メルスト、今月のイベントは外伝! 堪能しました。
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該当画像の転載・配布等は禁止しております。 ©Happy Elements K.K
2021年6月のイベントは、初の外伝篇! 1stと2ndの番号がついています。
外伝と銘打ってるだけあって、今回はユウくんとメルクの出番がほぼありません。1stなんて一切でてこない!
これまでのイベントではある意味で制約だった「ユウくんとメルクが必ず登場」「配布の☆2と☆3、新規スカウトの☆4と☆5の計4名以上は新キャラを出す」「特定の国が舞台になる」といった縛りがないため、外伝形式ならではの物語展開ができそう。
新しい枠組みでしか表現できないこともあるだろうし、今後も続くかもしれない「外伝」シリーズにも期待…!
まずはライアンさんが主人公だった1stの話!
登場人物はこれまでのイベントで既に登場しているライアンさん、ロアさん、ネモさん。王国1stと王国3rd、そしてこの3人のユニストを事前に読んでおくとわかりやすいです。
王国1stに登場したライアンさんは、はっきり言って腕っぷしが強くはないひとですが、彼なりに行動原理に芯があり周りの人を勇気づけるタイプのお方でした。これも騎士道!
あと、実は七つの大罪のコラボストーリーにもチョイ役だけど出演してました。これは復刻されないと読めないですが!
ロアさんとネモさんは王国3rdに登場。モンスターたちの言葉を解し、彼らの”ボス”と君臨するロアさん、貫禄がありました!
モンスターの中で育ったというお話もチラッとしていましたが、多くは語られておらず…。
しかしその生い立ちにライアンさんの存在があったことはハッキリ示されてました。このとき既に外伝1stストーリー化の布石が!?
また、王国3rdにはペルルランダーさんも出ていました。このセリフ、外伝1stを読んでからだとまた印象が変わりますね…。
まだ騎士になる前のライアンさんでしたが、誰かが傷つかないために、そして自分も傷つかないように行動できる”騎士道”を既に持っていた…!
武器屋のおっちゃんが「こいつは騎士さ」と認めてくれるくだりはジーンときました。
モンスターの表情差分が豊かなのも涙を誘われました。いつのまにか読んでるこっちも鳴き声と表情で気持ちがわかるようになるよね…。
ライアンさんが掲げる「誰も傷つかない世界」は理想が過ぎる絵空事かもしれないけど、その実現のため文字通り身体を張って全力で取り組むのは誰だってできることじゃない。
1話の後半で彼が自覚していた「非力でも、それに代わる”何か”」を体現する姿…。たいへん立派な”剣を持たぬ騎士”でした。
外伝1stを読んだあとに改めて王国1stを読み直してみると、過去の出来事がいまのライアンさんを形作っているんだなぁと新たな読み味を感じられます。
リリースから7年前経つとゲーム性は最新とは言えなくなってしまうけど、テキストが持つ力は色褪せない。そこがメルストのすばらしいところのひとつですね!
月フェスで登場した☆4ライアンさんのユニストは実質外伝1stの6話目みたいな濃さでした。☆4ライアンさんのユニスト込みで王国1stと3rdからめて完結する話だったわ…。引くしかない。(半年後レアゴル落ちしますけど!)
それと若きヒイロさん登場のサプライズも嬉しかった! このために新しい立ち絵を…!?
外伝編・過去編で癒術士の存在が必要なシーンでまたちょくちょく出てきたりして…?
続いてはシャーレリちゃんを中心に展開する2ndの話。彼女はちょっとマイナーな「心究学」を専攻しており、なかなか成果をあげるのがムズカシイ分野らしく…?
植物研究所の面々が登場してわちゃわちゃしているのも楽しかった!
外伝2ndは、時間おきに新しいエピソードが1話ずつ順番に公開されていく方式の珍しいイベントでした。いつもと違って公開と同時に最後まで読むことができない。
この新しい試みは、作中のシャーレリちゃんが合宿で7日過ごす様子をユーザーも追体験できる…みたいな狙いだったのかと思います。
読み進めても、情報が明らかにならない時間がどうしても発生するのです。
3話でシャーレリちゃんがアニマくんと初めて出会い、”その夜”の会話の待ち通しさ。3話の演出とBGMは流れ変わったなって感じでとてもよかった!
それから6話では他人行儀なアニムスさんが登場し、アニマくんからもらった絵がただの白紙になり「あの出会いは幻だったんじゃないか」と空虚感を抱えてもやもや過ごす感覚。
国イベの月フェススカウトが未開催だからユニットのプロフィールを読めのもあって、予想しないといけない部分がいつもより多かったのも地味に効いてた。
でも7話ではすぐにアニマくんとアニムスさんが並んで登場し、双子だったと判明する。
だけど本当に双子?何か隠している?本当はユーレイなんじゃ?と疑いながら次の話を待つことになる。たとえばアニマはユーレイ的な存在で、アニムスから分かれたコピーか思念体かなにかで、ひと夏で消えてしまう存在なんじゃ?とか。
まあでも最終的には不思議な出来事なんてなく、本当に双子だったってだけなんだけど!
今回は謎があるまま次話まで絶対に数時間待たないといけないのと、すぐに次の話を読める状態とでは、読み味がだいぶ違ってくる回だったはず。
あたかもシャーレリちゃんと共に戸惑いと焦燥を感じられた気がしました。
逆に言えば「外伝2nd」というコンテンツそのものが1話ごとに数時間置く前提の物語とも言えるので、一気に読んじゃうとそういった体験ができずに勿体ないかも。
全話公開後は自主的にインターバル置けばいいのでしょうか。それはむずかしい。
メルスト公式さんのTwitterではお話の展開に合わせてシャーレリちゃんのノート画像が定期的にアップされてました。ゲーム画面スクショじゃないのでここに載せていいかわからないので載せません。公式さんを見にいってください!
ちなみにアニマくんとアニムスさんの見分け方ですが、手にスケッチブックを持っているのがアニマくん。黒いノートを持っているのがアニムスさんです。
アニムスさんの一人称は常に”僕”。
アニマくんも対外的にかしこまって話す時は”僕”ですが、アニムスさんと(心を許している相手と?)話す時だけは”俺”になっていました。
最後の話では、シャーレリちゃんとお話する時も”俺”でしたね。
なお二人が見分けつかないほど似ている理由、ユニストによると「お互い同じに見えるように寄せてるから」らしいです。面白がってわざとそうしてるんかい!
それと、10話で判明するのですがアニマくんの絵が”消えた”のは二人が開発した特殊なインクで描いたからだったらしいです。えっ、心究学関連で研究成果あげてたんですか!? さらっというけどめっちゃすごいことなのでは…。
ココロと物質の関係や現象については、メイン一部後半やティンクルシード関連でも言及されてたりします。そのへんと合わせて読んでもまた面白いかもしれません!
外伝2ndについては以上です!
今回の公開方式は面白かったのですが、ちょっと戸惑ったのがいつもはネタバレ自粛期間がいつまでって決まっていたけど今回は話数ごとにネタバレ自粛期間が区切られていた点。
これまでと違う形式だし、全部公開されてから自分のペースで読みたいって方もいたので「じゃあ今日は○○話までの内容でネタバレトークしよう!」てわけにもいかなかったのが歯痒いところだった…。とはいえ、公式さんが力を入れて新しい試みのコンテンツを出そうとしているのが伝わってきたのはよかったです!
ゲイルソウルを持つシード。メイン第二部機械の国編のトロボックを更新です。種族的にはペルルランダーと同じだけど図鑑Noが違うポケモンみたいなお方。
今回登場したユニットは以下の通りです!
※王国の騎士団関連で名前だけ出ている方もいましたが割愛。
以上です!
次のイベントも楽しみです。
今回は実質王国と科学の話だったけど、国別4thの周は始まらないんかな…?
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独創の息吹、多彩なる外伝
2021年6月のイベントは、初の外伝篇! 1stと2ndの番号がついています。
外伝と銘打ってるだけあって、今回はユウくんとメルクの出番がほぼありません。1stなんて一切でてこない!
これまでのイベントではある意味で制約だった「ユウくんとメルクが必ず登場」「配布の☆2と☆3、新規スカウトの☆4と☆5の計4名以上は新キャラを出す」「特定の国が舞台になる」といった縛りがないため、外伝形式ならではの物語展開ができそう。
新しい枠組みでしか表現できないこともあるだろうし、今後も続くかもしれない「外伝」シリーズにも期待…!
黎明の騎士道篇(ネタバレ)
ぼくとユーレイの7日間篇(ネタバレ)
入手シード
出演ユニット(ネタバレ)
黎明の騎士道篇(ネタバレ)
まずはライアンさんが主人公だった1stの話!
登場人物のおさらい
1stの舞台はなんと…8年前。初の過去編!登場人物はこれまでのイベントで既に登場しているライアンさん、ロアさん、ネモさん。王国1stと王国3rd、そしてこの3人のユニストを事前に読んでおくとわかりやすいです。
王国1stに登場したライアンさんは、はっきり言って腕っぷしが強くはないひとですが、彼なりに行動原理に芯があり周りの人を勇気づけるタイプのお方でした。これも騎士道!
あと、実は七つの大罪のコラボストーリーにもチョイ役だけど出演してました。これは復刻されないと読めないですが!
ロアさんとネモさんは王国3rdに登場。モンスターたちの言葉を解し、彼らの”ボス”と君臨するロアさん、貫禄がありました!
モンスターの中で育ったというお話もチラッとしていましたが、多くは語られておらず…。
しかしその生い立ちにライアンさんの存在があったことはハッキリ示されてました。このとき既に外伝1stストーリー化の布石が!?
また、王国3rdにはペルルランダーさんも出ていました。このセリフ、外伝1stを読んでからだとまた印象が変わりますね…。
ライアンさんの騎士道
全部で5話という短さでありながら、ライアンさんの原点がしっかり濃く描かれていた外伝1st! 初のスチルもあってライアンさんファンにはたまらん内容だったのでは。まだ騎士になる前のライアンさんでしたが、誰かが傷つかないために、そして自分も傷つかないように行動できる”騎士道”を既に持っていた…!
武器屋のおっちゃんが「こいつは騎士さ」と認めてくれるくだりはジーンときました。
モンスターの表情差分が豊かなのも涙を誘われました。いつのまにか読んでるこっちも鳴き声と表情で気持ちがわかるようになるよね…。
ライアンさんが掲げる「誰も傷つかない世界」は理想が過ぎる絵空事かもしれないけど、その実現のため文字通り身体を張って全力で取り組むのは誰だってできることじゃない。
1話の後半で彼が自覚していた「非力でも、それに代わる”何か”」を体現する姿…。たいへん立派な”剣を持たぬ騎士”でした。
外伝1stを読んだあとに改めて王国1stを読み直してみると、過去の出来事がいまのライアンさんを形作っているんだなぁと新たな読み味を感じられます。
リリースから7年前経つとゲーム性は最新とは言えなくなってしまうけど、テキストが持つ力は色褪せない。そこがメルストのすばらしいところのひとつですね!
月フェスで登場した☆4ライアンさんのユニストは実質外伝1stの6話目みたいな濃さでした。☆4ライアンさんのユニスト込みで王国1stと3rdからめて完結する話だったわ…。引くしかない。(半年後レアゴル落ちしますけど!)
それと若きヒイロさん登場のサプライズも嬉しかった! このために新しい立ち絵を…!?
外伝編・過去編で癒術士の存在が必要なシーンでまたちょくちょく出てきたりして…?
ぼくとユーレイの7日間篇(ネタバレ)
続いてはシャーレリちゃんを中心に展開する2ndの話。彼女はちょっとマイナーな「心究学」を専攻しており、なかなか成果をあげるのがムズカシイ分野らしく…?
植物研究所の面々が登場してわちゃわちゃしているのも楽しかった!
外伝2ndは、時間おきに新しいエピソードが1話ずつ順番に公開されていく方式の珍しいイベントでした。いつもと違って公開と同時に最後まで読むことができない。
この新しい試みは、作中のシャーレリちゃんが合宿で7日過ごす様子をユーザーも追体験できる…みたいな狙いだったのかと思います。
読み進めても、情報が明らかにならない時間がどうしても発生するのです。
3話でシャーレリちゃんがアニマくんと初めて出会い、”その夜”の会話の待ち通しさ。3話の演出とBGMは流れ変わったなって感じでとてもよかった!
それから6話では他人行儀なアニムスさんが登場し、アニマくんからもらった絵がただの白紙になり「あの出会いは幻だったんじゃないか」と空虚感を抱えてもやもや過ごす感覚。
国イベの月フェススカウトが未開催だからユニットのプロフィールを読めのもあって、予想しないといけない部分がいつもより多かったのも地味に効いてた。
でも7話ではすぐにアニマくんとアニムスさんが並んで登場し、双子だったと判明する。
だけど本当に双子?何か隠している?本当はユーレイなんじゃ?と疑いながら次の話を待つことになる。たとえばアニマはユーレイ的な存在で、アニムスから分かれたコピーか思念体かなにかで、ひと夏で消えてしまう存在なんじゃ?とか。
まあでも最終的には不思議な出来事なんてなく、本当に双子だったってだけなんだけど!
今回は謎があるまま次話まで絶対に数時間待たないといけないのと、すぐに次の話を読める状態とでは、読み味がだいぶ違ってくる回だったはず。
あたかもシャーレリちゃんと共に戸惑いと焦燥を感じられた気がしました。
逆に言えば「外伝2nd」というコンテンツそのものが1話ごとに数時間置く前提の物語とも言えるので、一気に読んじゃうとそういった体験ができずに勿体ないかも。
全話公開後は自主的にインターバル置けばいいのでしょうか。それはむずかしい。
メルスト公式さんのTwitterではお話の展開に合わせてシャーレリちゃんのノート画像が定期的にアップされてました。ゲーム画面スクショじゃないのでここに載せていいかわからないので載せません。公式さんを見にいってください!
ちなみにアニマくんとアニムスさんの見分け方ですが、手にスケッチブックを持っているのがアニマくん。黒いノートを持っているのがアニムスさんです。
アニムスさんの一人称は常に”僕”。
アニマくんも対外的にかしこまって話す時は”僕”ですが、アニムスさんと(心を許している相手と?)話す時だけは”俺”になっていました。
最後の話では、シャーレリちゃんとお話する時も”俺”でしたね。
なお二人が見分けつかないほど似ている理由、ユニストによると「お互い同じに見えるように寄せてるから」らしいです。面白がってわざとそうしてるんかい!
それと、10話で判明するのですがアニマくんの絵が”消えた”のは二人が開発した特殊なインクで描いたからだったらしいです。えっ、心究学関連で研究成果あげてたんですか!? さらっというけどめっちゃすごいことなのでは…。
ココロと物質の関係や現象については、メイン一部後半やティンクルシード関連でも言及されてたりします。そのへんと合わせて読んでもまた面白いかもしれません!
外伝2ndについては以上です!
今回の公開方式は面白かったのですが、ちょっと戸惑ったのがいつもはネタバレ自粛期間がいつまでって決まっていたけど今回は話数ごとにネタバレ自粛期間が区切られていた点。
これまでと違う形式だし、全部公開されてから自分のペースで読みたいって方もいたので「じゃあ今日は○○話までの内容でネタバレトークしよう!」てわけにもいかなかったのが歯痒いところだった…。とはいえ、公式さんが力を入れて新しい試みのコンテンツを出そうとしているのが伝わってきたのはよかったです!
入手シード
アゴニスカー
ゲイルソウルを持つシード。メイン第二部機械の国編のトロボックを更新です。種族的にはペルルランダーと同じだけど図鑑Noが違うポケモンみたいなお方。
出演ユニット(ネタバレ)
今回登場したユニットは以下の通りです!
黎明の騎士道篇
※王国の騎士団関連で名前だけ出ている方もいましたが割愛。
ぼくとユーレイの7日間篇
以上です!
次のイベントも楽しみです。
今回は実質王国と科学の話だったけど、国別4thの周は始まらないんかな…?
5 件のコメント
2nd、夜に行こうって話の流れで次話公開するのも夜バト終わった辺りの時間に更新っていうのも面白い演出だと思いました。
メルストも長いことやってるけど、まだ新しいことに挑戦しようとする姿勢凄いと思います。
ロアさんがライアンさんに渡した花畑の花=特殊なインクの材料になったブルースター…で良いんですよね…?
実在する花のようで、花言葉がどちらの物語にも刺さったのでご存じない方は是非…是非…
感想お疲れ様でした
他ゲーですけどfgoのイベントストーリーがほぼ常にこの形式ですね
先々月といいマンネリ化を打破しようと色々試みている事には凄く好感持てます
いつも記事お疲れ様です!
ユーリさんの感想記事でストーリーを振り返って思ったことが一つ
「心は、目に見えないからだ」
の台詞はなんてことない何々は何々だって文ですけど、心が物質化するメルスト世界だと「目に見えない体」とも読み取れるなーなんて
いつも感想記事を楽しみにしています。
ぼくとユーレイの分割更新について最初は「小出しで待たされるの嫌だなぁ」と思ってましたが、ストーリーに添ったギミックとしては「なるほど」と思いました。
今後、主人公がいない場所での物語が増えそうですね。
ユウ以外の癒術士が主役の外伝がきたら、戦闘シーンでヒイロやレクルス姫が左端に立ってる演出があったりして。