安心しろ 免許証くらい持ってるわ！　週刊少年ジャンプ 2020年11号 感想

鬼滅

人間に戻す薬は分解したけど9000年老いていたらしい！ デバフをかけられ続ける無惨様…。「無駄に増やした脳味噌」って煽りレベル高いなw
少年漫画のラスボスは万全の状態で主人公を迎え撃った上、1vs1で全てを出し尽くして戦うのがよくあるパターンだけど、無惨様に限ってはどんな方法でも構わないから全員で削り倒して決着するほうが合ってる気がします。

ふと思ったけど、こんなにラスボス戦をじっくりやれる漫画ってなかなかないですよね。
大抵は終盤になるにつれアンケが先細ってきて、ラスボス戦はダイジェストで2~3週で終わっちゃったりして、四天王戦のが名勝負だったじゃんみたいになるのに
鬼滅は最終章に突入するちょっと前のタイミングでアニメ化して、それが奇跡のクオリティだったもんだから社会現象レベルの人気に達したところで本誌がラスボス戦だからね。こんな例、こんな奇跡あるか…！？
単行本の売り上げは史上初のオリコン独占したらしいです。商業的にはもう間違いなく終わらせてもらえないし編集長から引き伸ばしを要求されるレベル。
どうかワニ先生の意向通りに事が運んで欲しいところです…。もちろんワニ先生本人がまだまだ続けたいなら続けるべきだと思いますが！

DrSTONE

コハクちゃんのハグのヒロイン力！ 千空さんとのフラグ再浮上あってほしい…。
復興のダイジェストスピード感いいな〜、次はどうするのか…と思ったら
「12800000m 1second」
…ビビるわ！！！

ホワイマンさんから届いた音声が千空さんと同じ声ですって。
その理由予想としては…千空さんの電波通信しているを傍受した上で声をサンプリングして人工的に同じ声を作ってきた、という説を読みました。
もしそうだとしたら現代と同レベル以上の計算が可能なコンピュータが存在することになりますが…。
それ以外には、千空さんが遠い未来にタイムマシンを開発して過去に戻って、なんらかの理由でホワイマンになった…くらいしか思いつきません。(この漫画においてタイムマシンアリなのかは別として)
次から「本章」に突入にするらしい。いよいよ石化の真相が明らかになる編ですね！？

ヒロアカ

はーやられたそうか複製体か、これじゃ奇襲意味ないやん…と思ったらすぐ本体も追い詰めるのすごい。おもしろい漫画は1話で2回ピンチとチャンスで目まぐるしく見せて感情を揺さぶってくるのだ…！

ミルコさんがめちゃかっこよかった。特に「おんもしれェ！」のコマのポージングと躍動感、画力が凄まじいです！
ポーズの複雑さから筋肉のしなりまで、フェチズムに筆がノっていまの堀越先生の無敵感がこれでもかってほど出てます！！
ミルコさんはこれまであんまりスポット当たってなかったキャラだけど、日本ファンよりむしろ海外ファンから人気あるらしいですね。
わたしも今回ファンになりました。見せ場もっと作って〜〜退場させないでほしい。デザイン的には堀越さんの趣味が盛り盛りらしいので優遇されないかしら。

マッシュル

今週ふつうにおもしろかった。
マッシュさんのキャラが立って、主人公らしいかっこよさを見せてくれたのがよかった。
ヒロイン(?)のレモンちゃんのズレ方も今風だし、マッシュさんの対応もさっぱりしてて話を広げやすそう。
ルッチ先生「私は試験官だ。気に入らない奴を落とそうとして何が悪い」←これは何がもなにも試験官の役目果たしてないでしょが！と思ったので、なんか懲らしめられてくれ…。
校長先生より「お前はあとでワシの部屋へ来なさい」と通達がありましたけど。
部屋へ来なさいだけで具体的なこと何も言ってない所、言い方が妙に妖しくてじわる。

魔女の守人

自分の手を噛むことで巨人になる能力…ではなくルーティーンだった。
ロープを使った立体機動で壁を超えて脱出！ うおお…いろいろ大丈夫なのか。
壁の外がどうなっているか次第ですね。うろついている野生のイビルが人間を見ると襲いかかってくるんでしょうか…。

チェンソーマン

今週笑いすぎてやばかったです。圧倒的キャラクター力を見せつけられた回だった…！
パワーちゃんの流れるようなジャイアンムーヴやばいな。さも当然のように我が物顔で人の車に乗るし。
「車持ってるのか、乗せろ！」→「ワシの車に似てるな？」→「ワシのじゃ！」
な、何がどうなってるんだ！！ww
「ウヌの車じゃ。ワシのせいじゃない」→「まさか人のせいにするのか！？」→「ワシの手柄〜！」→「デンジ仇はとったぞ！」
理不尽すぎる〜！！3秒前のこと覚えてないしあなたが仇です！！

「安心しろ免許証くらい持っとるわ！」←論点そこじゃないし絶対持ってないし。こんだけやらかしても何故か許されちゃうキャラなのがすごいな。絶対ともだちになりたくないが。
ボーナスで車買ったばかりのコベニちゃんは普通にかわいそう。
　
パワーちゃんのインパクトにほぼ持ってかれたけど、アキ先輩も大概だった。
パワーちゃんがひとを敷いた直後めっちゃくちゃ動揺して汗だくになってるのに、
被害者その1→実は刺客だったからまあいいか…。
被害者その2→デンジだしまあいいか…。
てな具合でフウ〜と落ち着いちゃってるの、じわじわきます。

呪術

イノタク先輩、それ目出し帽だったんすか！
たった1コマで噛ませ臭と死亡フラグの塊キャラから得体の知れない強キャラに変貌するとは…こやつできる。
というかキャラの見せ方と印象の持って生き方がうまい…後輩に2vs1を任せて、自分は二人いっぺんに相手しようとしてるもんなイノタク先輩。これまではあえて弱そうに見せてたんですね。
タヌキ親父さんは顔がマスコットすぎて強そうに見えないんですけど、一体どういうキャラなのか予想がつかない。

アンデッドアンラック

4話目にして早くも絵がちょっと荒れてるのが心配…。
風子ちゃんとアンディさんは未だに名前で呼び合わないので、ちゃんとお互いの名前を覚え合うくらいの距離感になってほしいなと思います。
不運をコントロール…って話だったけど、描画みてる限りだと風子ちゃんが恥ずかしいほど威力が上がるっぽい？

アクタージュ

千世子さんが主人公のターンだ…！
デスアイランド編の千世子さん、こんなに笑ってたっけ…！？ いまとは全然表情が違いますね。
アクタージュ世界の世間一般イメージは常に天使のように微笑んでいる姿のままであって、いまの修羅モード千世子さんはまだ世に出ていないのを忘れるとこでした。
そう思うと今までのイメージを打ち砕くような鬼気迫る表情での演技だけでもインパクトありそう。

「ありがとう」の大画面映しのシーンで千世子さんが後ろ向いて観客席みてるの、二回読まないと気がつかなかった。
千世子さんの天使のような美しさにはそれだけ人の眼差しを集める吸引力があるのだなあと身を以て体感しました。

ブラクロ

うう…まさかシレンさんとハモンさんが逝ってしまうなんて……。

ごめん……シレンさんとハモンさん、はじめて名前と存在を知りました……。
これまで出てた既存キャラですよね？　金色団詳しくないからユノさんとクラウスさんとヴァンジャンスさんしか顔と名前が一致しなくて……。
調べたら3巻の時点ででてきてたキャラらしいです。そんな古参キャラだったのか。深刻な事態だ。

初期はスンッて感じだったユノさんが悔しさと無力感で空に向かって雄叫びをあげるほどになるなんて…。もっとユノさんのいろんな顔が見たいぞ…なんだこの気持ちは。

アグラビティ

「くそおっ！クリスが触手の毒牙にかかっているのやもしれぬのかっ！！」
そこセリフだけじゃなくてイメージ映像つきでお願いします！！！

まさかスペースエロ本が役に立つとは。忘れてたけどこのメンバーは宇宙飛行士に選ばれるレベルの超天才たちなんでした。アグラビティボーイズ！のルーティーンはクリスくんがいっしょにやるとこも見たいです。
　
知的生命体が登場しつつも、特に揉め事もなく有効ムードなのがストレスフリーで読めてよかったです。
だけどこのシルエットは…ちん…いや違う気のせいそんなわけない、わたしの頭が汚れてるだけだな。

と思って最終ページめくったら知的生命体がパンツかぶってた。やっぱりちんちんじゃねーか！！
あと、ダイジェストのなかにさりげなく人語を喋るヘビがいましたけど、どゆこと。ヘビさんも知的生命体じゃないの。

ミタマ

オチは読めてたけど、ハゼレナちゃんが料理上達して普通においしいチョコつくれたのがよかった…。義理っていうけど義理以上の何かでしょ〜〜義理だったら猛特訓して手作りなんてしません。
幽子ちゃんと恋のライバルになってしまうよ…。


今週は以上ですウォー