アンデッドのアンディだ！！ 週刊少年ジャンプ 2022年39号 感想

アンデラ

No.124 アンディ

祝アニメ化！！！めっちゃ嬉しい！！特に応援してたし、毎週必ずアンケ入れてたので…。しかもジョジョアニメ手がけたスタジオさんが作ってくれるんですか！？夢じゃないのこれ……。
アンディさん風子ちゃん、表紙でも巻頭カラー見開きでもすんごいイチャイチャしてて微笑ましい。最初期に犠牲になったボイドさんも描かれてるし、姿の見えない安野雲さんも手だけ映ってるし否定者全員集合じゃん。塗りもアニメ風になってる！とても良いカラー絵だぁ。
本編。
新規さんにも配慮してか、これまでのおさらい的な回でした。
が、今回だいじなのはこれまで「死ぬことが目的」と言っていたアンディさんが自分の”不死”を肯定し、今は希望と喜びを感じていると胸を張ってくれたこと…！
過去編ではあんなに影のある表情だったけど、なんて朗らかな顔なんだアンディさん。もう死にたいなんて思ってなくて、風子ちゃんとの未来を素直に考えてるんですよね？ すばらしいことだよ…。あとは神をぶん殴るだけですか？
行くぜ、ループ！ クソデカフォント「アンデッドアンラック」どん！！！ え、これ最終回じゃないよね！？ もし一番後ろに載ってたら俺たちの戦いはこれからだって言うとこだったわ…。アニメ化が決まってて本当によかった…。

ワンピ

第1058話 “新皇帝”

新編恒例、麦わらクルーの懸賞金が更新される回。
四皇のクルーともなればものすごい懸賞金になるんだなぁ 仲間にも箔がついていくッ！
モブキャラのひととか、麦わらクルー見たら「あ、あれは四皇幹部の…！」て震え上がるんでしょ？ すごい時代になったよ。
でも大親分のルフィが「四皇”麦わらのルフィ”」てテロップでてるのにボコボコにされてるあたり、金額は上がっても本人たちが何か変わったわけじゃないんだなって安心感がありますね。
バギーさんとこのコントめっちゃ笑いました。本人ノリノリで大物ヅラしてクロコさんとミホークさんを従えてるのかと思ってたし、一体どんな経緯で…！？て蓋を開けてみれば靴を舐める四皇になってた…。
いろいろ世界情勢も映されて情報多くてめっちゃおもろいです！

呪術

第195話 桜島結界(5)

大道さん笑うww DX日輪刀はずるいでしょ。いちおう刀には違いないですよね！？
ネタキャラだと思ったのになんっやねんコイツ！ つよつよでカッコいいじゃあないですか…。やっとこ刀に出会えてウキウキ顔のとこで一気に好きになっちゃいます。
直哉さん、またしても呪霊が見えない見下し対象みたいなひとにやられるのかぁ……。それでこそ直哉さんだな！
あ、カッパのお兄さんは本当にネタキャラですよね？ 次回はカッパのお兄さんがめちゃくちゃかっこいいとこ見せてくれるんですか？

ウィッチ

★75 The Incredible Shrinking Adventure

魔法で小さくなったら思った以上にシビアだった回。
魔法で小さくなったらおやつ食べ放題だ〜！まではよくあるのに、そこをあえて科学的に掘り下げるのは初めて見ました。現象はリアルで残酷なんだ。
科学監修:くられ で生まれる説得力で、魔法がテーマのファンタジー作品のはずなのに夢が壊されていくの斬新だな…。
それをさらに鬼のパワーでゴリ押しして、ファンタジー→厳しい現実→ファンタジーに戻ってくる話の転がし方も篠原先生の真面目かつお茶目なとこが出てて面白い。
あまりのピンチにちょっと泣くモイちゃんごかわいかったです。

SAKAMOTO

DAYS84 いいにおい

今週は追いかけっこシーンの作画がすごかった！ 特に調理場の描き込み密度すごいしキャラのポーズもアクロバティックで難しい構図が多い。坂本さんの空中発砲のコマなんてめっちゃスタイリッシュだ。
葵さんに変装してるから余計に映えてるマジック、ほんま良い発明だなぁ。そのうち元に戻るのが勿体無い。通りすがりの学生くん、きみがいいにおいって思ったお姉さんは実はおじさんなんだよ…。
そして追い詰められた周くん。意外と色々喋ってくれそう。まだ若くて同世代の中では強いから万能感あっただろうに、大人にへし折られて不貞腐れてるのかわいいね。

ヒロアカ

No.364 何の為に力を使う

全盛期の顔が生えてきたAFOさん、一見整った顔立ちに見えるけど一目で「あ、危ないひとだ」とわかるサイコな表情だわ…いやだぁ…。息をするようにそのへんの人の個性奪ってくの最悪すぎるし、他人の邪魔することが生きがいなのも最悪だぁ！ 堀越先生がめちゃくちゃ楽しそうに描いてるのも伝わってくるんですけど。ノリノリで我が子たちをいじめる堀越先生がいちばんサイコなんだよな。
エッジショットさん、過去イチ輝いてる！ かっちゃんの心臓になってくれるの…？ 手遅れに見えるけどそれでも助けるってなったからには、最終的には助かるって事ですよね？？ 頼みますよ！！ でもそれでエッジショットさんが犠牲になったら素直に喜べないのでエッジショットさんも生きてくださいね……。頼みますよ……。

アオハコ

#66 話なら聞くぞ

大喜びが劇のことを聞こうとすると避けられる件、たぶん千夏先輩のなかで心の整理がついてないからなんだろうなぁ。彼がキスしたらしてないかで悶々考えたのかもしれないし、こんなに彼のことを考えてる自分は何？てなるよね。やっぱ大喜びのこと気になってるんだなああ。全然モノローグないからわかんない子だよ…。
大喜びは「たとえ気にしてなかったとしても、話がしたいのに」て言ってるけど逆なんだよ、先輩は「めっちゃ気にしてるから話したくない」なんだ…。それって好き避けってやつじゃないの！！んもう！！！

あかね

第27話 座談会

ついに座談会！ 取材に来た記者さんたちズラリと並んでたのに、あかねちゃんの開口一番で速攻退室させられてかわいそう。いちばん取れ高ある部分だったはずなのにね。お仕事なのにッ
一生師匠こわすぎる…。わたしだったら向かい合って話してるだけで涙でてきちゃうとおもう。
「志ぐまに聞いてこいと言われたか？」で志ぐま師匠もだいぶ関係わるいことがわかります。
でもあかねちゃんの出自を聞いて一瞬目を落としましたね。それは予想外だったのか…。
あかねちゃんのお父さんは一生師匠の目から見て単純に実力が不足していたってことでしょうか。だからといって破門はやりすぎとは思いますが。ただ一生師匠はあかねちゃんの師匠が誰かを看破したことからもわかる通り、周りを全員黙らせるほどの有無を言わさぬ圧倒的実力があるわけて、その人に正論でダメ出しされたらぐうの音も出ないっすよね…。もし破門の理由を聞いて納得できてしまう内容だったなら残酷だなぁ。

おイナリ(読み切り)

やったああ沼駿先生だあ！！左門くんのときからファンです。今回の読み切りも先生特有のテンポ良い掛け合いが読んでて楽しい。
イナリちゃん、キャラ名紹介テロップの時点でもうちゃん付けされてて笑いました。テロップにまでナメられてんな。
作中でババア呼ばわりされる語尾のじゃ狐耳さんは既にめちゃくちゃ擦られてるジャンルではあるけど、先生特有の味付けもあって安定感あって面白かったです。イナリちゃんなんだかんだ言って仁くんのこと好きなのがよかった…。

マッシュル

第121話 ドット・バレットと気に食わないもの

ランスくんに「ひっこんでろ」言われて「あー分かったぜ、好きにしろ、テメェにはあきれたぜ」とまで言ったドットくん、しっかり戦いを見守ってるし、友達が妹のことをいつもいちばん大事にしていると知ってるからこそ、友達の妹を侮辱されたら友達よりもはやく手が出るのすごくいいじゃないですか…。
でも妹ちゃんの写真入りペンダントをしんみり受け取った直後グーパンするとこで吹きました。今いい雰囲気だったじゃん！？

逃げ上手

第75話 女影原1335

時継さんのステルス、馬にまで乗るのか…チートか？ さすがマジで何も資料がないだけある。
「おお、渋川殿の怒りが冷められた」「違うぜ、一時的に収納しただけで次回に持ち越されるんだ」なんでそんなに渋川さんの怒りシステムに詳しいんですか？ もしかして一回怒らせたことある？
渋川さんの信じられないくらいでっかい太刀に興奮してドキドキする時行くん、良い顔ですね。信じられないくらいでっかい太刀だもんね。
ただ、戦場で遊び倒そうなんて言ってるのは若干世間知らず感あるかもな…。人が死ぬ場所なんやぞ戦場は。それをまだわかっていないのね若君。
まあ史実によると一番慕ってる身内がしぬイベントがこの後ありますので、その前フリなんでしょうね…。現実を知って時行くんの顔が曇るところも楽しみにしてますね。

ブラクロ

ページ335 断絶

ルシウスさん「冥府の最上位悪魔含めて全階層掌握した」とんでもないことさらっと言うじゃん…。前章であんなに苦戦してたのに一人で全部やったんですか？ 神じゃん勝てねえよ！ まあ漫画の悪役として登場してしまった以上、最終的には敗れるのでしょうけど。
人間みんなを不死身で健康で賢明な上位生命体にしてくれるまではめっちゃいいことなのにな…。アスタくんの存在を認めて、魔法帝さんの人格を尊重しとけば対立せずに済んだのではないか！

PPP

第46話 ジーニアスプリンセスとフェアリークイーン

うわあ〜〜ミーミンちゃんとメロリちゃん両想いじゃーーんおめでとうございます式には呼んでください
お互いのことなんもわかんないし理解できてないけど、好きな気持ちは本当だから、わからないままでも別にいいんだね…。
色々考えたかもしれないけど、素直にまっすぐ気持ちを伝えられることって素晴らしい。
一方ファンタくん、またクソつまんなそうな顔してんなァ！
レイジロウくんは長年抱えていた友達との確執を洗い流して前を向けたし、ミーミンちゃんもずっと大好きだった子と分かり合えて幸せそうなのにね。実は羨ましいのかな？
次はファンタくんが勝つと思ってたけど、ファンタくんが運くんに「絶対負けるよ」なんて言ったら逆フラグになりませんか。不敵に笑い返す運くんは何かやってくれそう感あるし。
音上のブランドを確固たるものにするのがファンタくんこ狙いなのだとしたら、それが崩される可能性あるのはもう次戦しかないわけで…。

ロボコ

第102話 アルバムとロボコ

ボンドくんとの思い出のアルバムがたくさんあって、ロボコお前ってやつは…って思ったら予想外の転がり方したな！？ こわいこわい 今さらドラえもん擦らないでよw ほのぼの回に見せかけたホラー回じゃん！「この世には知らないほうがいいこともあります」はガチなのか。
ロボコ0歳〜3歳の写真が特に謎が深まる…。誰が撮ったの？ ギャグとして流していいのか…？
宮崎先生のなかでどこまで設定として固まっててるのか気になります。そのうちロボコ誕生の経緯が明かされる回とかやるの！？

夜桜さん

作戦143. そば打ち

家族が二人洗脳されてシリアスな流れと思いきや、伝統と称してそば打ち回をねじ込める夜桜さんの柔軟性、すごいなあ。
今回は凶一郎さんの絡み方が可愛げありますね。太陽くんに対して肘でぐりぐりする程度なんてだいぶ優しいですよね。初期なんか系で切り刻もうとしてた気がしますし。
あとそば打ちの話だからか手のアップのコマが多めだったんですけど、ひとりひとり指が描き分けられててよかった。太陽くんの手のゴツさと六美ちゃんの指の細さの対比とか、七悪くんの手ののっぺり感とか。よい。

高校生

第99話 職場の高校生

一郎さん、課長ってけっこう偉かったんですね！？
元課長のおじさん高校生が職場体験で元の職場を見学して見知った社員たちと談笑するなんて、とんでも設定の上にとんでもシチュエーションが重なっててやばい。
状況の時点でもうも面白いから、組み立て工場のくだりで触るなと言われた次のページでナチュラルに触って怒られてないし「誰が答えてんだ…？」とか何やってもコントになっててすごい。
特にオチが面白すぎるw 社会人になったら3年とか高校生のときほどは長く感じないんだよね…。

すマホ

第16話 第2フェーズ

毎日タワマンみたいな事件起きてるんか、すマホ世界。治安わるすぎるぜ！ でもアメリカでは実際につい先週にも「フラッシュロブ」の事件が現実に起きたらしいです。うわあタイムリー。アメリカって怖いなあ。
全一郎さんは日本のモラルを腐らせていく目的はなんなのだろう。日本が住みにくくなったら困るのは自分なのでは…？
結歌ちゃんの「人から逃げて寂しい人生送るより、時々辛くても人と一緒に生きたほうが楽しいよ」は良いセリフだと思う。一人で生きるのは誰にも気を遣わなくて気楽だけど、いつか限界が来るよね…。
そして仲間を探す展開で、やってきたのはNo8の望月くんと、No12の淡沢さん。望月くんは埋蔵金の場所を知っても勝手に掘ったりせずにきちんと許可取ろうとしてたらしいので倫理観はちゃんとしてそう。

ALIENS AREA

No.12 東京都北区赤羽

今週、謎の面白さがあった…！
明菜さんの色気とミステリアスな雰囲気、堂に入ってるw 喋ってるだけでなんかオシャレなムードになるお姉さん、つよい。
エリエリ世界での宇宙人の扱いがいわゆるお役所仕事ってやつで、ひっそり暮らしてる外星人もいるってあたりで世界観に奥行きがでてよかった。
写楽さん「別に違法じゃないけど、後々何かあるとなんで確認しなかったってなる」この一言に公安という組織の世知辛さが詰まってそう。
現実でも警察官とか公務員の方は思ってる以上に仕事以外の日常生活で気を配って過ごさなきゃいけないこと多いそうだなあ。プライベートでも真に気は休まらなさそうのでしょうね…。

地球の子

第26縷 水入らずの家族旅行

水入らずとは一体！！！ 高度なギャグなのか！
肉体を分子レベルまで分解したのでかろうじて生きているが命が危うい状態←ど、どういうこと！？ どういうこと！？！？ ど…どういうこと！？？？ まあ面白いからいいか！！！
あそこまで悪意を向けられても「君の味方だ、守りたい」とまっすぐ言える令助さんは普通に尊敬できる。並のメンタルじゃそんな判断はできない…。
大抵の人間は悪意に善意を返せない。喧嘩を売られたら買ってしまうか、せいぜい無視するか。ぜんぶ包み込んで相手の戦意すら失せさせるとは。
かれりさんと衛くんは地球の子として超常の力を持ってたけど、最終的に最も強かったのは令助さんの意思の力ってオチは面白い着地点でした！
令助さんの強さだけは地球に与えられた力じゃなくて、自らの力だものね。

ドロンドロロン

最終話 しあわせな優しい世界へ

終わってしまた…。大須賀先生、おつかれさまでした。
序盤の展開のそつのなさ、ドラくんクサナギくんコンビの好感度をちゃんと稼いでるところはよかったのに残念。二人だけで掛け合いが閉じちゃってたのはあるかも。ギンチヨさんをもうちょっと引っ張って、魅力的な敵役がいればまた違ったのかなあ。
最後に二人が交わした言葉は「ありがとう」で終わったあたりは心が通ってた感じがして良いまとめ方だったと思います。
離れ離れになっちゃったのは寂しいし、他のモノノケたちと同じくドロンとあっけなく消えて終わりなのは切ない…。これが今生の別れだったら切なすぎるので、またなんらかの形で再会したほしいな。単行本の描き下ろし後日談に期待するしかない！


今週は以上です！