other

好かれようが嫌われようが、俺は 週刊少年ジャンプ 2019年49号 感想

おじゃんぷです
ほんとうはワールドトリガーの感想も添えたかったのですが、ジャンプSQではワートリ休載…ざんねん。でも葦原先生の体調の方がだいじだから!


アクタージュ

こう来たか〜〜〜!! 王賀美さんの持ち味を最後まで活かしつつ夜凪さんがここから違った顔を見せていくのをアシストするという!!
王賀美さん流の”助演”だったわけですね。アオリ読んでやっと腑に落ちました。
夜凪さんをずっと怖がっていた女の子の表情が変わっているのがとてもよかった…特にラストページの前のコマが!

しかし俳優が演出家の意向をまるで無視というのは組織としてよくないので王賀美さんは舞台を私物化した責任を取んなきゃいけないよな…(もちろんその覚悟アリで行動したのでしょうが)
とはいえ花子さんも花子さんでいきなりドッキリで俳優に負担かけてるので実はおあいこか?
それとも結果オーライの世界なのか。わりとそうなのかもしれない。観客を沸かせれば正義。面白ければ正義。
花子さんは面白ければ正義だと思ってやったけど、そのやり方は非難も受けるようなものだった。
王賀美さんも、面白ければ正義だと思って自分のやり方を貫いた。結果、良い感じにまとまった。え、なにこれ王賀美さん改めてめっちゃカッコイイな!?


鬼滅

うわあ…無惨様1ミリも悪びれてない、というか罪悪感という概念が無い。
これぞまさに絶対悪。根本的に価値観が違う。
あの炭治郎くんに「存在してはいけない生き物だ」とまで言わせるとは…そしてその表情がヤバヤバww

こんな相容れなさすぎるセリフを生み出せるワニ先生もすごいよ。こんな人でなし、狙って描くのも相当難しいと思います。
最近は単行本コメで「キャラに申し訳ない〜」とか言いながらキャラをぽいぽいあやめていらっしゃるのでワニ先生自身がちょっとヤバい人なのではと思わなくもありませんが
炭治郎くんをはじめとした底抜けに優しいキャラたちも生み出してるからきっとワニ先生は大丈夫なひと。しかしほんとにセリフの引き出しがすごい。

今週は無惨様のあまりの言い草に怒りを通り越して真顔になってた炭治郎くんはもちろんですが、あの義勇さんすらビキビキきてましたね。こんな顔なかなかしませんよね彼。
次の話では序盤に炭治郎くんが見せてくれた「もういい」や、堕姫戦で見せてくれた血涙を上回るキレ芸を見せてくれるんじゃないかと楽しみにしてます。

それにしても無惨様、本当に顔だけはいいな…。なんなんだ一体。

ところで鬼滅、アニメで本格的に人気に火がついて、単行本の売り上げがヤバイスゴイらしいですね。いまクライマックスですけどこのままワニ先生の意向通り好きなタイミングで終わらせて貰えるんでしょうか? へたにぐだぐだと引き伸ばしとかにならないといいけど。(もちろん長く読みたいとは思ってますが!)


ワンピ

山の神のイノシシさん、子供を取り戻しに来ただけなのに真っ二つにされてかわいそう。゚(゚´ω`゚)゜。最初読んだ時はキバだけ折って追い返したのかなって思ったけど、よくよく見たら上下真っ二つになってました。
食べられた人は体内で町をつくって無事だった(???)ど、どういうことなんだ…。

おでんさんの言った「河岸を変えよう」という言葉、初めて知ったんですが”飲食・遊びや稼ぎの場を変える”という意味らしいです。要するにじゃあ拠点を変えて自分で好きにやってくぜ〜ってことか。

最後のコマでは昔のオロチさんが登場。こんなへこへこしていたところから殿まで成り上がったのかー! 善悪などやり方は狡いところがあったのかもしれませんが有能だったんですね…。いまじゃ悪魔の実の能力者ですし。
こうなると、康イエさんを銃で葬ったシーンは重みが変わってきそうですね…。
単行本で一気読みしたらよりオロチさんのゲス度が際立って見えそう。


呪術

簡易領域! これまた便利な設定。相手の領域展開の内側に自分の領域展開を発生させるので必中を無効化できる、と。”技術を門外に伝えることは縛りで禁じられている”という注釈もこれまた便利!
自力でその技術にたどり着いたという説明をすれば誰でも使えることにできるし、勝手に盗み見て習得だったらOKにもなるし。芥見先生マジしっかりしてる。
 
しかしメカ丸さんが逝ってしまた…。
動かぬ抜け殻と化したメカ丸に話しかける三輪ちゃんのシーンがマジせつない。まさかこんな悲しい関係性を背負うキャラになるとは。

でも最期どうなったか描かれてないからなぁ。そういうキャラはジャンプだと決まって実は生きてたって再登場するもんですが、
今回の場合だと真人さんプロデュースverのメカ丸になって、三輪さんと再会コースですか? やめてくれぇ…。


ハイキュー

ニンジャ・ショーヨー!
やっぱり素早かったり身軽だったりする日本人って、海外にいくと大体ニンジャってあだ名つけられるんでしょうか。海外からするとニンジャってドラゴンや妖精みたいな神話的存在の類って思われてるらしいからな。
気軽にペア組んで、いつでも解消してくれていいからなっていうスタンス、傭兵みたいでかっこいいな…。仕事を請け負う傭兵稼業…? これ、もしかしなくても忍者だ!?
 
慣れない海外で四苦八苦しながらも頑張る日向くん、とても興味深い。ブラジル編を描くにあたり海外取材を重ねたんだろうなぁ。漫画家さんの取材旅行ってちょっと憧れます!


DrSTONE

おじちゃん、ちゃんと党首像こわしてて抜かりない!
あの千空さんたちの常に一歩先をいってるのやばいな!? ぶっちゃけ原始人と現代人じゃ頭の回転で勝負にならないやろとか思ってましたマジスンマセン。
彫り師ってのもいるのね。石化装置のニセモノはそれで作ったわけですね。

イバラのおじちゃんは頭が回って先回り行動できるぶん、マグマさんみたいな予測不可能キャラに対しては意外と弱かったりしそうw


ブラクロ

ハート国さん、やはり敵対勢力じゃなかった〜!
人口は少ないけど少数精鋭みたいなところなんですかね。戦うとなったら女王自らも戦力に数えなきゃいけなさそうなところがリスクありそう。

さいごに登場したスペードの紋章を背負ったひともまだ敵かわからんけど、スペード国は「魔神国家」って言ってたのでなにやらダークパワーも秘めてそうです。


チェンソー

レゼちゃん、こわ…。
殺傷力高い中距離攻撃も有してるとかヤバいしまだ全然本気じゃなさそうだし。

ビームくん、めっちゃけなげじゃん。会話通じないみたいな話あったのは一体。
アキくんが彼に対して「なんでお前がそんな情報を知っているんだ?」って言ったのがひっかかりました。
公安の上層部って極秘情報いっぱいありそう。アキくんもなんか秘密しってるのかな。
デンジくんやパワーちゃんみたいなあほの子キャラが逆に漫画の良心になっているのでは…。


夜桜さん

ハッキングする → ゲーム化する → クリアして解決
その真ん中のステップいらんくない?と思ったけどこれはたぶんそういう縛りのある”能力”なんだ。そう考えれば腑に落ちる!

凶一郎さんが兄妹のなかでどう思われているかが垣間見えたのが面白かったです。身内だけど狂人なキャラはこうやってバランスとっておくとヘイト溜まりにくいって誰かが言ってた。


ゆらぎ荘

あっ。こういう回とてもいい…。どんどんやってほしい。
雲雀ちゃんの「念のためしっかり洗っておかないと…」「どうしよう正直もう全然イヤじゃない」が面白かったです。嫉妬しちゃうなら本命を変えればいいのでは…?
ハーレムモノで最後に男キャラが誰か一人とくっついて他の女の子泣いちゃうなら、
女の子同士でくっついたら良いっていうのは天才だと思います。本人たちの気持ちさえ良いならですけど…。


ミタマ

シリアスシュールギャグだこれ!
ストライプさんの眼球が縦縞だったところで、もう耐えられませんでしたwツッコミ不在ww
ここにビュティが居たら「すごい縦縞の人きたー!!」って言ってるでしょ。誰も言わないんだもん。代わりにわたしが言いたいです。うわこのひとめっちゃ縦縞ー!!って言いたいよ言わせてよ。
あとミタマさんが覚醒した時の効果音「ドドドドド…」が凄みとか迫力じゃなくて、単に涙の音なの笑うw


サムライ8

主催者の弁形さん(ごつい人)が、ハチマルくんから言われた「実は10億より欲しいのはアナタ…です!」に対して「勝利者から告白されるのは初めてのパターンだな」って素で返してるのが面白かったです。
同性同士だからとかゴチャゴチャ言わずにストレートに”告白”として受け取ってるのがなんかイイな。


髪をゆい

ニワカスケバンwまた新たなスケバンワードだしてきたw ハラノムシでスケバン化とかも
「女王」に(スケバン)ってルビ振るなよ〜なんなんだよ〜〜
白ゆいさんが炎火さんとアヤ子さんと仲良さげに行動してるのはちょっと嬉しくなりました。
白ゆいさん、二人に対して「元スケバンのお二人なら…」って言ってるので、スケバンとはつまり虫によってスケバン能力を得ている状態を指すわけですね。やっと定義がわかってきた。
鍵斗さんは虫を飲んでも女性じゃないのでスケバンにはならないみたいですが、代わりになるとしたらなんなんだろう。ツッパリ?


ふたりの太星

冒頭の、「フキダシにメガネが描かれているからこれはメガネキャラの発言だ」ってわかるやつなのに全員メガネっていうのすごいツボなんですけどww
そして次に来た星くんの対局者、「0勝0敗の謎の人物、拘束具に包まれサイコパスらしき狂人、と見せかけてただの骨折してただけの人」というオイシイネタなのにネタフリから消化までわずか3ページまで済ませちゃうし、駆け足がすぎる。

本来は4~5週かけてもいいやりとりを1週で消化したような回でした。
めちゃ情報量多いし、キャラ掴んでて1コマ1コマ噛み締めながら読めばめっちゃ面白いんですけど!
説明が少ないのでここまで毎週しっかり読んで無い読者さんだと置いていかれがちになっちゃいそうなのが勿体ない…!
羽賀さんがユアちゃんに化けてたのと、ユアちゃんの反応が面白かったのでもっと時間かけてやってほしかった〜!

羽賀さんのコピーは星くんが太くんと対局するための設定かと思いきや、最後はありのままの羽賀さんで来たのはアツいなぁ。一周まわってラスボスっぽさがある。


今週は以上ですヾ(‘ω’)ノウォー!!

関連タグ
前後の記事
今からお前を 地上へ叩き出してやる!! 週刊少年ジャンプ 2019年50号 感想
礎となるのは地道な積み重ねだ 週刊少年ジャンプ 2019年48号 感想

2 件のコメント

    • 1
    • ななしさん
    • 2019/11/04 07:57

    いつぞやのHUNTER×HUNTERみたいに炭治郎くんが炭治郎さんになっちゃいそう

    • 2
    • ユーリ
    • 2019/11/04 22:42

                        
    炭治郎さんになる炭治郎くんが見たいです…。
    その怒りの引き金になるのは、やっぱり味方が目の前で…ですかね。義勇さん…

コメントを残す


※おなまえ空欄可("ななしさん"になります。)