メルストのメインストーリー第二部!
今回は雪の国編の感想/考察記事です! きゅぽへ〜♪
HappyElements/コンテンツ利用ガイドラインに基づく表示
当ページは、Happy Elements株式会社「メルクストーリア」の画像を利用しております。
該当画像の転載・配布等は禁止しております。 ©Happy Elements K.K
今回は雪の国編の感想です!前回の少数民族の国編の記事はこちら。
前回までのあらすじ!
始祖メフテルハーネを救いたいエルピスは、シェンルゥさんに会うためユウくんたちと少数民族の国に向かいました。そこで例の如く喧嘩を売ってきた雫の国の人々をハルサルヒさんたちとともに撃退!
ちなみにシェンルゥさんには会えませんでした。
雫の国の人々と戦う中でそれぞれにやりたいことを再発見し、ユウくん一行は一時的に別の道を進むことに。もちろんこれっきりじゃなくて再会を誓っているよ!
りょうばさんとおテオちゃんは和の国へ、トゥルータくんとレイヤーさんはお菓子の国へと向かうことになりました。
そしてユウくん、メルク、エルピス、ヘスペラ、ムディアちゃんは雪の国へ向かいます。少数民族の国への旅路で出会ったオーディエンさんとフォルクロレくんも一緒に。ファザさんに雫の国の話を聞くために…。
※以下、ネタバレ注意! ストーリーを楽しんでからお読みください。
今回は学園編! 学園編です!
ユウくんやエルピスたちが学生の身分になるとは、ありそうでなかった展開。えっ学費無料!? 神では? わたしも入りたいです。
ギムレ機関って財政面もめちゃくちゃ潤沢なんだなあ。
学友で暇研のフィオーレくん、ルミキちゃん、フリンくんの3人のキャラが立ってて親しみやすくてよかった。ユウくんと同い年だしバランスとれてるトリオだ…!
この3人がいたおかげで、楽しく学校生活やれてる感がすごくでてた!
特にフィオーレくんが一見ふざけてるように見えて真理をついたことを言っていてカッコよかったです。いいセリフだと思って撮ったスクショを見返していったら大体フィオーレくんが言ってた!
自分の選択に胸を張れるかどうかって大事。それで少しくらい不利益を被ったとしても、後悔しなければそれは良いこと。
ルミキちゃんはいつも明るくて勇気づけてくれるとこが素敵!
いざとなったら3人のなかで一番動けるというか武闘派?なところもギャップあってつよい。
そしてフリンくんはずっと小生意気でかわいかったです。反転の業 を背負ってるお手本のようなツンデレ…。
生意気と優しさとかわいさの黄金比が、そこに有った…。
ユウくんだけでなく、メルク、エルピス、ムディアちゃん、トト、全員に学生ルック差分が用意されてたのもすばらしい!
前回はトゥルータくんが少数民族コスプレしてたし、行く先々に旅メンバーが着替えてくれるのはまさに「旅してる!!」って感じがしてワクワクするし、新鮮で嬉しいですね。
もしかして次回はテオちゃんの和装が見れたりするんですか!?!?
それと雪の国衣装関連ですが、課金スタイルのムディアちゃんユニストがめっっちゃくちゃよかったので……泣きましたので……みなさんもぜひ読んでね……。
あとはフォルクロレくんが、思ってたよりずっとユウくんの保護者やってましたね!? 総帥さんにまで保護者って言われてたし。よそから見ても保護者と思われるほどの保護者っぷりだったんだね…。
彼の憂いの表情は新しいものでしたが、本気でユウくんを気にかけてることが伝わってきました…。ファザさんとの縁も含めて過去バナ聞かせてよ…。もうしばらく一緒にいてくれそうなのが嬉しいです!
ユウくんの迷いと涙について。雪の国編で最も重要な部分でした。彼があんなに泣いたの、初めて見たよ…。
ユウくんの涙について考える前に、この旅で幾度も対峙している雫の国のエクシくんたちについて振り返ります。彼らはメフテルハーネの人々にあからさまな敵意を持っています。害し、傷つけ、滅ぼしてやろうと。
彼らがどんな悲しい事情を抱えていて、同情するような過去があって、可哀想な人たちだとしても。
彼らを優しく愉して包み込んで、全ての行いを水に流して許し、手を取り合うことができるのか? ユウくんの葛藤はそこにあったのだと思います。そんなのやっぱり無理かもしれないって、思ってしまったから。
ここにきてユウくんの顔差分(曇り顔)がまた増えておいしいおどろいたし、彼がここまで涙を流す場面も珍しくて思わず食べもらい泣きしちゃいました。
前回の少数民族の国編では、劣勢になったエクシくんが仲間を庇う姿に対しハルサルヒさんは「冗談だよな?」と言ってました。当然だと思います。むしろこれが正常な反応。
そうか、じゃあ見逃してやるか…なんて言ったらお人好しもいい所。聖人通り越して怖いもん。
行く先々で彼らがけしかけるモンスターをギリギリで癒してなんとか最悪の事態を避けてきていますが、この先メルクや仲間達が雫の国の手によって取り返しのつかない傷を負う可能性は十分にあるのだから、看過できないのは当たり前。
それでも、いくらひどいことをしてくるヤツらでも、何とか手を取り合って仲良くできるはずでは? とユウくんは努力していました。エクシくんに対しても。気持ちの奥では許せないかもしれない部分があったとしても。
だって、”癒術士”ですからね。
これまで色んな国で「俺は、癒術士だから」という責任感で、その力に恥じない働きをしてきたのがユウくんです。
本当に立派なことです。まだ15歳の少年だって忘れそうになるくらいでした。
人とモンスターがわかり合って繋がることができて、幸せになるところを何度も見てきたから、モンスターだけじゃなく人間の心だって癒せたらって、思うものでしょう。
だから、もうちょっと別の方法だってあるんじゃないかと、考えたかった。
だけど15歳って実はまだまだ大人じゃないし、発展途上でも構わない年齢なんですよね…。それなのにユウくんには”癒術士”の肩書きがついてるから、甘えてる場合じゃなかった。
メルクにすら話さなかったの!? ユウさん、いちばん身近な存在には弱みを見せたっていいと思うのですよ…?
雪の国編では、ユウくんは”癒術士”であるとともに”学生”にもなりました。
世界をまたにかけて大活躍していた超ベテラン癒術士のユウさんが、今さら学生やんのかァ!? って最初は思ったんですけど。
癒術士という一人前が求められる肩書きではなく、未熟でも構わない立場の学生になることで、弱音や本音が言いやすくなったんじゃないかと。
だから、あいつら許せないかも…だけどどうにかしたさは捨てられないんだよ…って本音を言えた。気持ちを整理して、それでも向き合うんだって、前向きに立ち直ることができた。学生になってみてよかった…。
やっぱりモンスターだけじゃなく人間とも向き合いたい、と立ち直ったユウくん。やはり最も意識すべき相手はエクシくんたち雫の国の方々なのでしょうが、彼らにはモンスターとは決定的に違う部分があります。
モンスターたちは意思を歪められ、本当はそうしたくないのに人間を攻撃していただけです。癒やして、正気に戻れば十分に対話できる相手でした。
しかしエクシくんたちは、自分の意思でメフテルハーネに仇 なしているように見えます。
こちらがいくら最終的にわかりあえると思っても、向こうにわかり合う気がないのなら不可能です。結局は双方の歩み寄りなのだから。この辺りをどう折り合わせるのかが今後の焦点なのかも。
ただ、メフテルハーネへの害意が本当に彼らの自由意志かどうかは、少数民族旅情編の255話でのハルサルヒさんのつぶやきの後にエクシくんの姿がでてくる場面がひっかかってます。
彼らも意思を歪められている可能性もゼロではないのかな…。ハッキリ言われてないので今はなんとも言えないです。関係なかったらすみません。
まあ、よっぽどの理由がないと結局エクシくんたちは許されないとは思うので…。たとえ作中でユウくんが許しても読み手側がスッキリしないだろうし、仮に許すルートなのであれば相当の理由があるのでしょう。多分!
最後に、ギムレ機関の総帥さんとアザーさんについて。
まず、死者の国編で初登場していた総帥 さん。
奏鐘士であることと見た目の特徴以外はまだどんな人かわからないお方でしたが、雪の国編ではセリフも多かったし彼女について色々明らかになりました!
正確な年齢はわかりませんが、ユウくんたちと年が近いみたいです。
ユウくんはあの子って呼んだりほぼタメ口で喋ってますね。若い! 25くらいいってるかと思ってました…。総帥になったのはセリフからして長くとも5年以内。もっと最近かも。
スティーノスさんいわく、彼女はあらゆる技術・知識を見ただけで覚えることができ、その習得に努力は必要とせずもはや”吸収”と呼ぶほどの学習力を持つらしい!
リァンシさんいわく、ギムレ機関のトップであるからには卓越した記憶力を持っているとも。なんでも覚えていてなんでも吸収してなんでもできる人、まさにチート。
あらゆる技術を吸収したから…とかいうレベルじゃない圧倒的パワーも持っています。パンチ打つだけでスチルになるほどのヤバさ。
ぶっ飛ばされたメカさんたちは癒術かかってなかったと思うんですけど、彼らは生き物じゃないからセーフなんですかね!?
この件について、エルぴがバウ級やらクマサ級やら喩える語彙が面白かった。
忘れちゃった方へ補足すると、バウは植物の国編ででてきた青い巨大モンスター、クマサは砂漠の国のナマールィさんが作った超出力砲のことです。生身で兵器級ってヤバくない?
ただし総帥さん、生まれつきの素養が必要な能力に関しては習得できないようす。
ユウくんが使える癒術を使えないのが代表例。何でもできるが癒術はできない総帥さんと、癒術以外はできない(本人談)ユウくんの対比…。
総帥さんはなんでも一人でできてしまうがゆえにやや傲慢 なところもあるみたいですが、ドッペルゲンガーの対処はユウくんが癒すのをちゃんと待っていてくれたところが印象的な場面でした。
自分ができないことは他人に任せられることもトップに立つ人間には必要なことだし、このエピソードひとつで根はいい人なんだなって思えた!
今回は選択の余地と余裕があったからそうしただけかもしれないし、今後予告通りなんらかの形で意見が対立しぶつかることもあるのでしょう。
その時、鍵となるのは癒術なのか、はたまたユウくんの心そのものなのか…見ものですね!
最初はこの人がドッペルゲンガー?て思わせぶっておいて、けっきょく違いました。アザーさん、濡 れ衣 !
そんで事件が終わってもしれっと元気にしてました。まずは顔見せ程度に出ておいて、後からだんだん物語への絡みが増えてくるタイプかも?
現状、彼?についてわかることはほぼありません。登場シーンでは他の生徒たちもいたけど、ややユウくん個人にロックオンしているようにも見えます。
あと総帥のことは敵視してるっぽいのでギムレ機関とは関係ない。
ただ、ひたすらに怪しい。まず名前からしてOther って偽名っぽくて怪しいし、どうみてもウソついてそうだし。
じゃあドッペルゲンガーの正体じゃなかったとしても、学園の地下遺物に細工して一連の騒動を起こしたのはアザーさんなんじゃ…と思いきや、総帥さんによると始祖メフテルハーネが噛んでるっぽい。そっち!? アザーさん、濡 れ衣 !
めっちゃ怪しいのに、どこまでいっても特に何もしてなくて、ただユウくんに付き纏 ってるだけの不審者だったら笑うんですけど。
そんなこんなで、スッキリ終わった雪の国編でした。次回はテオちゃん&りょうばさんの和の国編か、トゥルータくん&レイヤーさんのお菓子の国編か…? アザーさんの次の出番はだいぶ先になりそう。
ところで雪の国へ来たのはユウくんパパの手がかりを探しに来たのではなかったですか?? 今回、ファザさんのファの字すら!!どこ!!
シェンルゥさんに会いにいって会えないし、ファザさんを探しにきて会えないし、なかなか予想通りにいかないものですね。それもまた旅である。
もしかするとファザさんは色々知りすぎてて、いま会っちゃうと”全て”を教えてくれちゃう関係でマズいのかもしれない?
雪の国編でメインストーリーに出ていた主なユニットは以下の通りでした!
※セリフがあったキャラのみ、ユウくん御一行を除く
今回は以上です!
次回も楽しみです!!
当ページは、Happy Elements株式会社「メルクストーリア」の画像を利用しております。
該当画像の転載・配布等は禁止しております。 ©Happy Elements K.K
今回は雪の国編の感想です!前回の少数民族の国編の記事はこちら。
ユガラボ | 2022/12/07
【メルスト/日記】メインストーリー第二部を追う!〜少数民族の国編〜(ネタバレ有)
【メルスト/日記】メインストーリー第二部を追う!〜少数民族の国編〜(ネタバレ有)
前回までのあらすじ!
始祖メフテルハーネを救いたいエルピスは、シェンルゥさんに会うためユウくんたちと少数民族の国に向かいました。そこで例の如く喧嘩を売ってきた雫の国の人々をハルサルヒさんたちとともに撃退!
ちなみにシェンルゥさんには会えませんでした。
雫の国の人々と戦う中でそれぞれにやりたいことを再発見し、ユウくん一行は一時的に別の道を進むことに。もちろんこれっきりじゃなくて再会を誓っているよ!
りょうばさんとおテオちゃんは和の国へ、トゥルータくんとレイヤーさんはお菓子の国へと向かうことになりました。
そしてユウくん、メルク、エルピス、ヘスペラ、ムディアちゃんは雪の国へ向かいます。少数民族の国への旅路で出会ったオーディエンさんとフォルクロレくんも一緒に。ファザさんに雫の国の話を聞くために…。
※以下、ネタバレ注意! ストーリーを楽しんでからお読みください。
授業、テスト、部活動! 学園編(感想)
ユウくんを癒して(感想)
総帥さんと謎の人物(考察)
出演ユニット
授業、テスト、部活動! 学園編(感想)
今回は学園編! 学園編です!
ユウくんやエルピスたちが学生の身分になるとは、ありそうでなかった展開。えっ学費無料!? 神では? わたしも入りたいです。
ギムレ機関って財政面もめちゃくちゃ潤沢なんだなあ。
学友で暇研のフィオーレくん、ルミキちゃん、フリンくんの3人のキャラが立ってて親しみやすくてよかった。ユウくんと同い年だしバランスとれてるトリオだ…!
この3人がいたおかげで、楽しく学校生活やれてる感がすごくでてた!
特にフィオーレくんが一見ふざけてるように見えて真理をついたことを言っていてカッコよかったです。いいセリフだと思って撮ったスクショを見返していったら大体フィオーレくんが言ってた!
自分の選択に胸を張れるかどうかって大事。それで少しくらい不利益を被ったとしても、後悔しなければそれは良いこと。
ルミキちゃんはいつも明るくて勇気づけてくれるとこが素敵!
いざとなったら3人のなかで一番動けるというか武闘派?なところもギャップあってつよい。
そしてフリンくんはずっと小生意気でかわいかったです。
生意気と優しさとかわいさの黄金比が、そこに有った…。
ユウくんだけでなく、メルク、エルピス、ムディアちゃん、トト、全員に学生ルック差分が用意されてたのもすばらしい!
前回はトゥルータくんが少数民族コスプレしてたし、行く先々に旅メンバーが着替えてくれるのはまさに「旅してる!!」って感じがしてワクワクするし、新鮮で嬉しいですね。
もしかして次回はテオちゃんの和装が見れたりするんですか!?!?
それと雪の国衣装関連ですが、課金スタイルのムディアちゃんユニストがめっっちゃくちゃよかったので……泣きましたので……みなさんもぜひ読んでね……。
あとはフォルクロレくんが、思ってたよりずっとユウくんの保護者やってましたね!? 総帥さんにまで保護者って言われてたし。よそから見ても保護者と思われるほどの保護者っぷりだったんだね…。
彼の憂いの表情は新しいものでしたが、本気でユウくんを気にかけてることが伝わってきました…。ファザさんとの縁も含めて過去バナ聞かせてよ…。もうしばらく一緒にいてくれそうなのが嬉しいです!
ユウくんを癒して(感想)
ユウくんの迷いと涙について。雪の国編で最も重要な部分でした。彼があんなに泣いたの、初めて見たよ…。
ユウくんの涙について考える前に、この旅で幾度も対峙している雫の国のエクシくんたちについて振り返ります。彼らはメフテルハーネの人々にあからさまな敵意を持っています。害し、傷つけ、滅ぼしてやろうと。
彼らがどんな悲しい事情を抱えていて、同情するような過去があって、可哀想な人たちだとしても。
彼らを優しく愉して包み込んで、全ての行いを水に流して許し、手を取り合うことができるのか? ユウくんの葛藤はそこにあったのだと思います。そんなのやっぱり無理かもしれないって、思ってしまったから。
ここにきてユウくんの顔差分(曇り顔)がまた増えて
前回の少数民族の国編では、劣勢になったエクシくんが仲間を庇う姿に対しハルサルヒさんは「冗談だよな?」と言ってました。当然だと思います。むしろこれが正常な反応。
そうか、じゃあ見逃してやるか…なんて言ったらお人好しもいい所。聖人通り越して怖いもん。
行く先々で彼らがけしかけるモンスターをギリギリで癒してなんとか最悪の事態を避けてきていますが、この先メルクや仲間達が雫の国の手によって取り返しのつかない傷を負う可能性は十分にあるのだから、看過できないのは当たり前。
それでも、いくらひどいことをしてくるヤツらでも、何とか手を取り合って仲良くできるはずでは? とユウくんは努力していました。エクシくんに対しても。気持ちの奥では許せないかもしれない部分があったとしても。
だって、”癒術士”ですからね。
これまで色んな国で「俺は、癒術士だから」という責任感で、その力に恥じない働きをしてきたのがユウくんです。
本当に立派なことです。まだ15歳の少年だって忘れそうになるくらいでした。
人とモンスターがわかり合って繋がることができて、幸せになるところを何度も見てきたから、モンスターだけじゃなく人間の心だって癒せたらって、思うものでしょう。
だから、もうちょっと別の方法だってあるんじゃないかと、考えたかった。
だけど15歳って実はまだまだ大人じゃないし、発展途上でも構わない年齢なんですよね…。それなのにユウくんには”癒術士”の肩書きがついてるから、甘えてる場合じゃなかった。
メルクにすら話さなかったの!? ユウさん、いちばん身近な存在には弱みを見せたっていいと思うのですよ…?
雪の国編では、ユウくんは”癒術士”であるとともに”学生”にもなりました。
世界をまたにかけて大活躍していた超ベテラン癒術士のユウさんが、今さら学生やんのかァ!? って最初は思ったんですけど。
癒術士という一人前が求められる肩書きではなく、未熟でも構わない立場の学生になることで、弱音や本音が言いやすくなったんじゃないかと。
だから、あいつら許せないかも…だけどどうにかしたさは捨てられないんだよ…って本音を言えた。気持ちを整理して、それでも向き合うんだって、前向きに立ち直ることができた。学生になってみてよかった…。
やっぱりモンスターだけじゃなく人間とも向き合いたい、と立ち直ったユウくん。やはり最も意識すべき相手はエクシくんたち雫の国の方々なのでしょうが、彼らにはモンスターとは決定的に違う部分があります。
モンスターたちは意思を歪められ、本当はそうしたくないのに人間を攻撃していただけです。癒やして、正気に戻れば十分に対話できる相手でした。
しかしエクシくんたちは、自分の意思でメフテルハーネに
こちらがいくら最終的にわかりあえると思っても、向こうにわかり合う気がないのなら不可能です。結局は双方の歩み寄りなのだから。この辺りをどう折り合わせるのかが今後の焦点なのかも。
ただ、メフテルハーネへの害意が本当に彼らの自由意志かどうかは、少数民族旅情編の255話でのハルサルヒさんのつぶやきの後にエクシくんの姿がでてくる場面がひっかかってます。
彼らも意思を歪められている可能性もゼロではないのかな…。ハッキリ言われてないので今はなんとも言えないです。関係なかったらすみません。
まあ、よっぽどの理由がないと結局エクシくんたちは許されないとは思うので…。たとえ作中でユウくんが許しても読み手側がスッキリしないだろうし、仮に許すルートなのであれば相当の理由があるのでしょう。多分!
総帥さんと謎の人物(考察)
最後に、ギムレ機関の総帥さんとアザーさんについて。
まず、死者の国編で初登場していた
奏鐘士であることと見た目の特徴以外はまだどんな人かわからないお方でしたが、雪の国編ではセリフも多かったし彼女について色々明らかになりました!
正確な年齢はわかりませんが、ユウくんたちと年が近いみたいです。
ユウくんはあの子って呼んだりほぼタメ口で喋ってますね。若い! 25くらいいってるかと思ってました…。総帥になったのはセリフからして長くとも5年以内。もっと最近かも。
スティーノスさんいわく、彼女はあらゆる技術・知識を見ただけで覚えることができ、その習得に努力は必要とせずもはや”吸収”と呼ぶほどの学習力を持つらしい!
リァンシさんいわく、ギムレ機関のトップであるからには卓越した記憶力を持っているとも。なんでも覚えていてなんでも吸収してなんでもできる人、まさにチート。
あらゆる技術を吸収したから…とかいうレベルじゃない圧倒的パワーも持っています。パンチ打つだけでスチルになるほどのヤバさ。
ぶっ飛ばされたメカさんたちは癒術かかってなかったと思うんですけど、彼らは生き物じゃないからセーフなんですかね!?
この件について、エルぴがバウ級やらクマサ級やら喩える語彙が面白かった。
忘れちゃった方へ補足すると、バウは植物の国編ででてきた青い巨大モンスター、クマサは砂漠の国のナマールィさんが作った超出力砲のことです。生身で兵器級ってヤバくない?
ただし総帥さん、生まれつきの素養が必要な能力に関しては習得できないようす。
ユウくんが使える癒術を使えないのが代表例。何でもできるが癒術はできない総帥さんと、癒術以外はできない(本人談)ユウくんの対比…。
総帥さんはなんでも一人でできてしまうがゆえにやや
自分ができないことは他人に任せられることもトップに立つ人間には必要なことだし、このエピソードひとつで根はいい人なんだなって思えた!
今回は選択の余地と余裕があったからそうしただけかもしれないし、今後予告通りなんらかの形で意見が対立しぶつかることもあるのでしょう。
その時、鍵となるのは癒術なのか、はたまたユウくんの心そのものなのか…見ものですね!
めちゃくちゃ怪しい!アザーさん
突然現れた謎の人物、アザーさん。初登場です。ぱっと見では無害っぽい見た目なのにこの上なくうさんくさい!最初はこの人がドッペルゲンガー?て思わせぶっておいて、けっきょく違いました。アザーさん、
そんで事件が終わってもしれっと元気にしてました。まずは顔見せ程度に出ておいて、後からだんだん物語への絡みが増えてくるタイプかも?
現状、彼?についてわかることはほぼありません。登場シーンでは他の生徒たちもいたけど、ややユウくん個人にロックオンしているようにも見えます。
あと総帥のことは敵視してるっぽいのでギムレ機関とは関係ない。
ただ、ひたすらに怪しい。まず名前からして
じゃあドッペルゲンガーの正体じゃなかったとしても、学園の地下遺物に細工して一連の騒動を起こしたのはアザーさんなんじゃ…と思いきや、総帥さんによると始祖メフテルハーネが噛んでるっぽい。そっち!? アザーさん、
めっちゃ怪しいのに、どこまでいっても特に何もしてなくて、ただユウくんに付き
そんなこんなで、スッキリ終わった雪の国編でした。次回はテオちゃん&りょうばさんの和の国編か、トゥルータくん&レイヤーさんのお菓子の国編か…? アザーさんの次の出番はだいぶ先になりそう。
ところで雪の国へ来たのはユウくんパパの手がかりを探しに来たのではなかったですか?? 今回、ファザさんのファの字すら!!どこ!!
シェンルゥさんに会いにいって会えないし、ファザさんを探しにきて会えないし、なかなか予想通りにいかないものですね。それもまた旅である。
もしかするとファザさんは色々知りすぎてて、いま会っちゃうと”全て”を教えてくれちゃう関係でマズいのかもしれない?
出演ユニット
雪の国編でメインストーリーに出ていた主なユニットは以下の通りでした!
※セリフがあったキャラのみ、ユウくん御一行を除く
今回は以上です!
次回も楽しみです!!
4 件のコメント
雪の国は前編後編じゃなくてこれで終わりだったんですね
次のメインも早めに来てくれると嬉しいです
アザーさん意味深でしたね
彼の存在に総帥が気付いてたかどうかが意図的に書いてない感じでしたし
始祖の意識を憑依させた代理人みたいなものなのか雫側の人なのか
↑いつもありがとうございます!が抜けてました
更新お疲れ様です!
自分の選択に胸を張れるかどうかの大事さ、フィオーレくん好きだ…。
機械の国でもタイロスさんが似たようなことを言っていましたが、この2人は普段がアレなだけに格好良いこと言った時にめちゃくちゃ格好良く見えますね!?
そして死者の国で受けた総帥への印象がガラッと変わる回でしたね…!
明かされた情報からアティバルくんのユニストを連想しましたが、内容は伏せておきます。
更新お疲れさまだ、あんたの長文メルスト感想を待っていた、メインシナリオで学園ものがみれると思わなくてほくほくだ、ユウくんの深堀がされてとてもよき…総帥は厳しいキャラであんまり仲良くなれないのかなとおもったらなかなか、愉快なキャラでとてもよかったですね…次が楽しみです!