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たった一つの事実が「現実」を覆すことがある 週刊少年ジャンプ 2016年35号 感想

今週から3週連続で新連載がはじまりますねー
入れ替わりの季節。
ジャンプ感想です。

約束のネバーランド(新連載)


おお、新連載第一弾から面白そうです!
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第1話 GF(グレイスフィールド)ハウス


冒頭の数ページ、エマちゃんのモノローグが全て「過去形」で進行する前フリから
ページをめくる度に嫌な予感がした、というか一種の覚悟をしながら読み進められたので
コニーちゃんが死亡していたコマは「ああ…、やっぱり…」という印象でした。
この「楽しい日常が描かれているハズなのにすごい嫌な予感がする」という構成のレベルが高いですね!

たった一つの事実が「現実」を覆すことがある
の表現としてオセロが使われたのはすごく腑に落ちた感。
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フルスコアの3人

エマちゃん、ノーマンくん、レイくんのトリプル主人公なのかな?
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エマちゃんが男前すぎて女の子に見えませんでしたよ!
ヒロインとしてはもうちょっとかわいげがあったほうがいいと思うよ!
ていうかノーマンくんのほうがかわいいよ!

疑問点

人肉を商品にする、というのはわかりましたが
現実に照らして考えると「おいしいおにく」というのはよく運動して引き締まっていたり、脂肪分が多めだったり、という要素で測ると思いますが
孤児院の子供達をおいしくするために行われている施策は勉強や頭脳テストなんですよね。
頭の良い子供ほど価値が高いのはどういった理由なのか。

あと、商品として考えるならコニーちゃんをあそこで処理しちゃうと鮮度が落ちるんじゃないの?という点。
食人鬼さんがコワくて暴れたり逃げたりする可能性を考えると、処理したのはママさんなんでしょうか。うーん。

世界観

最後のコマのカレンダーは、2045年。普通に考えて西暦かな。
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2045年といえばシンギュラリティ(技術特異点)が来ると言われている年ですね!
この世界の「人間」の立場がどういうものなのか。そこが問題です。
もう食人鬼さんたちに完全に支配されてしまっていて、人間は食人鬼さんたちのエサでしかない、というのならたとえ孤児院を逃げ出してもどうにもならなさそうです。

たとえば、日本のある農場からブタさんが逃げ出したとして、現実世界の日本ではブタさんたちが自立して自由に暮らしているユートピアなんてありませんから、どこに逃げても人間に捕まって終わりでしょう。

食人鬼さんたちの正体は…
進化したロボット、AIサイボーグで、人間の神経回路や脳細胞をエネルギーにする生物…とかかなー?と予想しておきます。

第1話では、起承転結の転、までしかやってないので第2話でどう転がすのか期待です!
エマちゃんは、他の子供達とみんなと一緒に逃げたい!って言ってるけど
来週で3人以外全員しぬ気がします。


ヒロアカ


No101 発目明という女


発目さんVS

発目さん、まったく悪気は無いだろうけど
デクくんに近すぎですねw
お茶子ちゃんの引きつりっぷりが面白いですww

小さいコマでゴーグルなしverの発目さんが写ってますが、こっちのがかわいいよね!?
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今週のかっちゃん

サラリと新必殺技を開発しているかっちゃん。
必殺技なんて、主人公だったら何話かかけて習得するものなのに…やはり天才か…

あと、轟君のメドローアが完成しそうになってた。ついに両方同時使用が可能に!?
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ミッドナイトさん「技名は言いやすさも大事」

これは本当にご最もだと思います。
最初はノリで決めた技名も、そのうち叫ぶのが恥ずかしくなってくるネーミングかもしれないし
シンプルで覚えやすい技名じゃないと、子供が真似してくれないでしょ!

新スタイル

かっこいいじゃないの!
またもコスチューム新調ですね。
もう最初のママン作コスチュームの原型だいぶ無くなってますよね?w

最初と次のがコレで
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今週がコレ。靴にカバーが付いているのと、腕まわりにガントレット?みたいなのがくっついたのかな
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ポーチの付いたベルトは初代からずっとそのままですね!


ブラクロ


ページ72 限界の先


絶望した!キサマ達人間に絶望した!

若き日のヴェットさん…。・゜・(ノД`)・゜・。
ヴェットさんも、かつては希望を抱いて生きていたんですね。
リヒトさんとヴェットさんは、お耳がトンがってるだけで、今の所人間との違いがよく分からないんですけど。それと長寿なんですかね。

やっぱり団長が持って行きました

団長でてくるの遅いよー!
ヴェットさん、真っ二つにされちゃいましたね…これはさすがに復活しないか。
まさか倒すところまで行くとは…団長強すぎる!
リヒトさんよりも強いヴェットさんを倒せるキャラが味方にいるとなると、敵組織の布陣がかなり心配になってくるんですけど、パワーバランス大丈夫なのw


トリガー


今週は当真さんがチカのことを「チカ子」と呼んでいたところがほっこりw
出穂ちゃんがチカのことをよく当真さんにしゃべるんでしょうなぁ。

第152話「玉狛第2(17)」


1ページ目の不思議なコマは、ステージに隊員たちが転送される様子か!
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はじめて描かれましたね。トリオン空間ってめっちゃ広いのね。

王子隊があからさまに玉狛第二狙いですね…。生駒隊には普通にやりあってもまあ勝てる、くらいの自信があるのか。
生駒隊とは飽きるほどやっているので、玉狛第二という不確定要素を先に消したい、というところか!

B級いやがらせメガネ

オサムが「早めに倒さないと厄介な相手」と認識され、オサムを中心に戦況が展開していくなんて感慨深いですね…!
前回と同じ作戦では目新しさがないので、またなにかやってくれると期待してます!
今週はランク戦序盤でわちゃわちゃしてるのが大半の回なので、特に書くことが少ない(´・ω・`)


鬼滅


また背中扉絵ww

第24話 元十二鬼月


哀愁の鼓鬼さん

鼓鬼さん「だんだんと人間を喰えなくなってきた」
そういうこともあるんだ…。鬼の人も大変なんですね。
鼓鬼さんてば、落とした鼓を思いっきり利用されてるし、不憫!
わざわざ鼓鬼さんの回想を悲壮的に描くことで鼓鬼さんのかわいそう度が上がりますが、どういった狙いなのでしょうか…。

それにしても、稀血のきよしくんは、鼓鬼さんの鼓を間髪入れず勝手に叩くとか、マジで度胸ある子だな…!

がんばれ炭治郎くん

おお…炭治郎くんはがんばっていたのだ…!
主人公だからといって無敵ではないんだ!我慢してるんだ!という回。
「俺は長男だから我慢できたけど次男だったら我慢できなかった」という謎理論がじわじわきますw
内心弱音を吐きながらも戦う主人公、もっと応援したくなりますね。・゜・(ノД`)・゜・。
弱音吐きまくって戦わない善逸くんとの対比か。


左門くん


今週はてっしー回…!
手羽先への異常な執着って設定はどこかでチラリと出てた気がしますが、取り上げられるのははじめて?
プロフィールには、好きなもの:甘辛手羽先、子供(手羽先の次に好き)
って書いてありますし…。

第43話 左門くんは「服装も心なしかプリンっぽいな」と思った


このサブタイによる前フリから、実際にてっしーが直接的にプリンではないけど絶妙にプリンっぽい服を着て登場したのが一番面白かったですww

手羽先プリン

手羽先プリンとか名前だけで吐き気を催すような邪悪なネーミングがすごいですね
ところで、商品容器の裏とかに書いてある原材料名(卵、砂糖、生乳、乳製品、カラメルソース、手羽先…)についてですが、JAS法に基づく加工食品品質表示基準によりますと、内容物の「重量順」で記載することが原則となっています。
ので、手羽プリンの材料のうち一番多いのは卵、次いで砂糖。ということになります!
カラメルソースよりも手羽先の記載が後ろなので、意外とそんなに手羽先の含有量は少ないのかもしれない。(そこまで考えて描いてるか知らんけど)
でも手羽先が1ミリでも入ってたら味に対する影響は計り知れないだろうなぁ…。


いろいろ


ワンピ


あれ、カポネさんと結婚したのはローラさんじゃなかったの?顔にすぎww
カポネさんの親バカっぷりが面白いww
そんでもってお子さん、遺伝子が濃すぎる…!!

たくバツ


今週もスク水でシリアス進行して誰も突っ込まないところに狂気を感じますよ…。
委員長の全裸モノローグのコマにものすごいこだわりを感じました。
今週はこのコマに井谷先生のリビドーが凝縮されている気がします。
それにしても「首輪」って結構上級者向けの変態アイテムだと思うんですが、クラスに二人も首輪つけてる生徒がいる教室ってどうなんですか!


ファイアパンチ(ジャンプ+)


サンくんでてきた!ひさしぶり!
犬好きで変態の人の祝福は、傷を塞ぐだけで元どおりに直すことはできないんですね。
ベヘムドルグの闇がねちっこく描かれていて、読んでると落ち込んできます…。
薪の施設はけっこう時間経ってそう。今週のサンくんはアホの子っぽさが少しなくなってました。施設を出れる頃、彼の瞳はまだ輝いているのでしょうか。心配です。

アグニ様は今日も燃える

服を作るっていってたけど今週も全裸だったアグニさん。
やはり今でも痛みは変わらないのですね。
耐火服とか着たら熱がこもって苦痛度が増しそうな気もするんですけど。
英語のお勉強をしよう←!?
このマンガはどこへ向っているんだ…!
この先の読めなさはすごいわ、気になるわ。

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4 件のコメント

    • 1
    • ななしさん
    • 2016/08/02 09:58

    頑張れ炭治郎頑張れ!!のところは不覚にも泣きました
    誰でも自分を励ましながら頑張ったことがあるはず
    きっと炭治郎君は剣士になる前もずっと我慢していたんだろうなぁ

    • 2
    • ユーリ
    • 2016/08/02 20:26

    >>1さん
    コメントありがとうございます!
    炭治郎くんは強すぎず弱すぎず突っ込みもこなせる頑張り屋さんで、良い主人公ですよね。・゜・(ノД`)・゜・。
    ネズコちゃんが生きてる(?)とはいえ、ほかの家族のことや炭治郎くんの境遇を思い出すと涙出ちゃいますね(´;ω;`)

    • 3
    • ななしさん
    • 2016/08/03 23:44

    はじめまして。デクは腕の改良もしてるので脚一筋ではないとは思いますが、脚主体だとなんとなくカンフーっぽくなってアメコミの雰囲気から外れそうな気がしますがどうなるんでしょう。
    新連載のマンガはストーリーがちょっと前のテレビドラマに少し似てますね

    • 4
    • ユーリ
    • 2016/08/04 00:24

    >>3さん
    はじめまして!コメントありがとうございますー!
    全身で戦うスタイル、たしかにアメコミぽさは薄れるかも…?
    アクション描くのが大変そうだけど、どのへんの資料を参考にするかでも変わってきそうですね!
     
    新連載のネバーランドはストーリーがジャンプっぽくないですね。
    バトルものよりはサスペンスものっぽい。
    導入部分までのストーリーはたしかに似たようなのがあるかもです。
    ここからどう転がしていくのかですね(´∀`)!

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