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週刊少年ジャンプ 2021年33・34合併号 と、藤本タツキ先生「ルックバック」の感想

ジャンプヨ合併号!
あと話題の読み切り「ルックバック」も読んだのでそのことを書きました。


ワンピ

第1019話”ヘリケラトプス”

ウォーリーを探せワンピ版、細かすぎ…! どれほどの時間がかかってるんだろう。この細かいキャラひとりひとりに名前ついてそうなのがワンピのヤバスゴイところ。
本編。
「トリケラトプスはこういう恐竜だ!!」「そうだったのか!」いやいやいや!?んなわけ!!って思ったけど、誰も古代の恐竜の生態を証明できないのでウソとも言い切れませんね。尾田先生たら自由でいいなぁ。
細かくて2回読まないとわからんかったのですが、フランキー将軍はあくまで搭乗するロボなので、中のフランキーさんと分離する手があったかのか。中身もほぼロボだけど…。
ヤマトちゃんはゾオン系だった! 獣人フォルム、海外人気意識してそうなデザインだ(偏見)


DrSTONE

Z=205 宇宙を作る0と1

SAIくんの10桁掛け算の暗算も大概だけど龍水さんの「欲ちい!」もだいぶおかしいなw 赤ちゃんにして既に経営者だったの?
SAIくん「ああ作れるよ、どんなプログラムだって」の顔イケメンすぎ!!
“月面着陸ロケットのCPUはファミコン並みだった”て逸話に先週の感想で触れましたが、まさにそこの話がきましたね。
アポロ計画で人類が月に初めて着陸したのは1969年。
マイクロソフトがwindowsの前にMS-DOS 1.0を発表したのが1981年、ファミコンの発売が1983年だそうですから、我々がいま作っている最新のPCよりもはるか前の原初のコンピュータ、まさに”創世記”の時代…。
それらは設計図がないゼロから開発されたものですから、既に先人が拓いた道を辿るなら天才頭脳設定に漫画ご都合パワーをかければいけるでしょ!


アンデラ

No.072 真心

なになに掲載順たかいねどうしたの!?うれしいけど!
“不貞”てw回避条件がシンプルに王道でいいですね。二人の愛を証明するために能力解説されちゃうくるるちゃん…。
リップさんにも効かないって情報ありがとうございます。こっちは切ない…。
出会って5秒のひとにも好意を持てる風子ちゃん、もはや人類愛。聖母か何かでしょうか。
アンディさんへの好意について、彼しか選択肢が無いからではなくて「彼だからこそ愛している」と確認ッッこれまでの二人の歩みを見ていたしアンディさんが男前すぎるから読者としてはそこに疑問を抱いたことはないけど、関係性だけ聞いたらそう思うひともいるのか〜。
 
脱出の風子ちゃん。ちょうどよく出口に吸引してもらえるなんて運よすぎない? 偶然じゃなくて必然的な運の良さだったりしない?
“不運”と言ってもそれは能力名であって、風子ちゃん本人は別に不運でもなんでもないのよね。むしろラッキーなことのが多くない?
アンディさんに出会えたことなんて、最大の幸運だと思いますし…………。


こち亀

(^0^)お待たせ!日暮の巻

久々のこち亀! 相変わらず時事ネタを反映してる〜〜
漫画の中のキャラはマスクしてないからジャンプ読んでる時はコロナ禍のこと忘れられるけど、こち亀だとそうもいかない。漫画のキャラも自分たちと同じ時間を過ごしてるんだな〜って親近感も沸きますね。
1964年の東京オリンピック紹介してくれてて、良い歴史漫画でした!


レッドフード

■4 作戦

急に授業になって学ラン着てる人狼さんかわいいな!?
グリムさんの教師コスプレをさらりと混ぜてくるし、人狼さんに銃をぐにゃりされて「あら」とか流血沙汰のわりに雰囲気ゆるいw
こういうコントっぽい路線じわじわ来ます。ぐにゃりする隙があるなら直接殴りゃいいので、たぶん彼らがやってるのは殺し合いではなくコントなのだと思います。
ヒキはインパクトあってよかった! キャラデザいいし、新キャラ2名(匹?)次第では確変あるかも…。


ブラクロ

ページ300 不諦の先

300話だー!めでたい!
ガジャさん、ブウ編のベジータみたいな散り方したけど身体の原型留めてるし、これは生きてそうだな。うん、生きてるな。生きてる方に花京院の魂を賭けるぜ!
メギギュラさん、理解できないとか言いながら興味深いな〜ってお喋りしてくれるし、愛とか誠実とか希望の概念を理解してるじゃん。悪ぶってるけど、実はただのふてくされパンダちゃんなのでは?
アスタくん見て「あの人間は…!?」って。”!?”入りましたよ。びっくりしてるじゃん、わりと隙ありそうじゃん。かわいいね。
ラストの「希望、現る。」てアオリ、シンプルだけど良い!
アスタくんは主人公に必要な「彼が来れば大丈夫」ていう絶対の安心感を備えてるから現れた時はまさに希望を感じます。


食戟のサンジ

久々の食戟シリーズ!
「見習いとして使ってやっちゃくれませんかね?」あえて下から入るのかっこいい。どん!!の描き文字の原作完全再現!
サンジくんて、眉毛のパーツだけアホみたいな形してるけどそれでもイケメンだからすごいな…。
食戟シリーズは女性キャラとサンジくん以外の顔をあえて描かない縛りかなって思ってたけど、冒頭でコブラさんめっちゃ顔でてた! このコブラさんはめちゃくちゃ強そうだしクロコダイルさんとバチバチに殴り合っても良い勝負しそう。貫禄。


ヒロアカ

No.320 デクvsA組

ピタチョン←かわいい
クラスメイトみんなデクくんのことが好きなんだ…。゚(゚´ω`゚)゜。泣く回だった。
「とりあえず風呂入ろう」はほんとそうだね。いまのデクくんちょっとくさそうだもの!
言われてみれば画風(・・)かわってたデクくん!
ヒロアカ序盤の感想で「いつかデクくんも画風かわる時がくるのかなぁて」言ってた気がしますが、本当にそうなるとは。月日が経つのは早いね…。
ヒロアカ次週で7周年なんだ!>すっかり古参だなあ。
ユガラボでジャンプの感想書き始めたのがヒロアカ始まって少し後からなので、ワンピとヒロアカとハンター以外の連載と終わった作品はほとんど第一話から感想書き続けてることになるな。やばい。すごくない?
巻末コメントの堀越先生「デクという名は雨ニモマケズの一節から…」そうだったの…?? 今になって教えてくれるなんて…。


NERU

第三般 凪和心流

バトルマンガ界において刃物を扱うキャラは服だけ切り裂く奥義の修得が義務付けられているので、丈九郎くんはかなりの手練れ!
ギャラリーのリアクション芸人のみなさんもいい仕事してました。
ネルくんの強さを見せてからさらに格上なのを見せてくる構成もいいなー。歳上ライバルって関係性、ネルくんがグイグイ行くし話つくりやすそう。
しかし刃物で斬り合う設定はやっぱり扱いにくそうな…。今の時代、包丁以外の刃物を持ったことある人ってそんなにいないからピンと来ないし問題ないのかな。


夜桜さん

作戦91.一次試験官 夜桜辛三

「理由はしらないけど頑張るのは良いことだ」あったけえよ〜〜〜 辛三さんはなんか弟キャラ感あるけど今週は兄貴ィーッって感じでした。
あと今週、特に画力がノッてて素晴らしかった…。最近さらに飛躍してますよね!? バトルシーンの迫力が連載当初の比にならないほどレベルアップしてるし、まさに開花したなあと感じます。


アオハコ

#14 水族館

一人で他所(よそ)の家に住んでたら気を遣うよな〜とか、
同居人に告白なんてされたら居心地もなんもなくなるよな〜って事、
そうだろうな〜〜って思ってたことに触れてくれたのでめっちゃ頷いた。
千夏先輩は徹底してモノローグが無いから何考えてるのかわからんけど、それがこの漫画をリアルな恋愛漫画たらしめているのだなと気づきました…。
ラブコメだとヒロインの内面や心情もコミカルにぜんぶ書くから微笑ましいけど、実際に恋愛するとなると相手の考えてることなんて想像するしかないですし。
手が触れたことを何事もなかったようにスルーするくだりとか、実際そういう対応になりそうだよね。マンガ的リアクションなら「ああっゴメン!!テレ~~///」「こ、こっちこそ…///」みたいな茶番よくあるけど、一定以上読むと胸焼けするからねああいうのって。


ウィッチ

★23 犬と雨滴-(2)

カンちゃん、姿を消すアイテムあるのに背後から不意打ちするときに声かけちゃうあたり良い子だ〜〜
座布団があったらみんな正座してそうな会議回だった。
モイちゃん「今度こそオレが守る。安心しろニコ(イケメンスマイル)」←これ付き合ってないのウソですよね?
しかしいかんせんシリアスすぎて空気が重い…。黒魔女さん、薬物をバラまいて依存させて操るとか、やってることがガチ反社なのよね。ふつうに怖いよ!
もうちょっとファンシーにイタズラ程度の悪事を働いて! こらーっ!で済むレベルのやつ。


マッシュル

第71話 マッシュ・バーンデッドと最強の魔法使いの始まり

「このワシにそこら辺の老人と同じ感じの扱いを…」
1ページ目、絵面が完全にギャグ漫画で、もう笑うなってほうがむりでしょww
いや普通に空飛んでますよね?? それが魔法じゃなかったらなんなの。答えはそう、筋肉。
マッシュくんのリアクションが「ガーン」しかないのであんま深刻な感じしないけど実際はだいぶヤバい敵ですよね、相手の魔法を奪うとか最強能力じゃないですか。
でもマッシュくんのは”筋肉”だから奪えないって最初からメタ効いてるあたり、あんまり危機感がない…!
ところでいろんな魔法を奪ってあらゆる魔法を使える敵に勝っちゃったら、筋肉は全ての魔法の上位互換ってことになっちゃいませんか。やばいね。魔法いらなくなっちゃうじゃん。


逃げ上手

第25話 神力1334

尊氏さんが御仏の絵を描いていたのは忠実だそうです。実際に保存されていたものがネット上で画像検索すればでてきます。
その絵には御仏しか描かれておらず、大口を開けた怪物の絵なんてありませんが「御仏の部分だけ切り取られた」という作中の解釈と、それ以外は”燃やされたから残ってない”は一本とられました。
そりゃ過去の歴史なんて現代に残ってる情報から推測するしかないし、歴史に残らなかった逸話なんていくらでもあるに決まってますからね。
史実では「◯◯という武将は◯◯年に討ち死にした」と言われていても、実際には生き延びていた例があってもおかしくないですよね?


ロボコ

第50話 怪談とロボコ

またナメック星に向かう宇宙船の中でイメトレで戦ってたやつのパロディやってる! 2回目だよね。おれでなきゃ見逃しちゃうね。宮崎先生このネタめっちゃ好きなの? わかる。わたしもすき。
「なんだ蠅頭か… 」いや小さくても呪霊だからねそれ
乗っ取られそうになったのにその場で膝に封印して平気だったくだりめっちゃ笑いました。ふー…じゃあ行きましょうか じゃないんだよ。
「しばらく後遺症が…」って右手がリコーダーになったのに2コマ後に治ってるしww
冥界って笛うまくなるとこなんだ。知らなかった〜。


マグちゃん

第52話 神々の決着

「行っておいで、あの子が待ってる」めっちゃ良いシーンなのに次のページで納豆持ってて笑っちゃった。シリアスと食い合わせわるすぎでしょ納豆は!
マグちゃんは破壊でなく存在を司ってたのか…! 存在を消す力で破壊神と呼ばれただけで、その本質は破壊ではないのね。
ウネさん「貴方が心を許すその瞬間を待っていたわ」
うわーーずるいよウネさん! でも、ウネさんは流々ちゃんならいつかミュスカくんが心を許してもいいと思える相手になると信じていたんだね。信じたからこそ成立する騙し打ち、だいぶ外道w


SAKAMOTO

DAYS32 せんとうモード

シンくん「実は銭湯くるの初めてなんすよ!」の顔がめちゃウキウキ浮かれ顔でほっこり。そうだよね、そんなの行ける環境じゃなかったし人が多いとこってうるさくて辛いかもだし。それでも今ニコニコで銭湯に来れるようになったシンくん、かけがえのない、なんでもない日常を手に入れたんだなって…(;-;
しかしその次の坂本さん「はしゃぐな」はバッサリすぎるw
坂本さんが最初から殺気を看破してたのはそうだろうなと予想通りだったけど、実家の風呂家を継いで良い話風に落とすのかと思ったら断られてた(つ∀`)
まあよく考えなくてもお客さんに殺傷力あるトンデモギミック仕掛けるような店主がいる銭湯はヤですわ。


高校生

第47話 猫の兄弟

ゴメス、他の猫と並べて比較するとやはり顕著に猫ではない何か。
発音100歩譲ってナーンは鳴き声で通るけどベーンはもうほの喋ってるでしょ!
人が見ていないとこであぐらかいて「ッたくよォ…」とか言ってそうな顔してんもん。いつかうっかり喋るよこやつはきっと。
ベンの旅立ち「唐突すぎる…」ほんとそれな。
まあキャラとして扱いきれてなかったもんな…。他のキャラが強すぎてネコが猫を飼ってても出オチでしかないのよね。


天使と殺し屋(スタートダッシュ漫画賞)

続きがなく急に終わってたから落丁!?てびっくりしたけど違った。冒頭の数ページの書き出しだけで審査するって企画だったらしい。起承転結の”起”だけの話。
なぜしにたいのか?最後のページで二人の手が触れ合ってる意味は?とか想像が膨らみます。承転結を読める日は来るんでしょうか…!?


アメノフル

第13話 心当たり

ミサキくんがワンパンKOで終わらずちゃんと立ち上がってくれてよかった…。
「お前グミ好き?」「お菓子は嫌いです」のやりとりまではいい感じにバトルマンガの凄みがあったのに! グミ太郎くん、キミほんとはいいやつでしょ。なんか憎めない敵が多い。もしかしてギャグのほうが面白いな…?

「いた」「フンッ!」ゴキ
↑このJKさぁ…戦いに華とか1ミリもないじゃん!? 主人公の戦い方かこれ! 
持ち手のお菓子使い、つまるところ如意棒じゃん。片側がめっちゃ重くて不便な如意棒じゃん…。でも見た目重視せず合理性全振りなとこストイックでいいね。


あやトラ

第53話 すずのお誘い

あらあらあらあら。いや、あらあらなのかこれは…?。
「このまま女でいるほうが向いてたりして」 言っちゃいましたね〜 そのほうが友達増えたし今の方が楽しいならそれで良いと思いますよね〜そうしなよ〜〜!!!!!
逆に男に戻ったほうが違和感になったりすると思うんだ。そうなる頃にはもう戻れないですよね。
今週はすずちゃんの発言、すべてに他意しか感じない! こやつ100パー襲う気やぞ。
シロガネ「すずのやつ…我輩をしめだしてハレンチを企んでいるのか!?」はいその通りです。

律太くん「俺は応援するからな姉ちゃん!」すごい理解あるじゃん寛容だな〜て思ったけど、よく考えたら違うわ、もう寛容とかそういう話じゃないんだわ。そういうのはもう特段変わったことじゃなく今の時代じゃ”普通”なのよね。
TSっ子が「違う性別になっちゃったよぉ〜」ってあたふたドギマギするのはニヤニヤ眺めたいですけども、そういう性癖的な視点はいったん置いといてさ。
実際それでも恋愛するって段になった時、同性だから異性だから…ていう軸は今じゃ障害にすらならないし、なんの問題が?としか思わんのですよね。性別が同じだろうが種族が別だろうが”禁断の愛”みたいなのはもうありふれてて、言ってしまえば”古い”。
すずちゃんはそこんとこわかってて、私は一向に構わんのスタンスを地でいってるのが非常によいと思います。まあ祭里くんちゃんも「そっかこのままでもいっか!」て受け入れちゃったら、みんなハッピー!完!でこの漫画終わっちゃいますけど。


ルックバック


チェンソーマンでお馴染みの藤本先生の最新作読切がジャンプラに載りました。その反響がすごかった…。
ジャンプラなので無料で誰でも読めちまうんだ。ルックバックはこちらから読めます。
Twitterでは「すごいものを見た」「才能の塊を目撃した」「チェンソーマンだけじゃない本物の天才だ」「打ちのめされた」「自信を失くした」などとの声があがっていました。どれも頷ける感想です。まさに優れた作品でした。

特に目立ったのは、著名な漫画家さんやクリエイターの方々からの賞賛。
なぜ彼ら彼女らが口を揃えてルックバックの話をしたのか…。それは”プロ”だからこそだと思います。
何が人々の心を掴んでいるのか。今、時代に求められている表現とは。話題性のある作品は必ずなんらかのフックがあります。必ずです。
良い作品がたまたま注目されないことはあっても、平凡な作品がたまたま流行ることはありません。
ですから一流の表現者たちは常にアンテナを張り、話題になった作品は逐一チェックします。先生方はみんな何食わぬ顔で映画館に行き、本を買い、時にはイベントに赴き、話題の作品を摂取しています。それができない作家は二流以下にしかなれないと知っているからです。
ですが、ちょっと面白かったなって思った程度じゃいちいちそれを口にしないし「これ観たよ読んだよ」とは言わず素知らぬ顔で過ごすのです。

しかし、「ルックバック」は…、
「読みました」と口にせずにはいられないパワーがあった。それが話題をさらに大きくしたのでしょう。
一流を目指す作家なら話題の作品を(ましてや全世界に公開されているなら)読まないわけにはいかないが、読んだからには話さずにはいられない作品だったから。
だってテーマがテーマなんだもん…。
少しでも絵を描いたことがあるなら共感せずにはいられない主人公、藤野ちゃんへの感情移入のしやすさ。
自分と同年代の、自分より優れた才能と出会い全能感が打ち砕かれる衝撃、悔しさ、それでも負けたくないけど、努力は魔法じゃないし、相手だって成長するし…。届かないと悟り挫折する瞬間もわかる。
だけど出会ってみたらびっくり、自分はそいつにリスペクトされてて…案外、いやかなり話のわかるやつで…ていうか一番の理解者で…世界がひっくり返って踊り出したくなっちゃうよね。
京本ちゃんは、出会ってすぐは敬語だったのにすぐに打ち解けてタメ語になってて本当に心を許してるんだな…そういう何気ない描写にも深みがあって、よかったねって泣いちゃう。
読切をいろいろ描くためにしっかり取材してたのも彼女らの”本気”を感じます。
とある偉大なアニメーターが「引きこもってアニメばっかり観てたら良いものは作れない。アニメを観るな。外にでかけて色んなものに触れろ」って言ってたのを思い出しました。
彼女が大学に行きたいって言い出した時の藤野ちゃんのひねくれた引き留め方も人間味があってかわいいし「もっと絵うまくなりたいもん」なんて言われたら自分も気持ちがわかるから何も言えないよね。
それでも一人で描き続けて成功する藤野ちゃんはマジの天才なんですけど…。このあたりは藤本先生本人の投影もあったね…。藤本先生が天才であることについては実績と作品が証明しているので強すぎますね。パンチの反対はキックはいいとして、チェンソーの対義語はシャークって言ってるひといて笑っちゃいました。
後半の展開ついてはネタバレ配慮と言葉にするのは野暮な部分とデリケートな部分もあるので割愛します。
誰もが持っている人生のかけらが散りばめられていて、「わかる」だらけで、作中人物の喜びを痛みを自分が受けたかのように感じてしまう。
作中の時間が圧縮されているのもあって、膨大な情報を叩きつけられ、読んだ者は天を仰ぐしかなくなる。
とにかくこの「ルックバック」は、読み終わったら今すぐ駆け出したくなる、そんな読後感でした。すごかった。すごかったです。語彙。
この作品を読んだ作家さんで「悔しい、負けた」と敢えて敗北的な言葉を口にする方がちらほら居たのですが、むしろそういう方こそ強い心の持ち主だと思います。SNS上で素直にそれを吐露するのはいつか自分も負けない作品を作る覚悟にも繋がるんじゃないかな…。刺激を受けた人、多いんだろうな。


今週は以上です!
合併号だったので次は二週後!

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2 件のコメント

    • 1
    • ななしさん
    • 2021/07/20 22:41

    “ ほとんど第一話から感想書き続けてることになるな。やばい。すごくない?”

    すごい

    • 2
    • ななしさん
    • 2021/07/27 09:18

    チェンソーもいいけどルックバックみたいな切ない系も良いなぁと思いました。タツキ先生凄い。創作をしたことある方には刺さる作品ですね。

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