メルクストーリアのメインストーリー第二部、ついに完結となりました。
「ありがとう」…それしか言う言葉がみつからない…。
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今回は最終章の感想です。前回の空の国編の記事はこちら。
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前回までのあらすじ!
メルクとエルピスははぐれた仲間たちと再集合するため、18国会議に出ないと通達していた空の国へ。そこで雫の国のエクシくんと再会します。
エルピスが自分のことを気にかけてくれていた理由を聞くと、エクシくんはエルピスのかつての名が「エフタ」だったことを明かします。そして、本当はきょうだいだったことも。
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もう昔のエフタには戻れないけれど、エルピスは新しい自分でもう一度エクシくんときょうだいみたいになることにしました。晴れてる雫の国を一緒に見に行くために…!
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それからユウくんたちとも合流し、長い旅はいつのまにか18カ国をコンプリート。エクシくんと連れ立って世界会議の場へ戻ってきたのでした。
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※以下、ネタバレ注意! メイン第二部最終章まで読破してからお読みください。
プレミア公開だったのですが、最後にサプライズ演出が。地図上で右側の大陸を覆っていた雲が晴れて、雫の国はここだったのだと明らかに!
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地図上では秘密にするための雲だと思ってたのですが、いま思えばこれはずっと晴れることのない雨雲だったのですね。
ゲーム側でも絞り込み機能の表示が一つ増えて、「雫の国」が指定できるようになりました。そんなマークだったんだ!
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対象ユニットはエルピスだけではありますが、雫の国が公式にメフテルハーネの国として認められた感じがして感慨深い。
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いよいよ始まった最終章では世界会議の卓にエクシくんたちが着いて19カ国に!…って思ったけどエレキの国は来てないし、前回忘れてましたが動物の国も来てないんでした。
それでもほぼ全ての国から偉いひとが集まってる図はやはり壮観!
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この場に来て何の役目を担うか謎だったスティーノスさんは、ほぼエクシくんたちのためだけに生歌披露してくれててファンサえぐかった!!
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スティおじは採算重視ビジネスマンのイメージだけど、まず人のためを思ってパフォーマンス面から先頭に立って協力してくれるの実はめちゃくちゃ優しいよね。先行投資的な思惑はあるとしても。
会議の場では、かつて魔法の国でマリスジェムさんからユウくんに出ていた宿題的なセリフが回収されたり、砂漠の国で対立していたネメトケスさんとエクシくんが和やかな雰囲気になっていたりと再会ならではの絡みがあったのもよかったです!
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中盤では雫の国が”敵役”として立ちはだかっていましたが、最終的には協力関係になったのはやはりメルストテイスト。
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物語には座りがよくなるために打倒すべき何者かがラスボスとして配置されがちですが、キャラクターとして存在するラスボスには同情が入っちゃうからね。謎結晶はその代わりとしての”共に乗り越えるべき困難”だったのかなあ。
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恐竜の国編で出なかった恐竜出身ユニットがやっと出てくれたのも嬉しかった!
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メイン恐竜の国編はぜんぜん恐竜の国の文化や現地感が出てこなくて実質ギムレ機関編になってましたからね。もっと余裕があったらエルシアム編みたいに単独でやれてたのかと思うとせつない…。ホテルエルシアムは常夏の国の近くにあるって言及されてましたが、常夏の国編は別でやってたもんね。
魔法の国の班長やエレキの国のナンバーズも登場していました。こちらも本来なら別の機会にエピソードを挟む予定があったのかもなあと思います…。
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ナンバーズは幻闘ストーリーでちょっと出ていたけど、あれ予告編みたいなもんだったし。レジェンドのエンキドゥさんは固有立ち絵まで用意されてたから絶対もっと出番あったはずだって!
エルシアムのくくかまるさんラガンケイルさんやギムレ機関のアヴァンモンさんなど、立ち絵あるけどユニット化してないキャラもまだまだいました。
サ完の判断はギリギリまで伸ばしていたとは生放送で言ってましたが、仮にサービスを続けられていたらもっと違う出方をしていたかもしれない要素の数々を見ると…やっぱり惜しいよぉ…!
前編ラストではレクルスさまからメフテルハーネの全てのモンスターを癒す宣言が!
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ああこれはつまり、全てが終わった後も「俺たちの冒険は続く」ってならないし、続編とかないタイプの真の平和エンドに向けたやつなんだなって…この時に強く思いましたね…。もちろん素晴らしいことなのだけど…!
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周回してポイントを集めると各国に合わせた特別な称号が交換できたり、これまで貴重だった達人の奥義書が個数無制限でいくらでもゲットできたりする最終お祭り仕様。
マルチ想定でのマッチングありクエストですが、人数8名に満たなかったら空き枠にストーリー準拠の頼れるユニットのみなさんが駆けつけてくれたりしました。胸が熱くなる演出だ〜!
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公開が前後編に分かれるなんて聞いてないよ〜!と思ってましたが、1/31に雫の国編がぜんぶいっぺんに公開されてたらこうはならなかったと思うし、ゲーム面との連動が感じられて楽しかったです。
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2/10、ついに配信となったファイナルストーリー…!
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こういったクエスト手前の画面もメモリアルアプリになったら見れなくなると思うので必要以上にパシャパシャ撮ってしまいました。
後編の序盤ではギアさまにニューボディが与えられたのでヘキサルトちゃんと無事に分離できたことやダウゥツルがやっぱり奏鐘士だったことなど、ちょっと気になってた痒いとこも回収してくれてて助かりました。
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セリフでちらっと言ってくれただけでも、その子を推してる人や設定考察勢はずっと捗るので…最終章のおみやげありがとうございますの気持ち…。
雫の国本島に着いてからのユウくんに諭されるくだりでは、みなさんもだと思うけどやっぱり自分とメルストとの別れを重ねてしまい、呻 いてしまいましたよ…。
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最近のシナリオでは毎回のように終わりと始まりと新たな旅立ちを意識させてくるじゃないですか…。人生にはそういうシーンもあるし避けられないことだけどさぁ!
だけど、それぞれの道を歩むとしても心は傍にある、とも言ってくれていて…。
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お別れだとしても共に過ごした時間が無かったことにはならないし、同じ時を歩んだ存在はこれから先もずっと心の中から勇気をくれますから。
その後はいよいよ本筋、トゥリアさんとメフハネさまの知られざる関係性が明らかに! 実はトゥリアさん、パンドラとして生まれ持った力によってかモンスターだけでなくメフハネさまにも語りかけることができていたのだそうです。
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こう見えてメフハネさまと個人的におしゃべりしたことある間柄だったんだ。早く言ってよぉ! 妖精の国編で「フツーの女の子」と言ったのは実際に喋ってみての感想だったわけですね。
トゥリアさんはひねくれていて他の人を寄せ付けないような物言いが多かったけど、心の底から他人を拒絶していたわけではないようです。無意識なのかもしれないけど、自分だけの部屋に他人が入ることを許していたから。
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椅子だって二つ置いてありますもんね。その椅子、誰のために置いたんですかぁ!?
そして、他人と関わることも諦め切れなかった。本当はさびしいけど言えないだけだった。
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ユウくんたちと対話する気が1ミリもないならそもそも彼らの前に姿を現さないはずだったし、通信だってさっさと切ることができたのに、そうしなかったのはトゥリアさんですからね。素直じゃないんだからぁ!
泣いてるだけじゃなにも変わらないことも一人で救われることはできないことも、とっくに知ってた。それを人に言える立場かは置いといて。
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本当はどうすべきかどうしたいか深層心理では気付いてんだ。メフハネさまを嫌ってたのは同族嫌悪だったのね。メフテルハーネの国々でモンスターけしかけてちょっかい出してきてたのは構ってちゃん行為だったのか…? それについてはだいぶ度を越してたが!?
それにしてもメフハネさまが「誰かに助けを求めること」を決めたのがトゥリアさんとの対話がきっかけだったことが意外でした。でも、これが結局は世界を救う大きな決め手になった。
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このメフハネさまの「助けを求める」の結果が世界鐘の出現と奏鐘士の誕生に繋がったわけです。じゃあトゥリアさんの行いが巡り巡ってメフテルハーネの救済と雫の国が晴れることにつながってたんじゃないですか…!!
何か恵まれないことや不運があり、ひねくれて不貞腐れてしまうのも時には仕方のないことなのかもしれません。一時はそうなってもいいです。そこから「救われる準備」をできるかどうかなのだと思う。
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「どうせダメだから」と諦めてしまっては開けるはずの道も開けません。自分は救われない側の人間なのだと拗ねて、孤独を選択したならずっとそのまま。
誰かと繋がりたいのに無意識のうちに”孤独”を決め込んでいる人がいたら、恐れずに一歩踏み出してほしい。トゥリアさんのように。そういうメッセージだったのだと思います。
そのトゥリアさんの案内もあって、ようやく世界鐘の前にたどり着いたユウくんとエルピスたち。本当に長い旅だったよ。ここまでの歩みの年月、全ての終点なんだ…。
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「癒術士(あなた)」と言われたらそれはもう「テレビの前のみんな〜!」と同義じゃないですか!! シナリオライターさんからの癒術士のみんなへの呼びかけも感じられて胸が熱くなります。ユウくんたちだけじゃなくて、メルスト運営さんとユーザーのみんなと、全員でたどり着いたんだね、この最終章は…。そう言ってくれてありがとうございます。
ユウくんの癒術もあるけど、最後の世界鐘を鳴らす担当はやはりエルピス。
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万感の思いを込めてメフテルハーネさまに届けたのは…、
手ハート!?!?
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て、て、手ハート!!???(二度見)
思わず笑っちゃいました…。いや、笑っちゃうよ! フフッて。
目の前で満を持して🫶ガシーン!って手ハートを繰り出されたらさ、吹き出しちゃうし、落ち込んでる場合じゃないなって思うよ。さすがすぎます、エルぴ。
今世紀最大の一世一代の手ハート🫶拝ませていただきました。エルぴの一生懸命考えた舞いの内容…これだったんだ…。
メフハネさまをみんなで癒すシーンは第一部よろしくゲーム画面パートもありました。ここのBGMめっちゃよかった…!
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特にパーティの強さは求められてないのでおまけ的な演出ではありますが、思い入れあるユニットをメフハネさまの前に連れてきて、ユウくんと一緒に彼女を癒す一助になれたのが嬉しかったです。この画面に推しユニットを連れてこれるのは今だけと思われるので、メモリアルアプリ化する前に記念撮影しておきましょうね!
メフハネさまが癒された後の大団円パートでは、雫の国の雲が晴れたところで涙腺決壊しました。そうなるだろうとは思っていたけど、あまりにも綺麗で……。
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メフハネさまが『召喚』で物理的に隣人として顕現したのやばいすごい。いいんですかそれ!?
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トゥリアさんがメフハネさまに唯一足を踏まれた男として尻に敷かれながらなんだかんだ楽しく過ごせそうなのも面白い着地のさせ方でした。
誰も置いていかない、みんなが幸せになれる最高のエンディングでした……。
スタッフロールも助かる絵しかなかったです。非常に助かりました。もっと後日談を詳しくみたかったけど、メモリアルに期待しておきます!
あのトゥリアさんが最終的には癒術士になる、というのは素晴らしいアンサーだった。どんな境遇を抱えていても優しくなることはできるし、人に寄り添えるようになるんだ……。
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読了後はプレゼントボックスの確認お忘れなく!
そう、完結…。完結です。
終わってしまいましたね…。
メルクストーリアが完結することへの想いは2つ前の感想記事(瓶詰少女と癒術士の特別編)を書いた時にだいぶ出し切ったつもりです。寂しさはありますが、読者だけでなく運営さんもメルストとの歩みにひと区切りつけなければならない時が来たということなのでしょう。
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生放送などで運営さんから何度か言及がありましたが、メイン第一部が完結したタイミングでメルストも完結するコースもありえたのだそうです。
メイン第一部が完結したのは2018年の4月。その直前には国別2ndが18カ国まわりきったばかりでした。
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(国別2ndのラストは少数民族でしたね)
もしその時にメルストが終わっていたら、それ以降の国別3rd以降のストーリーや第二部の冒険が見られなかったことになります…。そんなの考えられない!
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3rd以降の国別も素晴らしい回がたくさんあるし、メイン第二部は話のスケールが大きくて毎回ワクワクが止まりませんでした。
本当に、運営さんが第二部を作ることを決めてくれてよかった。いつのまにか第二部になってからのほうが長かったですね。ユウくんたちの冒険をここまで見守らせてくれてありがとうございました。とてもとても楽しい11年間でした…。
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メフテルハーネに住むユウくんとメルクちゃんたちはこれからも楽しく暮らすのだろうし、我々の手元にその様子を覗く窓がなくなってしまうのはたいへん寂しいです。でも、彼らがどう過ごしているか想像することはできます。
今後の人生で困難に直面したりつらいことがあっても、ユウくんやエルピスたちメフテルハーネのみんながどうやってその気持ちに向き合ったか思い返せば、きっと立ち上がる力になるはず。メルストはこれからもそうして自分を支えてくれる気がします。
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メルクストーリアと出会えてよかったです。メルストを通じてたくさんの冒険と心の旅を追体験し、自分自身にも成長がありました。もはやメルクストーリアと出会わなかった自分を想像できません。
我々の心の中で、メフテルハーネは永久に不滅です!!
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……以上です!!
本当にありがとう、メルクストーリア。
ユガラボを読みにきてくれた癒術士のみなさまもありがとうございます。
誰かの感想を読むのが好きなので自分も感想を書こうと始めたものでしたが、いつしかメルストコミュニティの中でそこそこ存在を知っていただけるようになり、時には感想の感想まで頂くこともあって嬉しかったです。
わたしはメルストを作る側ではないただのいち癒術士ですが、メルストを読む人々の中で少しでも世界の解釈を広げる助けになれていたなら幸いです。
ユガラボそのものはこれからもジャンプ感想記事を書いたり、何か新しい企画を思いついたら更新するなどで細々と続けていきます。メルストの記事やユニットデータベースはできる限り長く置いておくつもりですので、メルストを思い出しに来る方やメモリアルアプリになってからメフテルハーネに出会った方の一助になれればと思います!
メルストの記事はあと1回、メモリアルアプリがリリースされた後にアプリを触ってみてから書くつもりでいます。よろしくお願いします。
当ページは、Happy Elements株式会社「メルクストーリア」の画像を利用しております。
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今回は最終章の感想です。前回の空の国編の記事はこちら。
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ユガラボ | 2025/01/19
【メルスト/日記】メインストーリー第二部を追う!〜空の国編〜(ネタバレ有)
【メルスト/日記】メインストーリー第二部を追う!〜空の国編〜(ネタバレ有)
前回までのあらすじ!
メルクとエルピスははぐれた仲間たちと再集合するため、18国会議に出ないと通達していた空の国へ。そこで雫の国のエクシくんと再会します。
エルピスが自分のことを気にかけてくれていた理由を聞くと、エクシくんはエルピスのかつての名が「エフタ」だったことを明かします。そして、本当はきょうだいだったことも。
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もう昔のエフタには戻れないけれど、エルピスは新しい自分でもう一度エクシくんときょうだいみたいになることにしました。晴れてる雫の国を一緒に見に行くために…!
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それからユウくんたちとも合流し、長い旅はいつのまにか18カ国をコンプリート。エクシくんと連れ立って世界会議の場へ戻ってきたのでした。
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※以下、ネタバレ注意! メイン第二部最終章まで読破してからお読みください。
前編 全ての心が奏でる未来
後編 君と夢見る希望の調べ
完結 11年かけたゴール
前編 全ての心が奏でる未来
雫の国追加サプライズ
前編公開の少し前、メルストのメインストーリーの音楽を順番に流してくれる作業用BGM動画が公式より公開されていました。プレミア公開だったのですが、最後にサプライズ演出が。地図上で右側の大陸を覆っていた雲が晴れて、雫の国はここだったのだと明らかに!
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地図上では秘密にするための雲だと思ってたのですが、いま思えばこれはずっと晴れることのない雨雲だったのですね。
ゲーム側でも絞り込み機能の表示が一つ増えて、「雫の国」が指定できるようになりました。そんなマークだったんだ!
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対象ユニットはエルピスだけではありますが、雫の国が公式にメフテルハーネの国として認められた感じがして感慨深い。
前編公開
それから1/31に前編が公開されました! 読み始める前の画面はこちら。
いよいよ始まった最終章では世界会議の卓にエクシくんたちが着いて19カ国に!…って思ったけどエレキの国は来てないし、前回忘れてましたが動物の国も来てないんでした。
それでもほぼ全ての国から偉いひとが集まってる図はやはり壮観!
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この場に来て何の役目を担うか謎だったスティーノスさんは、ほぼエクシくんたちのためだけに生歌披露してくれててファンサえぐかった!!
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スティおじは採算重視ビジネスマンのイメージだけど、まず人のためを思ってパフォーマンス面から先頭に立って協力してくれるの実はめちゃくちゃ優しいよね。先行投資的な思惑はあるとしても。
会議の場では、かつて魔法の国でマリスジェムさんからユウくんに出ていた宿題的なセリフが回収されたり、砂漠の国で対立していたネメトケスさんとエクシくんが和やかな雰囲気になっていたりと再会ならではの絡みがあったのもよかったです!
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中盤では雫の国が”敵役”として立ちはだかっていましたが、最終的には協力関係になったのはやはりメルストテイスト。
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物語には座りがよくなるために打倒すべき何者かがラスボスとして配置されがちですが、キャラクターとして存在するラスボスには同情が入っちゃうからね。謎結晶はその代わりとしての”共に乗り越えるべき困難”だったのかなあ。
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恐竜の国編で出なかった恐竜出身ユニットがやっと出てくれたのも嬉しかった!
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メイン恐竜の国編はぜんぜん恐竜の国の文化や現地感が出てこなくて実質ギムレ機関編になってましたからね。もっと余裕があったらエルシアム編みたいに単独でやれてたのかと思うとせつない…。ホテルエルシアムは常夏の国の近くにあるって言及されてましたが、常夏の国編は別でやってたもんね。
魔法の国の班長やエレキの国のナンバーズも登場していました。こちらも本来なら別の機会にエピソードを挟む予定があったのかもなあと思います…。
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ナンバーズは幻闘ストーリーでちょっと出ていたけど、あれ予告編みたいなもんだったし。レジェンドのエンキドゥさんは固有立ち絵まで用意されてたから絶対もっと出番あったはずだって!
エルシアムのくくかまるさんラガンケイルさんやギムレ機関のアヴァンモンさんなど、立ち絵あるけどユニット化してないキャラもまだまだいました。
サ完の判断はギリギリまで伸ばしていたとは生放送で言ってましたが、仮にサービスを続けられていたらもっと違う出方をしていたかもしれない要素の数々を見ると…やっぱり惜しいよぉ…!
前編ラストではレクルスさまからメフテルハーネの全てのモンスターを癒す宣言が!
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ああこれはつまり、全てが終わった後も「俺たちの冒険は続く」ってならないし、続編とかないタイプの真の平和エンドに向けたやつなんだなって…この時に強く思いましたね…。もちろん素晴らしいことなのだけど…!
「19カ国合同クエスト」追加!
前編を読み終えると「19カ国合同クエスト」が選べるようになりました。お知らせではなんも書いてなかったからこれまたサプライズだ!
周回してポイントを集めると各国に合わせた特別な称号が交換できたり、これまで貴重だった達人の奥義書が個数無制限でいくらでもゲットできたりする最終お祭り仕様。
マルチ想定でのマッチングありクエストですが、人数8名に満たなかったら空き枠にストーリー準拠の頼れるユニットのみなさんが駆けつけてくれたりしました。胸が熱くなる演出だ〜!
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公開が前後編に分かれるなんて聞いてないよ〜!と思ってましたが、1/31に雫の国編がぜんぶいっぺんに公開されてたらこうはならなかったと思うし、ゲーム面との連動が感じられて楽しかったです。
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後編 君と夢見る希望の調べ
2/10、ついに配信となったファイナルストーリー…!
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こういったクエスト手前の画面もメモリアルアプリになったら見れなくなると思うので必要以上にパシャパシャ撮ってしまいました。
後編の序盤ではギアさまにニューボディが与えられたのでヘキサルトちゃんと無事に分離できたことやダウゥツルがやっぱり奏鐘士だったことなど、ちょっと気になってた痒いとこも回収してくれてて助かりました。
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セリフでちらっと言ってくれただけでも、その子を推してる人や設定考察勢はずっと捗るので…最終章のおみやげありがとうございますの気持ち…。
雫の国本島に着いてからのユウくんに諭されるくだりでは、みなさんもだと思うけどやっぱり自分とメルストとの別れを重ねてしまい、
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最近のシナリオでは毎回のように終わりと始まりと新たな旅立ちを意識させてくるじゃないですか…。人生にはそういうシーンもあるし避けられないことだけどさぁ!
だけど、それぞれの道を歩むとしても心は傍にある、とも言ってくれていて…。
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お別れだとしても共に過ごした時間が無かったことにはならないし、同じ時を歩んだ存在はこれから先もずっと心の中から勇気をくれますから。
その後はいよいよ本筋、トゥリアさんとメフハネさまの知られざる関係性が明らかに! 実はトゥリアさん、パンドラとして生まれ持った力によってかモンスターだけでなくメフハネさまにも語りかけることができていたのだそうです。
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こう見えてメフハネさまと個人的におしゃべりしたことある間柄だったんだ。早く言ってよぉ! 妖精の国編で「フツーの女の子」と言ったのは実際に喋ってみての感想だったわけですね。
トゥリアさんはひねくれていて他の人を寄せ付けないような物言いが多かったけど、心の底から他人を拒絶していたわけではないようです。無意識なのかもしれないけど、自分だけの部屋に他人が入ることを許していたから。
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椅子だって二つ置いてありますもんね。その椅子、誰のために置いたんですかぁ!?
そして、他人と関わることも諦め切れなかった。本当はさびしいけど言えないだけだった。
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ユウくんたちと対話する気が1ミリもないならそもそも彼らの前に姿を現さないはずだったし、通信だってさっさと切ることができたのに、そうしなかったのはトゥリアさんですからね。素直じゃないんだからぁ!
泣いてるだけじゃなにも変わらないことも一人で救われることはできないことも、とっくに知ってた。それを人に言える立場かは置いといて。
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本当はどうすべきかどうしたいか深層心理では気付いてんだ。メフハネさまを嫌ってたのは同族嫌悪だったのね。メフテルハーネの国々でモンスターけしかけてちょっかい出してきてたのは構ってちゃん行為だったのか…? それについてはだいぶ度を越してたが!?
それにしてもメフハネさまが「誰かに助けを求めること」を決めたのがトゥリアさんとの対話がきっかけだったことが意外でした。でも、これが結局は世界を救う大きな決め手になった。
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このメフハネさまの「助けを求める」の結果が世界鐘の出現と奏鐘士の誕生に繋がったわけです。じゃあトゥリアさんの行いが巡り巡ってメフテルハーネの救済と雫の国が晴れることにつながってたんじゃないですか…!!
何か恵まれないことや不運があり、ひねくれて不貞腐れてしまうのも時には仕方のないことなのかもしれません。一時はそうなってもいいです。そこから「救われる準備」をできるかどうかなのだと思う。
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「どうせダメだから」と諦めてしまっては開けるはずの道も開けません。自分は救われない側の人間なのだと拗ねて、孤独を選択したならずっとそのまま。
誰かと繋がりたいのに無意識のうちに”孤独”を決め込んでいる人がいたら、恐れずに一歩踏み出してほしい。トゥリアさんのように。そういうメッセージだったのだと思います。
そのトゥリアさんの案内もあって、ようやく世界鐘の前にたどり着いたユウくんとエルピスたち。本当に長い旅だったよ。ここまでの歩みの年月、全ての終点なんだ…。
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「癒術士(あなた)」と言われたらそれはもう「テレビの前のみんな〜!」と同義じゃないですか!! シナリオライターさんからの癒術士のみんなへの呼びかけも感じられて胸が熱くなります。ユウくんたちだけじゃなくて、メルスト運営さんとユーザーのみんなと、全員でたどり着いたんだね、この最終章は…。そう言ってくれてありがとうございます。
ユウくんの癒術もあるけど、最後の世界鐘を鳴らす担当はやはりエルピス。
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万感の思いを込めてメフテルハーネさまに届けたのは…、
手ハート!?!?
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て、て、手ハート!!???(二度見)
思わず笑っちゃいました…。いや、笑っちゃうよ! フフッて。
目の前で満を持して🫶ガシーン!って手ハートを繰り出されたらさ、吹き出しちゃうし、落ち込んでる場合じゃないなって思うよ。さすがすぎます、エルぴ。
今世紀最大の一世一代の手ハート🫶拝ませていただきました。エルぴの一生懸命考えた舞いの内容…これだったんだ…。
メフハネさまをみんなで癒すシーンは第一部よろしくゲーム画面パートもありました。ここのBGMめっちゃよかった…!
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特にパーティの強さは求められてないのでおまけ的な演出ではありますが、思い入れあるユニットをメフハネさまの前に連れてきて、ユウくんと一緒に彼女を癒す一助になれたのが嬉しかったです。この画面に推しユニットを連れてこれるのは今だけと思われるので、メモリアルアプリ化する前に記念撮影しておきましょうね!
メフハネさまが癒された後の大団円パートでは、雫の国の雲が晴れたところで涙腺決壊しました。そうなるだろうとは思っていたけど、あまりにも綺麗で……。
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メフハネさまが『召喚』で物理的に隣人として顕現したのやばいすごい。いいんですかそれ!?
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トゥリアさんがメフハネさまに唯一足を踏まれた男として尻に敷かれながらなんだかんだ楽しく過ごせそうなのも面白い着地のさせ方でした。
誰も置いていかない、みんなが幸せになれる最高のエンディングでした……。
スタッフロールも助かる絵しかなかったです。非常に助かりました。もっと後日談を詳しくみたかったけど、メモリアルに期待しておきます!
あのトゥリアさんが最終的には癒術士になる、というのは素晴らしいアンサーだった。どんな境遇を抱えていても優しくなることはできるし、人に寄り添えるようになるんだ……。
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読了後はプレゼントボックスの確認お忘れなく!
完結 11年かけたゴール
そう、完結…。完結です。
終わってしまいましたね…。
メルクストーリアが完結することへの想いは2つ前の感想記事(瓶詰少女と癒術士の特別編)を書いた時にだいぶ出し切ったつもりです。寂しさはありますが、読者だけでなく運営さんもメルストとの歩みにひと区切りつけなければならない時が来たということなのでしょう。
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生放送などで運営さんから何度か言及がありましたが、メイン第一部が完結したタイミングでメルストも完結するコースもありえたのだそうです。
メイン第一部が完結したのは2018年の4月。その直前には国別2ndが18カ国まわりきったばかりでした。
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(国別2ndのラストは少数民族でしたね)
もしその時にメルストが終わっていたら、それ以降の国別3rd以降のストーリーや第二部の冒険が見られなかったことになります…。そんなの考えられない!
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3rd以降の国別も素晴らしい回がたくさんあるし、メイン第二部は話のスケールが大きくて毎回ワクワクが止まりませんでした。
本当に、運営さんが第二部を作ることを決めてくれてよかった。いつのまにか第二部になってからのほうが長かったですね。ユウくんたちの冒険をここまで見守らせてくれてありがとうございました。とてもとても楽しい11年間でした…。
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メフテルハーネに住むユウくんとメルクちゃんたちはこれからも楽しく暮らすのだろうし、我々の手元にその様子を覗く窓がなくなってしまうのはたいへん寂しいです。でも、彼らがどう過ごしているか想像することはできます。
今後の人生で困難に直面したりつらいことがあっても、ユウくんやエルピスたちメフテルハーネのみんながどうやってその気持ちに向き合ったか思い返せば、きっと立ち上がる力になるはず。メルストはこれからもそうして自分を支えてくれる気がします。
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メルクストーリアと出会えてよかったです。メルストを通じてたくさんの冒険と心の旅を追体験し、自分自身にも成長がありました。もはやメルクストーリアと出会わなかった自分を想像できません。
我々の心の中で、メフテルハーネは永久に不滅です!!
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……以上です!!
本当にありがとう、メルクストーリア。
ユガラボを読みにきてくれた癒術士のみなさまもありがとうございます。
誰かの感想を読むのが好きなので自分も感想を書こうと始めたものでしたが、いつしかメルストコミュニティの中でそこそこ存在を知っていただけるようになり、時には感想の感想まで頂くこともあって嬉しかったです。
わたしはメルストを作る側ではないただのいち癒術士ですが、メルストを読む人々の中で少しでも世界の解釈を広げる助けになれていたなら幸いです。
ユガラボそのものはこれからもジャンプ感想記事を書いたり、何か新しい企画を思いついたら更新するなどで細々と続けていきます。メルストの記事やユニットデータベースはできる限り長く置いておくつもりですので、メルストを思い出しに来る方やメモリアルアプリになってからメフテルハーネに出会った方の一助になれればと思います!
メルストの記事はあと1回、メモリアルアプリがリリースされた後にアプリを触ってみてから書くつもりでいます。よろしくお願いします。
9 件のコメント
感想記事ありがとうございました…!!メルスト共々ユガラボさんのデータベースにも長い間お世話になっていたので、とても感慨深いです。感想記事もいつも楽しく拝見させてもらっていました!
この先のメフテルハーネを覗く窓がなくなるのは本当に寂しいですが、サビ完後もオケコンや関連商品などメルストを感じられる機会があることを一癒術士として祈っています(´;ω;`)長い間お疲れ様でした!
ユガラボさんの感想記事に理解を助けてもらったり、共感してのたうち回ったり、ここの感想を見ることもメルストの楽しみの一つでした。もちろんゲーム攻略記事の方も大いに参考にして頂かせたので大助かりでした!
ずっとメルストの事を書いてくれてありがとうございました。一メルストファンとして、こんなに好きでいてくれる仲間がいてくれたのが、とても嬉しかったです。
メフテルハーネよ永遠に!というかどうか本当にIPの存続はお願いします!まだ貢がせて!
メルストを始めたばかりの頃、ユガラボさんの丁寧なシステム紹介にとても助けられました。もしユガラボさんが無かったら、この素晴らしい完結まで見届けられていなかったかも、とすら思います。
愛が溢れた感想記事やユニット紹介もずっと楽しませて頂きました。お疲れ様です、ありがとうございました!
メモリアルアプリの感想記事も楽しみにしています。
ストーリー感想記事の執筆お疲れ様でした!
自分では気付けなかった描写や解釈を上手く言語化していたり、ゲームを遊ぶには欠かせないデータベースや各種計算機等、ユガラボさんなしでメルストは語れないと言っても過言ではなかったと思います。
長い間大変お世話になりました!また別の形で公式から供給があったり、感想が見られることを祈っています。
ちなみに一番好きなのはミシェリア様のユニット紹介でした、信仰が垣間見える…!
メルストに出会ってから降臨や魔法絵本の攻略記事などずっとお世話になってきましたが、一番楽しませていただいたのはやはり感想記事でした。
私がメルストの世界観にどっぷり落ちるまで好きになれたのは、ユーリさんのユガラボがとても大きいです。
ずっと感想記事を書き続けてきてくれてありがとうございました。ユーリさんと同じメルクストーリアを愛する癒術師で居られて良かったです!メフテルハーネは不滅です!
メルスト感想記事作成お疲れ座です。
貴方のメルストの感想記事を毎回楽しみに見ていたのでそれらが見れなくなるのは少し悲しいです。
でもメフテルハーネはこれからもきっとキラキラと輝く思い出として残っていってくれると思います。
メモリアルアプリも楽しみに待っていますね!
こちらのサイトがなければ、こんなにメルクストーリアを楽しむことは出来ませんでした。
本当にありがとうございました。
初心者の頃に攻略記事でお世話になり、イベント毎にずっと感想記事を楽しみにして読ませていただきました。
お疲れ様でした、そしてありがとうございました。
ありがとう、メルクストーリア
ありがとう、ユガラボ
もちろんメルストのストーリー自体が良かったけれど、
ユガラボさんの感想記事で見落としていたところがいくつもあったことに気付かされました