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刃皇を倒して優勝するんや、鬼丸 週刊少年ジャンプ 2019年10号 感想

ジャンプ感想です!
※今週はジャンプSQのワールドトリガーの感想あり。(SQ買わない方へのネタバレ防止のため、トリガーの項だけボタン押すと開く形式です)


最後の西遊記

え、なにこれ普通に面白かったんですけど!!
野々上先生は、かつて2013年5月から連載した「無刀ブラック」を描いていた方ですが、絵柄も作風もぜんぜん変わっててめっちゃ驚きました。
そりゃ6年の歳月を経れば色々あるでしょうけど、恐れ入りました。
連載作品はそれ以来となるわけで、その期間ずっと下積みや構想を練ってたと思うと応援したいです。

本編ですが、コハルちゃんがけなげで「おにいちゃん、ごめんなさい」のコマでもらい泣きしました…しかし主人公の龍之介くんは反省したからまだセーフとして、
主人公父が理不尽アンド身勝手すぎて、そこは擁護しずらいです…
お母さまのほうは素敵なのに。このあたりのフォローをしっかりして頂きたいつつも、演出面とかレベル高いと思いました!次週にも期待。


鬼滅

猗窩座さん、ああ猗窩座さん、猗窩座さん。
という1話でした。
「そうかお前は喋るのが嫌いなのか!俺は喋るのが好きだ!何度でも聞くぞお前の名を!!」ってセリフすごくないですか。
まるで意固地になって心を開かないヒロインを口説く、アツイ心を持った熱血主人公みたいなセリフじゃないですか。
 
で名前教えてくれないから炭治郎くん捕まえて名前聞いて、外堀から埋めていくというスタイルこわいです。

猗窩座さんの「弱者は淘汰されるのが自然の摂理」と
炭治郎くんの「強いものは弱いものを救けるのが自然の摂理」の対立も面白いけど、これはそもそもどこに軸を置いてるかの違いであって、
猗窩座さんは「武力という意味での強さ」を語っているのに対し、
炭治郎くんは「心や絆の強さ」を語っているので、たぶんどこまで行っても平行線です。
最終的にどちらの形の「強さ」が上回るかなのですが、そのあたりの演出のためにも義勇さんとの共闘がカギになってるんじゃないかと思います。
あれっ、もしかしなくても義勇さん死亡フラグ?


ヒロアカ

寒くて動かなくなる梅雨ちゃん…(つ∀`)

勢いとテンポとキャラ立ちが素晴らしいネーム!新章開幕のワクワク感!
有名企業の裏の顔が実はヴィラン、というのがとてもアメコミ的でイイですね。ジョーカーさんに似ているという声もあり納得。

ヒキのかっちゃん轟くんのポージングが決まりすぎてて、堀越先生カラーがバリバリでててノリノリだ。こうでなくては。


ネバラン

ノーマンくんが「裏切る前提で同盟組むよ」って言った時点で、ああこの子はもう悪の道に染まってしまったのね…と思いました
向こうも裏切る気マンマンなのでバランスは取れてますけど
ちょうど最後の決め顔のコマの前にフクロウがいい感じに飛んでくるあたり、オサレスキルが高い!

ノーマンくんは、そのうちエマちゃんたちと袂を分かつことになりますよね、これ…
でもエマちゃんはノーマンくんがどんなに堕ちても救おうとするんやろなぁ…。


ブラクロ

「触れた物体の位置を入れ替える」とかいうわかりづらい効果の魔法を看破するのめっちゃ早いな?
ライアさんが始末されたのは、絶対アレですよね元ネタの新井浩文さんが逮捕されたからですよね(つД`)
つまり、「オマエ…誰だ?」への答えは「警察です」
これ以降ライアさんの出番ゼロになって、エルフ勢と和解後も何故か姿が見えなかったりしたら、めっちゃ不憫(´・ω・`)
リアルの新井さんはともかく、ブラクロ世界に住んでるライアさんには何の罪もないのに…。


DrSTONE

「船頭多くして船山に上る」ってことわざ、わたし大好きです。シュールなので。
何故コハクちゃんがそんなことわざしってるんだ!ノリか!ノリだな。
ホワイマンってネーミング笑いましたw

ブラウン菅ってそうやってできてるんですね。これのディスプレイ大きくすればTV画面できちゃうわけでしょ…。
思ったより単純な作りなんですなぁ。単純な技術の積み重ねというか。
そのうちコンピュータ作る話とかもやるんでしょうか(´∀`;)


アクタ

コミュ障と化した夜凪さん見てると共感性羞恥的な気持ちが出て、いたたまれなくなるよよよ(つД`)
冒頭、ひなちゃんが夜凪さんに対して「協調性がないのは自分にしか興味がないからなんだろうな」と評したのはわたしにグサリ来ました。
興味を外に向けるのってほんと大事…でないとあっという間にコミュ障になっちゃうのよ

夜凪さん「見てなさいヒゲ!」
ヒゲてw
「必殺!友達作りのコツ!」友達を必殺するなよお(つ∀`)


呪術

東堂さん、ホントいるだけで面白いんだもんな…。
上半身裸で常にドヤ顔な時点でずるいのに、呪術師(シェフ)とか超親友(ブラザー)とか謎ルビとセリフが強過ぎるw
「成ったな」のコマ、圧倒的強者オーラあるよ。ほんとに花御さんより弱いんですか?

作中でスカイラブハリケーン的な事をやって、巻末コメントで「好きなスカイラブハリケーン」の話をするという徹底ぶり、これ狙ってギャグとしてやってますよね!?


勉強

過去の先生の瞳の澄みっぷり。゚(゚´-`゚)゜。
初々しいころは汚部屋の主じゃなくてちゃんとこまめに掃除して部屋着にも気を使ってたんだろうなぁ…。
才能に寄り添うことを決めて目つきが変わったコマで興奮しました。しますよね?


火の丸

童子切さん…(´;ω;`)ウッ
彼が土俵外に出されたあと、満足げな顔で火の丸さんの両肩に手を添えてるのがいいですわ…
「なんでワシなんすか」に対して、期待してるからとか友情からとか、強いと思うから、とかじゃなくて純粋に「ファンだから」というのが人間臭くて好きです


ゆらぎ

あれっ千紗希ちゃんマンエンドまだ残ってるの!?
あそこまでやられたら、個人的にはもう千紗希ちゃん以外の子を応援できないので頑張って欲しいですよ…。
でもタイトルがゆらぎ荘の幽奈さんじゃないですか。
タイトルのヒロイン以外とくっついて終わったラブコメってあるんですか?意外とあるのかな…?
そもそも幽奈さんは幽体だしなぁ、という問題あるけどファンタジー設定でどうにでもなりそうだし、逆に言えばそこさえクリアされれば幽奈さんエンド確定みたいなものなんですよね。うーん。


ダビデ君

バケツプリン…実在したのか!

いいよ! マジで!?のポーズが意味不明すぎるだけで笑えましたww
これはこの漫画でしかできない芸風だ。
というかヴィーナスさんを映画に誘うだけで1話つかいましたね!?


チェンソー

なッ!普通に揉めただと…!?
胸を揉ませるのは嘘だったんじゃが、頑張りに報いて〜 ←もともと嘘だったのかよ!w

4ページ目の夢遊病みたいなポカン顔のデンジくんの顔とか、その次のハイ終わり!のパワーちゃんとかかわいかったです。

「期待してたのと違う」ていうのはたしかにアレですね、デンジくんは行為そのものを目標にしてたけど、実際に大事なのはそこまでの過程とか、お互いに気持ちが通じ合った上で致したことなのかだと思うんですよ。
パワーちゃんはニャーコ助けたとか悪魔倒したとかの対価として「揉んでいい」と言ったけど
それは現実で言うと男の人がお金を払って女性からサービスを受けるのと同じようなものであり、言うなればデンジくんは素人童貞みたいなものなんです。そりゃ思ってたのと違うに決まってます。
マキマさんはそのあたりのアンサーを少し示した上で「なんでも願い事叶えてあげる」と言ったけど、例えばじゃあ銃の悪魔を倒したとして「胸揉ませろ」とか「させろ」とか言ったところで、きっとパワーちゃんへの胸揉みと同じく虚無感しか得られないでしょう…

ちゃんと主人公の課題を次へ繋がる展開を描いてるので構成まとまっててイイと思います。掲載順心配だけど…!
しかしマキマさんはほんとにタラシですね。やっぱり実は悪魔だったりしますよね?
アキ先輩も同じ感じで手玉に取られてそうw

昨日、コミックス発売効果なのか、Twitterでトレンド入りしてました。意外に反響が大きい?

単行本1巻はジャケ買いが期待できる良デザインだし、ひそかに海外で人気あるらしいのでもうちょっと生き残れるかもしれない。がんばえー


ソーマ

あっ、先週の感想で「トナメの理不尽な組み合わせは、えりな様の成長を促してるのでは」って予想してたのにあっさり否定された…。
えりな様、人が食べてる途中なのにとりあげてゴミ箱ポイーはひどいっす(つД`)食材を粗末にした人には負けフラグが立ちます!


ネオレ

やはりキタ、自動運転!
レース終わるまでにハッキングとか常人の発想じゃない…わたしだったらそんな切羽詰まった状態でコーディングなんて絶対集中できないゾ
実況さんが「別人ドライブ」って言ってますけど、そんな異名がついてる時点で半分タネが割れてるようなもんじゃないですかw


ジャパン

みんな平等!平等院鳳凰堂!
京都ってヤンキーさん多いんですか?全然くわしくないんですけど…
ヤンキーが出てくる漫画にありがちな現象だけど、T字カミソリの人とかまったく高校生に見えないw
ラストのヒキとか唐突にヤンキーバトルマンガみたいなノリになって笑いました。


トリガー(ジャンプSQ)


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第176話「根付栄蔵」

いわゆる「頼れるオトナ」の話で、すごい地に足がついた描画で舌を巻きました。
まさに葦原先生の真骨頂というか、リリエンタールで頼れるオトナ描きたいと言ってただけのことはありますよねホント!

根付さんは記者会系の時の”仕込み”でオサムをスケープゴートにしようとした事があって、読者視点ではちょっと悪い印象がありましたけど
当時から彼はボーダーという組織全体のことを考えてそれが彼の中で最善策だったからそうするしかなかったわけで、
今回オサムに味方したのもあくまで組織を守るため、と一貫しててしっかりオトナの仕事をしてるんですよね。
そこがね、本当に静かなかっこよさがあります。
「バトルシーンで強い」とか、そういう類のものじゃなくて、仕事で語る大人のかっこよさです…!

あと、うさみ先輩の「まーたきくっちーは〜」のフキダシだけフォント違くて、声が脳内再生されるかのようでした。

第177話「三雲修(17)」

東さんというボーダー屈指の老練なる兵から、オサムが只者じゃない(実力はともかく人間性が)と認識されてるのは、なんだか嬉しい気持ちになります。
2ページ目の東さん「平気そうならいいんだ」の顔がすごい優しそうで好きです

次回の対戦相手である弓場隊が登場するのは次の号かな?
BBFで確認したところB級4位のガンナー、オールラウンダー、スナイパーの3人チームでしたけど7位に落ちたんか

相変わらずゾエさんたちとつるんでるユーマや、諏訪さんと飲みに行くレイジさんにはほっこりだけど
焼肉屋さんに来てる二宮さんが全部もってったよね…。
だって二宮さんって焼肉食べる顔じゃないじゃん…。
薄暗いバーでジンジャーエール頼んでる顔じゃん…。


今週は以上ですヾ(‘ω’)ノウォー!!

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4 件のコメント

    • 1
    • ファンブル
    • 2019/03/06 15:33

    ポン吉さんはちょいちょい「頼れる大人」演出されてましたけど、キツネさんは初めてかもしれませんね…(;´・ω・)
    初期から登場してるだけにかえって不憫感あります…
    東さんは実際修に期待してるところありそうですよね、わざわざ壁抜きして落としたり、ダミー使っての陽動も、修に不足部分を気付かせるために敢えていやらしい手を打っているように見えます
    芦原先生のQ&Aで「菊地原の友達は誰ですか」の問いに「喋った奴は大体友達」と答えていたのですが、実はきくっちー修の事友達だと思ってるんじゃ…
    弓場隊は多分鈴鳴と入れ替わりで中位まで落ちて、夜の部で上位に這い上がって来てるハズです。でないと順位変動的におかしいので
    二宮は東さんの弟子の中で最もチョロい奴なので、焼肉の伝道者である東さんの影響で焼肉行ってるものと思われます(決めつけ)

    • 2
    • ななしさん
    • 2019/03/06 23:00

    鳩原さんの写真の背景が焼肉屋さんなので二宮隊は焼肉で打ち上げをしまくっていると見た!今月のワールドトリガーはすごく面白くて流石バトルしててもしなくても面白い漫画!って感じました。ジャンプは新連載全滅の危機で辛いですね……

    • 3
    • ななしさん
    • 2019/03/07 00:28

    京都にヤンキーが多いというか
    修学旅行シーズンに地方のヤンキーが終結しがちなのです
    今の中高生がこんなことをしているかは知りませんが
    10年ぐらい前はヤンキー同士目が合えば喧嘩ってのは常識でしたね
    他校でも他県でも舐められたら終わりなんで

    • 4
    • ユーリ
    • 2019/03/07 15:10

    コメントありがとうございます〜
    きくっちーとのラインのやりとり、オサムからじゃなくてきくっちーのほうから連絡いれてきたので完全に友達ですよねこれは!
     
    鳩原さんの焼肉背景、言われてみれば確かに…!
    あの焼肉屋にいくたびに稀に二宮隊と鉢合わせると思うとじわじわきますねw
    というか二宮隊が焼肉屋でどんな会話をするのか非常に興味深いです…。
    二宮さんは無言でずっと肉焼いてそうなイメージがあります(決めつけ)
     
    修学旅行でヤンキー集結の話は知らなかったですΣ(‘ロ’;)
    目が合えば喧嘩なんてポケモンの世界みたいなことリアルでもあるんですね。ファンタジーだと思ってました…。

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