今月のイベントは、外伝5th
堪能しました。きゅん!
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国別イベント外伝5th、レネとアミャダ紅茶店篇!
渡り蝶のアミャダちゃんが春にだけ開くという紅茶店が舞台のお話。
アミャダちゃんのお店に、雪の谷に住むレネちゃんが下宿してくるところから物語が始まります。
今回のイベント、関連する過去国別イベントが多いです!
それも必須で読んでおいてほしいものが複数あります。
・死者1st、エレキ3rd:ぜったい読んでおくべき
・妖精1st、妖精2nd、王国3rd、科学3rd:できれば読んでから
赤字の2つは今回のお話が過去イベントの出来事を知っている前提になっているため。妖精1stもどちらかというと必読寄り。フリューリングis何?ってなるしサローディアちゃんがりっぱな王女さまになるまでのお話なので…。
青字の4つはキャラ再登場のため過去イベントでこういう仲良しグループが形成されてましたってだけわかってればいちおうOKかも。でもできれば読んでから外伝5thに来てほしい!
図にするとこんな感じ。さらにそれぞれのイベントの前提(王国3rdの前に王国1stとか)もありますが、さすがに省略。
歴代最多レベルで過去イベント履修前提が多いお話ではありますが、そのぶん完成度と感動が大きくすばらしい回でした!!
以下、外伝5thのネタバレ含みます。
まず、今回のイベントのために作られた特別な地図UIに言及しないわけにはまいりませんよね!!
これまで絵本や他の外伝イベントでもその片鱗を見せてきましたが、今回のきゅんきゅんな地図はとりわけデザイナーさんのセンスが光ってました…!
ひとつひとつ行ける場所が描き込まれていって、レネちゃんがコメントしてくれる地図。演出まで細かい。
今日はどこへ行こうかな、どこから行ってもいい。妖精の国ののんびり気ままな日常の景色。これは…過去最高の出来…!
夜の景色は昼とは違った幻想的な風景。お話中の背景も差分まで作り込まれていて、妖精の国の雰囲気をこれまででいちばん目と耳で感じられる回でした。没入感があった。
アミャダちゃんのお店の内装もミニチュアハウスみたいで素敵。妖精の国だから実際にミニチュアサイズなんでしょうけど。
主役のひとりだったアミャダちゃんへの印象もだいぶ変わりました。ユニストの喋り方からふしぎ系の子かなって思ってたんですけど、渡り蝶として旅の経験が豊富で、包容力あるおねえちゃんでしたね…。
アミャダちゃんのほわほわ安心感と、春の丘のぽかぽかが伝わってくるような安らぎの雰囲気とで、UIを触っているだけでとても心地よかったです。
このかわいくてとても手の込んだイベントUI、またしても今月しか楽しめない仕様なんですか??
ベテルジュス18日間の時と言い、復刻時にふつうの共通UIになっちゃうのが勿体なさすぎます…! 復刻したときも公開月の演出で遊べるようにアプデしてください公式さん…何卒…。
イベント本編のお話!
わたしは長年メルストを読み続け、メフテルハーネに住む人々の優しさや心の美しさ、世界観を信頼しているからこそ思うのですが…、
メルストのストーリーに登場した子たちはそれぞれ様々な事件や悩みを乗り越えたあと、プレイヤーの見えない所で彼らなりの幸せを作っていくのだろう、と…読んだあとそう信じられることが毎回心地良いんです。
彼ら彼女らがお話の舞台から降りていくのをいつも安心して送り出せている。
だけど…、いつもそう思っているけど、それでも。
少しだけその行く末と未来が心配だった二人がいまして、それがルトくんとメリアさんでした。
この二人のお話は、エレキ3rdである程度キレイにまとまっていたと思います。
あそこで終わっていても物語としては完成していたし、彼らなりに今と向き合っていけるはずだし、もちろん二人はどうにか幸せを探していけるのだろうと願っていました。でもね、本当はちょっと心配だったんです!!
そんな二人がこうしてまた登場して、しかもそれが蛇足じゃなくて、素晴らしい”その後”を見せてくれたことが…嬉しかったです…。とても…。
死者1stのシトルイユさんと、シーツオバケのジャックくん(名前初出?)もよかった。
あの飄々 としたかぼちゃ紳士のシトルイユさんでも泣くことあるんだ…って貰い泣いちゃったし、ジェラルドくんの課金衣装ストでちょこっと出ていた機械の国に行った件も回収してたり、長年追っていたからこそ思わずうんうんって頷きながら謎の後方親目線で見守っちゃうやつだった。
だってすごくないですか…? 美しく終わった物語に続きを足す難しさ、それでもそれを実行する覚悟、期待のハードルを超えて素敵な未来を見せてくれたこと、全部。メルストのライターさんに心の底から拍手を送りたい。四本の腕で全力拍手します! 国別ストーリーでは久々の大号泣でした。
科学3rdのキィちゃんノンちゃんコンビは相変わらず仲良さそうで安定感ありましたね!
ナノンちゃん→ジャルキィさんへの感情が思ったより大きく成長しててよかった。キィちゃんのこととなるとけっこう饒舌になるんですね?? 好きなものの話題だと饒舌になっちゃうのわかる。オタクなので。
レイトスさんとリレアさんのお二人は、過去イベントに登場してませんがゲストで登場。この二人はそれぞれ進化応援で☆3→☆4に進化しており、進化ユニストもあるのでそちらを読んでからだとより楽しめると思います!
この二人、進化実装された時はまだユニストに本人以外のユニット出演が解禁されてなかった?ので、実はお互いのユニストに登場していないし作中で会話したシーンがありませんでした。今回はじめてちゃんと喋ってた…! この二人を推しているファンの方はずっと待ってたかと思います…おめでとうございます。
最初に「不思議なお客さん」として紹介された4組以外にも、オリビエくん、ベイルージュさん、ニーナちゃんなどサプライズ的な登場もありました。さすが外伝は既存キャラ出演のサービスが多い!スゴイウレシイ!
妖精2ndの寄宿学校組の子たちもでていましたが、彼女らは妖精の種族ごとの特性にも詳しそうでした。出演するにもただ出るだけじゃなくてちゃんと役目を持ってるし人選がうまい。
元気な妖精ボーイズたちはにぎやかしで登場したかと思ったのに、急にめちゃくちゃ良いセリフ言ってくるのもずるいな…。
無邪気に遊ぶお子さまのひとりに至るまで道徳が行き渡ってるメフテルハーネなんなんだよ…住みたいね…。
本筋の、レネちゃん自身のお話を振り返ります。
外伝5thの主人公のレネちゃんは、下宿先のアミャダちゃんのお店で働きながらもお客様に紅茶を提供するために必要な「きゅん」を見つけられずにいました。
というのも、旅が苦手な”蛍翅の一族”として生まれ持った自然な在り方では、”渡り蝶”である大好きなお父さんを追いかけることが難しかったから。
だけど、お父さんに嫌われたくないあまり自分の気持ちにフタをして、なんでもないフリをして過ごしていたのがレネちゃんの課題。
“蛍翅の一族”は、感情が昂ると翅が光るのも大きな特徴だそうです。実は1話から要所要所でレネちゃんの翅が光っており、読み直すと面白いです。感情を大きく表に出さない子だけど、そこで感情が動いてたんだ!ってわかります。過去の姿のお父さんが初めて紅茶店に訪れた時もそう。
レネちゃんのお父さんだと知ったうえで読み返すと意味がわかるセリフもそこかしこにあります。思わず「お父さん」と言いそうになって「おとなっぽい」と言い直す所とか。
今回は2回読むとよりわかりやすいので2周オススメです!
第20話の父イウロシュアさん(の過去の魂)の会話シーンは、レネちゃんが抱えていた脆さと憂いが決壊していて、セリフ運びが繊細で、すごく読み応えがありました…!
「今のお父さん」ではなく、幻影のような存在だからこそ打ち明けられることもある…。
めっちゃ良い子なんですよね…。気を遣いすぎていて、良い子すぎてしまっている。
妖精3rdのチェンジリングの話みたいに、よその子を育てることは妖精の国ではよくあるのかもしれないけど、一族の特性に関してはどうしようもない。
“渡り蝶”としての父の在り方の足を引っ張ってしまわないか、引け目を感じて強がって…けなげ。お父さんも知らなかったくらい感情を隠していた。
レネちゃん自身、父に愛されているか不安だったのもありそう。だって、父は自分を置いて旅に出てしまったから。
でもその答えに辿り着くためのヒントは、紅茶店の仕事で関わった人たちがくれていたのだと思います。
好奇心に任せて旅に出たレイトスさんは帰る故郷を大事に思っていたし。
旅に出たくても出られない体質だったジャックさんや、かつて自分の夢がなくて退屈だったルトくん、離れていても大切な人のことを考えてお土産を用意するジャルキィさんも…。
レネちゃんの心の在り方に影響を与えられるピースをみんなが少しずつ持っていた。毎度ですが、ホントにさすがの人選。
色んな人と関わって小さなきゅんをたくさん集めた結果、やっと自分と向き合えるようになったんですね。
自分の”きゅん”に気づいたら、狭くて退屈だと思っていた自分の周りの世界が急に輝いてみえる。幸せはそこにあったんだ…。
妖精の国の風景ひとつひとつが大切に大切に流れていくところ、めっちゃよかったです。今回の背景ぜんぶ素敵。
そして、お父さんもレネちゃんを決してないがしろにしているわけではなくて、我が子をたった一つの故郷だと決めて魂を分けて置いていくほどに愛していると、言葉だけではなく形で示してくれていたのでとても安心した。
蛍翅の一族の”親を選ぶ”特性と奇しくも同じ習性を持つチュリルちゃんの存在も大きかったですよね。
チュリルちゃんが旅立つ直前の大喧嘩は、自分を置いて旅に出た父に何も言えなかった過去と折り合いをつけるためにも必要なステップだったのだと思います。
気持ちを飲み込まず、しっかり発散させること…それもまたきゅん! そしてそれを陰ながらサポートしてた大人たち、粋ッ!
レネちゃんだけに限らず、サローディアちゃんも成長を見せていたのがよかったですね。このセリフとか特に。
妖精1stの時はあんなに自分本位だったのに、他者に寄り添えるほど立派になって…! ママうれしいよ(産んでない
最後に、途中の流れから今はお父さんもういないんじゃないかなんて予想しながら読んだけど、旅から帰ってきた未来のお父さんはお元気そうでよかったね!!
クリア後のきゅんきゅん地図がお父さんに語り聞かせるようなセリフになってるのがエモかった…。たくさん話して…。
次の春はまた紅茶店を手伝いにいくのかな。穏やかな時間がずっと流れていてほしい。
単色、ウィンドブレイクの新シード! 妖精3rdのニナブより効果量が高いです。ただし再召喚時間はニナブの10.1秒に比べメタモルは12.1秒と長くなってしまいます。
救援火力を想定して素早くブレイクを積みたい場合はニナブ、ギルバトや絵本深層など長時間の戦闘を想定する場合はメタモル、と使い分けるのもアリですが、基本的には効果量の高いメタモルを使えばOKです。
今回登場したユニットは以下の通りです!
以上です、次回のイベントも楽しみです!
外伝5thは妖精4thって扱いでもよかったんじゃって思うんですが、ユウくんが出ないから外伝扱いになったのか、それとも妖精4thとしてやりたいお話が別にあるのか…?
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レネとアミャダ紅茶店篇
国別イベント外伝5th、レネとアミャダ紅茶店篇!
渡り蝶のアミャダちゃんが春にだけ開くという紅茶店が舞台のお話。
アミャダちゃんのお店に、雪の谷に住むレネちゃんが下宿してくるところから物語が始まります。
今回のイベント、関連する過去国別イベントが多いです!
それも必須で読んでおいてほしいものが複数あります。
・死者1st、エレキ3rd:ぜったい読んでおくべき
・妖精1st、妖精2nd、王国3rd、科学3rd:できれば読んでから
赤字の2つは今回のお話が過去イベントの出来事を知っている前提になっているため。妖精1stもどちらかというと必読寄り。フリューリングis何?ってなるしサローディアちゃんがりっぱな王女さまになるまでのお話なので…。
青字の4つはキャラ再登場のため過去イベントでこういう仲良しグループが形成されてましたってだけわかってればいちおうOKかも。でもできれば読んでから外伝5thに来てほしい!
図にするとこんな感じ。さらにそれぞれのイベントの前提(王国3rdの前に王国1stとか)もありますが、さすがに省略。
歴代最多レベルで過去イベント履修前提が多いお話ではありますが、そのぶん完成度と感動が大きくすばらしい回でした!!
以下、外伝5thのネタバレ含みます。
きゅんきゅん地図、かわいすぎ
あの子たちのその後
自然の理と家族の絆
入手シード
イベントの登場ユニット一覧
きゅんきゅん地図、かわいすぎ
まず、今回のイベントのために作られた特別な地図UIに言及しないわけにはまいりませんよね!!
これまで絵本や他の外伝イベントでもその片鱗を見せてきましたが、今回のきゅんきゅんな地図はとりわけデザイナーさんのセンスが光ってました…!
ひとつひとつ行ける場所が描き込まれていって、レネちゃんがコメントしてくれる地図。演出まで細かい。
今日はどこへ行こうかな、どこから行ってもいい。妖精の国ののんびり気ままな日常の景色。これは…過去最高の出来…!
夜の景色は昼とは違った幻想的な風景。お話中の背景も差分まで作り込まれていて、妖精の国の雰囲気をこれまででいちばん目と耳で感じられる回でした。没入感があった。
アミャダちゃんのお店の内装もミニチュアハウスみたいで素敵。妖精の国だから実際にミニチュアサイズなんでしょうけど。
主役のひとりだったアミャダちゃんへの印象もだいぶ変わりました。ユニストの喋り方からふしぎ系の子かなって思ってたんですけど、渡り蝶として旅の経験が豊富で、包容力あるおねえちゃんでしたね…。
アミャダちゃんのほわほわ安心感と、春の丘のぽかぽかが伝わってくるような安らぎの雰囲気とで、UIを触っているだけでとても心地よかったです。
このかわいくてとても手の込んだイベントUI、またしても今月しか楽しめない仕様なんですか??
ベテルジュス18日間の時と言い、復刻時にふつうの共通UIになっちゃうのが勿体なさすぎます…! 復刻したときも公開月の演出で遊べるようにアプデしてください公式さん…何卒…。
あの子たちのその後
イベント本編のお話!
わたしは長年メルストを読み続け、メフテルハーネに住む人々の優しさや心の美しさ、世界観を信頼しているからこそ思うのですが…、
メルストのストーリーに登場した子たちはそれぞれ様々な事件や悩みを乗り越えたあと、プレイヤーの見えない所で彼らなりの幸せを作っていくのだろう、と…読んだあとそう信じられることが毎回心地良いんです。
彼ら彼女らがお話の舞台から降りていくのをいつも安心して送り出せている。
だけど…、いつもそう思っているけど、それでも。
少しだけその行く末と未来が心配だった二人がいまして、それがルトくんとメリアさんでした。
この二人のお話は、エレキ3rdである程度キレイにまとまっていたと思います。
あそこで終わっていても物語としては完成していたし、彼らなりに今と向き合っていけるはずだし、もちろん二人はどうにか幸せを探していけるのだろうと願っていました。でもね、本当はちょっと心配だったんです!!
そんな二人がこうしてまた登場して、しかもそれが蛇足じゃなくて、素晴らしい”その後”を見せてくれたことが…嬉しかったです…。とても…。
死者1stのシトルイユさんと、シーツオバケのジャックくん(名前初出?)もよかった。
あの
だってすごくないですか…? 美しく終わった物語に続きを足す難しさ、それでもそれを実行する覚悟、期待のハードルを超えて素敵な未来を見せてくれたこと、全部。メルストのライターさんに心の底から拍手を送りたい。四本の腕で全力拍手します! 国別ストーリーでは久々の大号泣でした。
科学3rdのキィちゃんノンちゃんコンビは相変わらず仲良さそうで安定感ありましたね!
ナノンちゃん→ジャルキィさんへの感情が思ったより大きく成長しててよかった。キィちゃんのこととなるとけっこう饒舌になるんですね?? 好きなものの話題だと饒舌になっちゃうのわかる。オタクなので。
レイトスさんとリレアさんのお二人は、過去イベントに登場してませんがゲストで登場。この二人はそれぞれ進化応援で☆3→☆4に進化しており、進化ユニストもあるのでそちらを読んでからだとより楽しめると思います!
この二人、進化実装された時はまだユニストに本人以外のユニット出演が解禁されてなかった?ので、実はお互いのユニストに登場していないし作中で会話したシーンがありませんでした。今回はじめてちゃんと喋ってた…! この二人を推しているファンの方はずっと待ってたかと思います…おめでとうございます。
最初に「不思議なお客さん」として紹介された4組以外にも、オリビエくん、ベイルージュさん、ニーナちゃんなどサプライズ的な登場もありました。さすが外伝は既存キャラ出演のサービスが多い!スゴイウレシイ!
妖精2ndの寄宿学校組の子たちもでていましたが、彼女らは妖精の種族ごとの特性にも詳しそうでした。出演するにもただ出るだけじゃなくてちゃんと役目を持ってるし人選がうまい。
元気な妖精ボーイズたちはにぎやかしで登場したかと思ったのに、急にめちゃくちゃ良いセリフ言ってくるのもずるいな…。
無邪気に遊ぶお子さまのひとりに至るまで道徳が行き渡ってるメフテルハーネなんなんだよ…住みたいね…。
自然の理と家族の絆
本筋の、レネちゃん自身のお話を振り返ります。
外伝5thの主人公のレネちゃんは、下宿先のアミャダちゃんのお店で働きながらもお客様に紅茶を提供するために必要な「きゅん」を見つけられずにいました。
というのも、旅が苦手な”蛍翅の一族”として生まれ持った自然な在り方では、”渡り蝶”である大好きなお父さんを追いかけることが難しかったから。
だけど、お父さんに嫌われたくないあまり自分の気持ちにフタをして、なんでもないフリをして過ごしていたのがレネちゃんの課題。
“蛍翅の一族”は、感情が昂ると翅が光るのも大きな特徴だそうです。実は1話から要所要所でレネちゃんの翅が光っており、読み直すと面白いです。感情を大きく表に出さない子だけど、そこで感情が動いてたんだ!ってわかります。過去の姿のお父さんが初めて紅茶店に訪れた時もそう。
レネちゃんのお父さんだと知ったうえで読み返すと意味がわかるセリフもそこかしこにあります。思わず「お父さん」と言いそうになって「おとなっぽい」と言い直す所とか。
今回は2回読むとよりわかりやすいので2周オススメです!
第20話の父イウロシュアさん(の過去の魂)の会話シーンは、レネちゃんが抱えていた脆さと憂いが決壊していて、セリフ運びが繊細で、すごく読み応えがありました…!
「今のお父さん」ではなく、幻影のような存在だからこそ打ち明けられることもある…。
めっちゃ良い子なんですよね…。気を遣いすぎていて、良い子すぎてしまっている。
妖精3rdのチェンジリングの話みたいに、よその子を育てることは妖精の国ではよくあるのかもしれないけど、一族の特性に関してはどうしようもない。
“渡り蝶”としての父の在り方の足を引っ張ってしまわないか、引け目を感じて強がって…けなげ。お父さんも知らなかったくらい感情を隠していた。
レネちゃん自身、父に愛されているか不安だったのもありそう。だって、父は自分を置いて旅に出てしまったから。
でもその答えに辿り着くためのヒントは、紅茶店の仕事で関わった人たちがくれていたのだと思います。
好奇心に任せて旅に出たレイトスさんは帰る故郷を大事に思っていたし。
旅に出たくても出られない体質だったジャックさんや、かつて自分の夢がなくて退屈だったルトくん、離れていても大切な人のことを考えてお土産を用意するジャルキィさんも…。
レネちゃんの心の在り方に影響を与えられるピースをみんなが少しずつ持っていた。毎度ですが、ホントにさすがの人選。
色んな人と関わって小さなきゅんをたくさん集めた結果、やっと自分と向き合えるようになったんですね。
自分の”きゅん”に気づいたら、狭くて退屈だと思っていた自分の周りの世界が急に輝いてみえる。幸せはそこにあったんだ…。
妖精の国の風景ひとつひとつが大切に大切に流れていくところ、めっちゃよかったです。今回の背景ぜんぶ素敵。
そして、お父さんもレネちゃんを決してないがしろにしているわけではなくて、我が子をたった一つの故郷だと決めて魂を分けて置いていくほどに愛していると、言葉だけではなく形で示してくれていたのでとても安心した。
蛍翅の一族の”親を選ぶ”特性と奇しくも同じ習性を持つチュリルちゃんの存在も大きかったですよね。
チュリルちゃんが旅立つ直前の大喧嘩は、自分を置いて旅に出た父に何も言えなかった過去と折り合いをつけるためにも必要なステップだったのだと思います。
気持ちを飲み込まず、しっかり発散させること…それもまたきゅん! そしてそれを陰ながらサポートしてた大人たち、粋ッ!
レネちゃんだけに限らず、サローディアちゃんも成長を見せていたのがよかったですね。このセリフとか特に。
妖精1stの時はあんなに自分本位だったのに、他者に寄り添えるほど立派になって…! ママうれしいよ(産んでない
最後に、途中の流れから今はお父さんもういないんじゃないかなんて予想しながら読んだけど、旅から帰ってきた未来のお父さんはお元気そうでよかったね!!
クリア後のきゅんきゅん地図がお父さんに語り聞かせるようなセリフになってるのがエモかった…。たくさん話して…。
次の春はまた紅茶店を手伝いにいくのかな。穏やかな時間がずっと流れていてほしい。
入手シード
メタモル
単色、ウィンドブレイクの新シード! 妖精3rdのニナブより効果量が高いです。ただし再召喚時間はニナブの10.1秒に比べメタモルは12.1秒と長くなってしまいます。
救援火力を想定して素早くブレイクを積みたい場合はニナブ、ギルバトや絵本深層など長時間の戦闘を想定する場合はメタモル、と使い分けるのもアリですが、基本的には効果量の高いメタモルを使えばOKです。
イベントの登場ユニット一覧(ネタバレ)
今回登場したユニットは以下の通りです!
以上です、次回のイベントも楽しみです!
外伝5thは妖精4thって扱いでもよかったんじゃって思うんですが、ユウくんが出ないから外伝扱いになったのか、それとも妖精4thとしてやりたいお話が別にあるのか…?
9 件のコメント
記事作成お疲れさまです!
この記事読んだら、また読み返したくなりました笑
ユニットごとのその後が読めただけでも嬉しいのに、更に感動…きゅんきゅんしましたね!
ユーリさん更新お疲れ様です!私はメルスト始めてまだ1年もたっていない初心者なのですが、エレキ3rdを読んだことでメルストの深い沼に落ちた人間なので今回の外伝イベントで2人の物語をまた見ることができて本当に嬉しかったです…エレキ3はお話としてとても綺麗にまとまっていましたし、もちろん2人はちゃんと幸せを見つけると思ってましたが、ユーリさんのおっしゃる通り少し心配だったので…今回の外伝で2人の幸せのかたちをに少し触れられたような気持ちになりました(*^^*)ルトくんとメリアちゃんが出てきた瞬間は思わず叫んでしまいました…w2人の絆の強さに何度泣かされたか分かりません…一生好きだと思うお話でした。妖精4thは個人的にラピスラズリちゃん回りのお話になると嬉しいなぁと思ってます…(ノ´∀`*)
記事作成お疲れ様です
ほんと今回のストーリーは最高でしたね、住みたいねというコメントには激しく同意します。
死者の国1とエレキの国3の物語が交わったシーンは涙なしにはみられませんでした、この記事を読んでるだけでも思い出して、涙が出てきます。
メルストの感想記事をあげてる所はここしか見ないのでほんと、あげてくれて嬉しいです。きゅんきゅんするね
感想記事お疲れさまです!
今回の地図のUI良かったので、読み返すときに出してほしかったですねー
恒常でできるようになればまた見られるのでしょうか
感想記事お待ちしておりました!ありがとうございます!
死者1st、化学3rd、エレキ3rd大好き人間なので今回のお話はもう涙止まりませんでしたね…お風呂に浸かりながら読んでたので水かさ増えました
ルトとメリアに夢を見せるレオファントムさんが素敵すぎて惚れちゃいました。自分の中で今回のMVPと言っても過言ではないと思ってます!
ユーリさん記事作成お疲れ様です!いつもありがとうございます!
死者1stの人(?)たち大好きなのでめちゃくちゃ重要な役回りで出番があってとっても嬉しい…!
ジャックはよくある男性名なので偽名に使われたり、正体不明人物に名前つける時によくでてくる(ジャックザリッパーとかバネ足ジャックとか)ので名無しの権兵衛やら○○太郎の意味合いもありつつ、ジャックオランタンと韻も踏めるのでいい名前ですねー
感想記事お疲れ様です。
ユーリさんの考察や指摘なんかを読むと、自分がさらっと流し読みしていた台詞に重要な伏線なんかがあったりして、毎度記事を読むたびに「ほあっ!?」ってなったりしてます。
イベント終了ギリギリになってしまいましたが、なんとか間に合って本日こちらの記事も読了し、コメントさせていただきました。
前回の妖精3rdでは不覚にもホロリときてしまいましたが、今回は外伝だし過去イベントからのゲストキャラも多数いるみたいだし、きっとほのぼの賑やかイベントなんだろうなヨシ! と思ってストーリーを読み進めたのですが……。
エレキ3rdの後日談でウルッときて、死者1stの後日談でブワッとなり、外伝本編のクライマックスではボロボロ泣いてしまいました。もうね、なんなんでしょうね。『やさしいせかい』って言えばそれまでなんでしょうけど、でも単純に登場人物全員が善人だからってだけじゃないんですよね。きっと。
メルストの世界にだって陰謀や謀略だってもちろんあるんです。でも、それだって”誰か”が”誰か”のために必死になっている証なんだってストーリーから汲み取れるから、メルストのお話って尊いなって思えるのかなと…。ほんと、ユーリさんの仰る通り、メルストのライターさんってスゴイ!
以下、シトルイユとジャックの原文引用
君が共に見てくれる夢だから。
私は、夢を見続けていられる。
君が、輝き続けてくれるから。
私は、夢を見ることを愛していられるんだ。
呼びかけ続ける限り、夢はいつだって、僕たちの前に現れる。
引用終了。
この辺りが運営とユーザーとを重ねてしまい、というかある程度狙っての発言だと思いますが、涙が本当に止まりませんでした。
ユーリさんこんにちは。
最後に触れていた、妖精4thではなくて外伝の理由について。
これは完全に自分の妄想なのですが。
外伝タイトルの「独創の息吹」…これって、もしかしてもしかするとメインライターさんではない別のライターさんが書いているということなのかな、と。
もしそうだとすると、この完成度、余計にものすごいなーと思うんです。…ただの妄想ですけれど。