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【メルスト/日記】(ネタバレ有)機械の国イベント4thを堪能した!

今月のイベントは、機械4th!
堪能しました。むっきゅし!

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渺渺たる深管蠢く群影と新時代啓く議場の双風


国別イベント4周目、第8弾は機械の国!
今回の副題めちゃくちゃむつかしいですね。渺渺(びょうびょう)たる深管(しんかん)(うごめ)群影(ぐんえい)新時代(しんじだい)(ひら)議場(ぎじょう)双風(そうふう)だそうです。


渺渺(びょうびょう)たる とは、果てしなく広がる様子を表します。なるほど機械の国の地下にはすごい配管網やら神殿やらいっぱいあるからね。


今回は機械の国における設計議会が登場するお話。政治や教育格差など複雑な会話もあります。以前のお話でも言及があったけど、貧民街と中央ではだいぶ環境が違うみたい。

議会や手続きの仕組み上なかなかスピード感ある対応ができなかったり苦労もありますが、みんな国をよくしようと頑張ってるところは同じなのがすばらしいですね!

機械4thを読むにあたり過去イベントは
・機械1st,2nd,3rd:読んでいなくても問題ない
かと思います。今回も単体完結!
メイン2部に出ていたメアリローサさんがいちおう再登場キャラですが、お話的には繋がってないので問題ないです。あと機械1st読んでると設定を把握しやすい部分もあるっちゃありますが大きくは影響なさそう。

以下、機械4thのネタバレ含みます。

地に足がついた議論
新人議員のふたりは
入手シード
イベントの登場ユニット一覧

地に足がついた議論


メフテルハーネの中で技術三国と呼ばれるうちの一つ、機械の国。文明が発達しているだけあって議会制が導入されていますが、その実態はあまり詳しく描かれていませんでした。

地方を管轄する都市議会と、国全体を管轄する国家議会(設計議会とも呼ばれる)、二つの議会が存在していることが明らかになったり、機械の国の内情にさらに奥行きがでたのが読んでて面白かったです!

何といっても読み応えがあったのはペールバッハさんまわり。
第2話でウィルバードくんが「条文の細かい文言に時間を費やしすぎ」のセリフ、彼がそう言った瞬間はそうかもねって思いましたよ。実際の政治でも時間かかりすぎってことあるから。


しかし次のペールバッハさんのセリフで、な…なるほど…!細かい文言、めっちゃ大事じゃん…!て納得させられました。

お話の中で繰り広げられている議論が、なんとなくそれっぽくまとまってるなんてもんじゃなく、ひとつひとつ具体的で地に足がついてて納得感あるのが本当にすごい。メイン少数民族編の時も思ったけど、ライターさんがめっちゃ頭良い…。

それからロールズ街の地下が陥没したと聞いて、すぐにでもすっ飛んでいきたいウィルバードくんを嗜めるくだり。

これ別にイジワルで言ってるわけでは全くなくて、先輩議員として至極真っ当に配慮すべきことの指導をしてくれてるんですよね…。
ウィルバードくんたちに感情移入してると厳しい人に見えちゃうけど、ひたすら正しいことを言ってる。

読者がペールバッハさんもしかしてヤな人…?なんて印象を抱く間もなくすぐにフォローしてくれるので、読んでてノーストレスだったあたりも読者ケアが細かい。


言うなれば新人の二人は「青い」んですよね。でもその二人に大いに期待していて、支援を惜しまないことを行動で示しているのがペールバッハさんのかっこいいところでした!

こんな大人になりてえな…。

先行調査に行ったウィルバードくんが大した怪我もなく無事に帰ってこれたから良いもののそれはただの結果論で、何かあったら責任を取るのはココルシアさんなわけで。

「結果論」てセリフは作中でも言われてましたね。責任を取るって言葉も、実際ココルシアさんは何らかの責任を取ったことがないだろうから想像が及んでなかったとも思う。

でも、そんな彼らがキチンと反省して具体的な解決案を作り上げ、議会のみんなを納得させるシーンは痛快でしたね!

感情に訴え同情をひいてから、実際にヘルベタルメたち仲間として迎えれば利益にも繋がるとデータを示す順番もシンプルに議論の持っていきかたがうまい。こりゃ逸材ですよ。ペールバッハさんはめちゃくちゃ見る目あるよ!

第7話でいよいよ作戦開始のくだりでは、ちゃんと関連法案を通してドン!て手順踏んでる演出がよかったです。正しくかつ迅速に、手続きを経た上で理想を実現するのだ!


最終的にペールバッハさんがオイシイとこもってったように見えたけど、先頭に立っておらず画面に映ってなかっただけで、実は一番活躍してた説まであるからね。素敵なおじさまでした!


あと犬のおまわりさんのリスペルさんもかわいかったんですが、ココルシアさんが彼女に あなたも機械の国の国民なんですって言ってくれてたところがぐっときました。

ウィルバードくんに限らず、国も身分も関係なく集まって協力して、最後にはモンスターも国民として受け入れられた所がブレないメルストクオリティ。
メルストの原点に通ずるところもあり、読みやすい10話完結で満足感もある良い回だった!!

新人議員のふたりは


今回の主人公である議場の双風こと、ココルシアさん&ウィルバードくん。最近のイベントでは久々にどうにかなりそうな(?)関係性じゃなかったですか!? ちょうどどうにかなりそうな男女を切らしてたから助かったんですよね!!

ココルシアさんは最初からウィルバードくんを愛称で呼ぶくらいフレンドリーで、理想に燃えているけど突っ走りすぎちゃうこともあって。

ウィルバードくんはそんなココルシアちゃんの理想を汲み取って、現実にするための明晰な頭脳を持っていてバランスのいいコンビ!

このセリフをさらっと言えるとこがすごい。惚れちゃう。

そんで見てくださいよ お二人のプロフィール。新人議員のココルシアさん、じゅんすいで駆け引きがちょっと苦手なお嬢様 20歳。


そしてウィルバードくん、貧民街出身ではありますが理論立てて思考できる切れ者でやがて議員になると目されている…20歳!

わーっ! 同い年ー!!
学校で同じクラスだったとか近所の幼馴染だったとかではなく、たまたま議員と秘書で初めて出会った二人がですよ? それが同い年って! お話の中では言及なかったけど、そのうちお互いの歳を知って盛り上がるくだり絶対あるから。夢ん中で見たから。
相性が良くて息もピッタリだった二人だからこそ、単なる議員同士って以上に今後いろいろあるんじゃないかって思うじゃないですか。むしろ当然ですよね? これが運命じゃなかったら何だっていうんですか!? 出自に差があることも良いスパイスになる予感しかないですし!!
まあ…イベント内では色恋の雰囲気はあまりなかったですけどね…。でもこのシーンとか恋愛を通り越してすでに夫婦じゃんて思いましたよね??

とはいえ、年頃の男女の甘酸っぱい青春迸る成分in機械の国は、メイン2部のカプナートくん&ヘキサルトちゃんでこれでもかってほど浴びさせて頂きましたからね!
ウィルココの二人は絶妙な距離感と今後の行く末を遠くから見守りたい感じ。このくらいの味付けがかえってよかったんじゃないかと思います。
でも今後なんかの形で後日談的なお話があったらいいなとも。いや別に恋仲とかじゃなくていいから、ふと何気ない視線がぶつかって顔赤らめる程度で良いんだ。そういうのがおいしい二人なんだ。そんな感じでした。


入手シード


ヘルベタルメタクト


ヘルベタルメたちのお兄さん的存在!
新しいスラッシュソウルを持っています。
先月のファーディガに引き続き新しい武器ソウル! 再使用時間も短いです。

ヘルベタルメ


こちらはスタブソウルです。ソウル系スキルは重ねがけで効果が伸びやすいので、少しでも大きいサイズをゲットしましょう。

イベントの登場ユニット一覧(ネタバレ)


今回登場したユニットは以下の通りです!
☆4【理支なる議補】ウィルバード
47217

☆2【徹の機械技師】イムア
12199

☆4【勲孝の警吏】リスペル
42939

☆5【趨勢導く燎火】メアリローサ
30201

☆4【新世の風蹴医】イノセンタ
30203

☆5【理夢政る翠議】ココルシア
47215


以上です。
次回イベントも楽しみです!

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2 件のコメント

    • 1
    • ななしさん
    • 2023/02/05 19:04

    はじめまして、いつも楽しい感想や考察をありがとうございます。

    機械の国4th、理想と現実のすり合わせに丁寧にあたる議会パートも良かったですが、
    ココルシアさんとウィルバードさんの関係性が本当に良かったです。
    特にココルシアさんからウィルバードさんにタイを贈る場面、
    代々ココルシアさんの家系で議員が輩出される際に贈られるタイだと思い返すと、
    今は無自覚かもしれませんが、将来的に・・・と、つい思ってしまいました。
    ユーリさんの仰る通り、どこかで二人の後日談を垣間見る機会があればと思います。

    個人的に初めてのメルストが空の国3rdで一気に好きになったこともあり、この手の関係性が好きで、
    ユーリさんの感想に頷きが止まらなくなり、つい長文コメしました。
    これからも無理ない範囲で続けていただければと思っています。
    今回も素敵な感想、ありがとうございました。

    • 2
    • ユーリ
    • 2023/02/08 10:05

    >1さん
    コメントありがとうございます! 共感得られたようでよかったです。どうにかなりそうな男女に飢えてた層わりと居たんだなって…。
    ココルシアさん→ウィルバートくんに送ったタイ、よく考えたら誰がどう見てもペアルックだから周りからしたらひと目で「あの二人デキてる…!?」てわかろうもんなのに、ココルシアさん的にはまったくその辺考えてなさそうなのがド天然すぎて面白いですね。周りからイジられる後日談とか絶対あると思うんですけど!
    攻略記事は書けなくなってしまいましたが、感想記事は引き続きお楽しみいただければ幸いです。

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