたしの食卓」は自分自身も含めた変化の意味で変わったと形容されてる収まりのよさもさすがでした。
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最後にはロマネちゃんも普通の女の子らしくお母さんに甘えたりしてました。最初は
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第三幕 ラディペリィさんと『絵画』
なんと!3本立て!? 今回は事前の登場人物紹介と話の流れ的に2ページで終わりかと思ってたら、3ページ目がでてきて驚きと嬉しさで小躍りしちゃいました!
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5話刻みでキリよくお話が区切られてて、読みやすいしメリハリあるしですんごい助かった。登場キャラを被らせながら主軸を移していくの構成がうますぎますね…メルストのライターさんさすがだ…。
全ての話に違う良さがあったのですが、その中で最も”心に爪痕を残していった”のは、3つ目のラディペリィさんのお話だったのでして……。
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なんでそんな過去のクソデカ感情を抱えたまま
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誰もいないとこなら普通にクソとか言うひと〜!? さっきまで見せてた狂言回しの姿は前フリだったんだ〜……。
幼少の頃から絵画しか愛せなかったというラディペリィさん。若き日は傘をさしておらず、目の下のクマが薄いぶん今より変人オーラもうすい。
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まあ変人ではあるのですが人当たりはいいし見た目ハンサムなのでモテるはモテる感じだったようで。でも彼的には三次元の女性はクソだったらしい。
そんな彼が、気の置けない間柄だった数少ない女性…というか継続して交流のある人間の女性という意味では唯一くらいの存在だったカロレッタさん。めちゃくちゃ輝いてる人!
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アハハ!という笑い方や、ポーズだとしてもそれを大事にしたいという考え方も元々はカロレッタさんから影響を受けていたようですね。後から刺してくるじゃん…。
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この時点では「くだらね〜」みたいな顔してたのにさ、後になってそれを彼女の息子に教えてるんですもん…。この男、彼女の言葉をぜんぶ一生覚えてるんじゃないか?
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絵画しか愛せないラディペリィさんがカロレッタさんを「絵画のような女性」と形容したのはつまりそういうことなのでしょうが…、
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カロレッタさんはエピキュリアン家の当主として既に夫を迎えていたので、本来ならラディペリィさんとは特になんでもないあたりがまた虚しさがある…。
呪いか愛か、その両方なのか。第二幕までに語られていた『友達』や『恋人』といった関係性では語れない感情。オタクは正式名称がわからない感情も好き好き大好きなので、ラディペリィさんはかなりの沼だと思いました。
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カロレッタさんとは家族でもなんでもないですが、彼女亡きあとの一枚の絵画くらいであれば独り占めしても許されるかもしれないラインであるし、ラディペリィさんという男が絵画しか愛せないゆえにそこに希望を見出してしまうのも皮肉ですね……。
そんなの仕方ないじゃないですか、ずっと狂ってしまっていても……。
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そりゃ可能なら忘れたいですよね……。絶対に無理なんですけど……。
絵画が喋るように見えても決して本人ではないと明言されている点も、入念に叩き落としてるなあと感心します。
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もう本人と喋ることは絶対叶わないんですよ、ここが死者の国だとしても……。
だけど、カロレッタさんへのひとことでは表せない感情を抱えながらも、その息子であるノンレガールくんのことを家庭教師として見守り続けている姿もまたラディペリィさんの魅力なんですよね……。
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アントールさんから、何故?と問われた時の返しがすごい。いま現在、成長したノンレガールくんの姿には絵画性を見出してはいないのかもしれないけど。
もうそんなことは関係なくて、ただ彼の成長を後ろから支える大人をやっている。あなたは今どういう感情で彼女の息子と接しているんですか……? はぁ……沼でしたね……。
ところでノンレガールくんが母が亡くなった事故の現場で生きていたのは、カロレッタさんのセリフから察するにかつて友達のモンスター、おそらくアスピラシオンが記憶を代償に魔力を弱める能力を使って護ったから…のようでした。
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てことはスピラくんはカロレッタさんの友達でもあったんだ…。カロレッタさんが「呪いを打ち消すめどがたった」と言っていたのはスピラくんの能力のことだったようで。
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であればスピラくんはノンレガールくんの呪いを解く力を持っていることにもなります。記憶を代償にできるなら。
だけど、きっとノンレガールくんはスピラくんに頼んだりはしないのでしょうね。母がそうしたように。彼らは利害関係ではなく、友達として共にいるのだから。
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入手シード
アスピラシオン
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なんと
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イベントの出演ユニット一覧(ネタバレ)
今回登場したユニットは以下の通りです!
以上です!
次回のイベントも楽しみです!
7 件のコメント
今回も素敵な感想ありがとうございます!三者三様な愛の話だったというか、心の話だったなと改めて噛み締めてます。
ところでエレヴァーシュ家とかになってますが、エレヴァージュが正しいです。エレヴァージュ。どうぞよろしくお願いいたします。
>エレヴァーシュ家
エレヴァージュ家のみなさま大変しつれいしました!! 誤字訂正しましたm(_ _;)m
感想記事ありがとうございます!
魔法2nd、常夏2ndのような群像劇の読み応えたっぷりのシナリオでした
個人的には「愛の階」が流れてからのセリフ運びが刺さりましたね
あと久々のヴィクターさんの活躍が地味に良かった
カロレッタさんはスカウトにはいなかったけど今後限定で出る可能性があったりするのか…?
まだゲートキーパーが残り2人実装待ちだし隠し玉増えてますねー
あとそのシーンを見返して、かなりピンポイントではありますが、
もしかしたら輝石に関連する話があるエピソードはあとからでも読んだほうがいいかもしれませんね
該当としては死者1stでしょうか
感想記事出してくださってありがとうございます。
三部構成の三部目に記憶のリソースを全部使われて、ノンレガールくんとロマネちゃんの話の記憶がブチ飛ぶほどの衝撃で記憶が混濁していたため大変助かりました。
私たちはキレのあるコース料理をいただいたんですね…いつのまにテーブルに着かされていたんでしょうか…
残念なことに私はまだデザートをいただけてないように感じるので席を立っていません。誰もサーブしてくれないのですが、どうしたら良いのでしょう…
感想ありがとうございます
ノンレガールくん思ったよりかわいいな
でも気になるところもまたいっぱいだよね
エピキュリアン家とソカシェ家は面識があるかな?ちょっと気になる
アントール家は全員と知り合いだろう
ヴィクターさんも気になる
どっちの家系でもないっぽいし
代わりに返した借りとは事故からノンレガール君を守ってくれた事なのですね
感想読んでやっと分かりました
ありがとうございます
メルストすごいです