しがない天才科学者　週刊少年ジャンプ 2022年43号 感想

ヒロアカ

No.367 デク VS AFO

デクくん、ついにかっちゃんの無惨な姿を目撃してしまうの巻。遅れて登場したヒーローが「みんな無事か！？」って聞いて実際無事じゃないパターンは珍しい。ふつうは「ああ、なんとかな…！(ﾆﾔﾘ」て返事が返ってくるのに、誰も返事しない絶望。
しかしミリオさんがめちゃくちゃ良い先輩だった…！ 戦闘面では死柄木さんに軽んじられてたけど、精神的支柱としての存在感が素晴らしかった。
「まだ諦めちゃいない」のコマの相澤先生の顔で涙でました。心を持ち直したデクくんがまだ死柄木さんを”救う対象”として意識してるのもすごい。そういえばずっと死柄木さんだと思って見てたけどAFOさんと混ざってるって話ではあったんだっけ。実際どうなの。
　

SAKAMOTO

DAYS88 ぱん

鹿さんが坂本さんを奥さんと勘違いするくだりおもろかった。ちゃんと奥さんの姿を借りた意味がでてる。最後まで勘違いしたまま通信切っちゃったな…。あとクラブジャムさんの「手は打った(物理)」て笑うとこですよね？
京さんパートも笑いました。「待て 安心しろみんな！ 俺が先生をする！」やーばいでしょ。安心できないのあなたですよ。
「一介の教師が映画監督に勝てるわけないだろう」もまるで筋が通ってなさすぎて笑う。佐藤田先生をホラー扱いするな！ 今週全体的にギャグのキレが好調でおもろかったです。

ワンピ

第1061話”未来島エッグヘッド”

次なる舞台はエッグヘッドなる島！ 付近には海軍の支部があって、ヘルメッポさんたちがコビーくんを取り戻そうとしてる話も同時進行するらしい。海軍だけじゃなくて黒ひげさんまで絡んでくる可能性まであって、ワノ国編以上に登場人物の大物勢揃い感がすごい。
ベガパンクさん、女性だったの！？ 1日中Twitterトレンドに「ベガパンク」が載ってて界隈の盛り上がりっぷりがすごかった。ちょっぴり映画のウタに似た雰囲気も感じる。
あ、ワンピの映画(FILM RED)観たのですがめっちゃよかったです。良すぎて2回観ました。バトルより歌がメインなのが新鮮でした。音響の迫力ありきの作品だから、ご興味あればやってるうちに映画館で観た方がよいと思います！
で、話は戻りますがベガパンクさんのビジュアルにびっくりして慌てて考察漁ったんですが、過去回でベガパンクさんは男性だとかあのオッサンとか言われてたらしいです。なので今のところあの姿は美少女アバターか脳を移し替えたか遠隔ロボット説が濃厚らしい。どれにせよやばいひとだわ。毎週予想つかなすぎてずっと面白い。

アオのハコ

#70 ワクワクイベント

千夏先輩、サボテンに水あげとるやん。お花咲かせる気満々じゃん。最後の顔なにそれは。キャンプファイヤージンクスに乗っかる気満々じゃん！！
大喜くんが着々とバドが強くなってて、針生先輩が気軽に勝負してくれなくなるのはやっぱり避けられてるんですかね？ 万が一負けようもんなら恋人との誓いとか色々やばいもんね。
菖蒲ちゃんの恋愛観はわからんでもない。全然意識してなかったひとに告白されたら、その場で付き合うと決めないまでも、一回デートしてから決めてもいい？ってなるかもしれない。ただ、それは意中の人がいない時のムーブであって、自分がどうしても想いを伝えたい人がいる状態なら全く話は変わってくると思うんですよ。そこんとこ大喜びはごっちゃにしちゃなんねえぞ！

呪術

第198話 桜島結界(8)

真希さん、鬼人と化す…！
他人の領域効果無視できんの！？ 伏黒パパの株が後から上がってくなあ。領域が効かない伏黒パパに勝った五条先生はもっとやべえなともなりますけど。
直哉さんはあんなにお目目パッチリな領域だったのに、真希さんのこと一ミリも視えてなかったの皮肉がすぎる。刀のおっちゃんは真希さんのこと視えててパスしたっぽいあたりもなおさら直哉さんが哀れだ…。おつかれさまでした。
辞世の句その2は途中で途切れて詠めず仕舞いだったのが残念やったなぁ。ほな…。

ロボコ

第106話 天体観測とロボコ

アニメ化告知されてた！ 5分アニメなんですね。12月ってけっこう先だなぁ。でも5分ならサクッと観れそうで助かる。
本編、ガチゴリラくんがかなりの高所から落ちたけど特に説明もなく無事なのウケるし納得しちゃう。
心配するのを見越してか、落下してから即LINE来てるの気遣いの鬼すぎる。
え、隕石降ってくる話で次週に続くの？ ジャンプのギャグ漫画って必ず一回は隕石降ってくる話やるよね。謎の伝統。だいたいは作中最強のギャグキャラが隕石破壊して解決するお約束。この場合はロボコかな…と思ったけどガチゴリラくんの可能性もあるな。

大東京鬼嫁伝

第4話 働けかえるちゃん

かえるのけろるちゃんの再登場うれしい。キャラデザすきだったので。4話目にしてメイン回もらうとは、もしやレギュラーキャラ扱いなの？
口避けのまじないって設定は世界観のフォローになってていいですね。その傍らで貧困ビジネスなんて単語持ち出してくるのはイヤにリアルだけど。それにしてもまさか、けろるちゃんが人界と異界の繋がりなど世界観の説明役を担うとは予想外すぎた。わりとアホの子属性と思ってたよゴメン…。
個人的にはマナカちゃんよりけろるちゃんのが好きかもしんない。

あかね噺

第三十一席 前座修行開幕

すごいワクワクする回！
落語界の重鎮揃い踏みの流れは一人一人貫禄ある。幹部集合みたいなやつはこうでなくては。オサレすぎてBLEACHかと思ったよ。
三明亭円相さん、相がぜんぜん円くないどころか四角すぎて名前と顔が並んでるだけでギャグなのずるくない？
8ヶ月後！？からしさん再登場、しれっと顔馴染みヅラしてるし。8ヶ月で何があったか気になりすぎるヒキだ…漫画がうまい…。というか最後のヒキのコマのタイトルの出し方はやっぱBLEACHでしょ！今週完全にBLEACHだったよ！

ギンカとリューナ

第3話 都にて

ベレッタちゃん登場回。めちゃ背高い子だね！？ リューナちゃんが小さいのもありそうだけど。ひとまわり以上小さいリューナちゃんをさん付けで呼ぶところが素敵。
ユニオンの正面看板に「心魔体」て書かれてるの魔法社会っぽくていいなぁ。
ギンカの「そのときできる精一杯をくりかえせ」て言葉、とてもよい。毎日コツコツ小さな階段を登っていれば、いつのまにか思ってみなかったほど高いところまで登っているものだよ。
ラスト、依頼受付のひとたちがちゃんといじわるしてたの謝ったうえで頭下げられるの偉かった。イヤなキャラの不快感を次週に持ち越さないのって大事だと思う。

絵に描いた餅を描いた餅(読み切り)

この読み切り、めーーっちゃよかったです……。油断してた。泣かされました。
四宮ちゃんが耳が聴こえなくなっていく過程の喪失感、まわりからの配慮が逆に心を締め付ける感覚の解像度、生々しさに引き込まれました。
2回読むと冒頭のモノローグ「配慮とか同情だとかくだらない優しさは本人の首を絞める」がめちゃ自分の首を絞めててキッツイなあ。
ラストの小南ちゃんの作品から音が溢れるところからの畳み掛け、感情が溢れてトランペットを吹きに走る四宮さんのシーンが最高でした。言いたいことはたくさんあって彼女に伝えたくて、屋上でトランペットを吹くことで伝えたんですね。
小南ちゃんがトランペットを聴く→四宮ちゃんが屋上で吹いている、と見せ方が逆なあたりイカすなあ！ 繰り返しますがすんごいよかったです。アンケいれます！！

高校生家族

第103話 生徒会長の行方

光太郎くん、会長になったぁ！？ 慣れね〜！！ 一年後は会長らしい顔になってるんでしょうか。まったく想像つきません。
応援に来たテニス部のみなさん、やったのは応援演説じゃなくてコントなのに妙にほっこりする。わりとモブ寄りなキャラと思ってたけどすごい好感度上がった。バーチャルアマゾネスさんは完全アウェーから五分まで持ってくのすごいね…そんな人気あるんだ…。
まあ決め手になったのは本人演説で春香ちゃんが現実的じゃなさすぎたからかなあ。
演説後は盛り上がってたけど、光太郎くんの地に足がついた感じを見ると急に現実に引き戻されるよね。拍手はまばらだったのに実際は得票が多かったのが奇妙ですが、これがまさにサイレントマジョリティってことか…。

マッシュル

第125話 オーター・マドルと見えない敵

オーターさんの過去回。
もともと警察官だったんですね。ほどほどの人生で良いなんて言ってたくせに、かつての相棒の願いを受け継いで戦ってるうちに神覚者として最前線に立ってるなんて、顔に似合わず秘めてる想いがアツすぎる男じゃん…！！
マッシュくんの兄たち、圧倒的戦闘力を持っており味方勢じゃ太刀打ちできないみたいな扱いだったのになんだかんだで順番に倒せちゃってるな。ノリだなぁ。

ウィッチウォッチ

★78 パジャマパーティー

まーた何食べたら思いつくのかわからんおもしろネタやってる…。頭の構造いい意味でどうなってるやら、毎度発想の柔軟さがすごい。何を食べて生活してるのか公開してくれ篠原先生！
ネムちゃんの好きな男子(モザイク)完全にケイゴくんじゃん。モザイク貫通してるよ。ウルフくんじゃないのがちょっと意外。好きと言ってた芸能人も雰囲気はケイゴくんに似てるね。そういう顔がタイプってことね。
それとネムちゃんが”千の魔女”に対して引け目を感じてるのは意外だった。友達ではあるけど、生まれつきの魔女の才能の違いを意識はしてるんだなぁ。
でもネムちゃんの覚醒イベントをそのうちやるフラグでもあるってことですよね！？ 篠原先生はこういうフリは必ず回収するだろうから。自信がついて少し外交的になった未来のネムちゃんにも期待です。

ゴッドハンド薮(読み切り)

ジモトがジャパンの林先生だぁー！
医者モノなのに名前がヤブだし世界観がボーボボなので笑うしかなかった…。
死にそうなオッサンがムキムキのイケメンになって手術後すぐ立ち上がるとこがいちばんツボりました。
最後めちゃくちゃかっこつけてるけどこのひと2年リハビリしてたんだよなって頭の上にハテナマークが浮かび続けるし、どう受け止めたらいいかわからんけど謎の風格を保ってるのがすごい。不思議な漫画でした。

逃げ上手

第79話 雑1335

じわるサブタイ。
直義さん、部下の推しへの理解力がすごい理想の上司！ 鶴子ちゃんに誕生日の設定があるのもすごいけど、部下の推しの誕生日まで覚えてる直義さんはマジで尊敬します。部下本人の誕生日でさえ覚えない上司のほうが多そうなのに。
時行くんパート、「躱してる躱してる！すげえやっぱド変態だあの若君！」これ慕われてるんですよね！？
最後の時行くん、名を上げたい弧次郎くんに一騎打ちを譲るのも、自分の首を賭けるのもすごいな。部下を100%信頼してないとできないことだし、挑発ニガテなあたりからも人柄とかキャラの魅力が出てていいなあと思います。

夜桜さん

作戦147.姉弟奪還作戦開始

スピーディに百さんと交戦開始の回！ わりと展開はやい。夜桜さんはバトル展開をそんなになってもそんなに間延びしないところがいいと思います。
七悪くんボートになってて草 きみそれでいいのか…？ 仮に船が沈んでも七悪くんが船になれますので大丈夫ですって伏線か。人を船にするな。
百さんってラスボスなんですよね？ 今度の今度の今度こそ見れるんですよね？ 凶一郎さんの開眼…。ここで開かなかったら連載終了まで開かないんだろうな。

PPPPPP

第50話 簡単化

ソラチカくんの演奏終了。みんな呆然としながら拍手。感動のあまり感情を全て持ってかれた人間の反応ってこうなるよね…。
ミーミンちゃんはメロリちゃんと仲良しの幻を観ている。それはわかる。尊い。
レイジロウくんはラッキーくんとラッキーくんとラッキーくんの幻を見ている？ラッキーくん好きすぎか？？こわい。
そんななか、一人だけ平気そうな運くんはやっぱり異質感ありますね。どんなメンタルしてるんだ。
ラッキーくんが天才化した右半分を隠し、瞑る演出がうまい。
それから、運くんの考え方がすごくすき。個人的には真理の一つだと思う。一番大事なエゴだけ全身全霊で守ろう。そして自分のエゴを正しく理解しよう。
いまは実際そうして生きられていると自負しているし、それを実践しているからこそ心地よく生きていられていると思う。けど、高校生のころはそこまで自分の芯をしっかり持てていなかったな。もっと早く気づきたかった。
うん、今週の運くんの言葉は本当に良いよ…。こういう考えを持って実践しているからこそ、マポロ先生の作品は真っ直ぐメッセージが飛んでいて素敵なんだろうな。

アンデラ

No.128 Strict Defense

3ページ目、風子ちゃんがチカラくん！て言ってるコマ、どうしてもルナさんがバンザイしながらおちょくってるようにしか見えず笑っちゃってだめだった。
超弩級(スーパードレッドノート)組織(ユニオン)最終兵器(リーサルウェポン)対神波動砲(スペリオルバスター)、ロマンの塊すぎる！ 不減の使い方が最適解すぎてアガるぅー！！ オーバーヒートしちゃって出オチだったのが残念ッ！まあでも発射自体がぶっつけ本番だったのだろうし、”理論上可能”だった兵器がちゃんと撃てただけですごいんだろうな。
不燃さん、一人称ワシなんか。江戸っ子ぽい喋りなんかな。次の周ではもうちょい風子ちゃんたちと絡んでほしい。
ラストのヴィクトルさんとジュイスさん揃い踏みもめちゃくちゃアツいし、全てを出し切った総力戦っぽさがすごい。これだけやっても展開上負けるであろうことが信じられないんですけど。ループすると見せかけてやっぱり風子ちゃんが参戦して神を倒しきってエンドになっちゃったりしない？
盛り上がり具合と反比例して掲載順がやばいのが非常に心配です。

ALIENS AREA

No.16 役人多くして事絶えず

引き続き会議回。
物質埋め込みの主犯、人間だった。ぜんぶ人間がわるいんじゃん！ てことは明菜さんを燃やした犯人とかA3構成員も物質持ちの可能性あるのか。いまだに辰巳くん以外の物質持ちが能力使ってるシーンがないのよね。写楽さんも見せてないし。
「リスクがあるなら減らす方法を考えて捜査しよう」て意見は至極真っ当、というか身内に犠牲が出るから捜査を渋るなら警察の意味がないですもんね。泉女史は推せる！
この後の対A3全面バトル展開で各班の班長たちが雑に退場していったりしませんよね？

すマホ

第20話 全一郎

全一郎様の回。この話でけっこう箔がついたというか、わりと共感できるキャラになっちゃったぞ！？
すマホがあれば超科学で人体の復元や若返りもできる…のか…？
すマホって人類が作った既存の情報であればあらゆる権限で集められるけど、まだ誰も辿り着いていない科学レベルの情報はどこのネットワークにも載っていないのではないか。
すマホの超優秀AIがあらゆる目的に沿った化学式を組んでくれるならまだ可能性あるか。
ただね、全一郎様…。不老と若返りはまあ科学でどうにかなるかもしれないとは思うよ。死者に再び会うのはタイムマシンでも作らないと無理じゃないかなあ。記憶はたぶんDNAに含まれてないので…。
こんな親に育てられたゆえか非情かつ手段を選ばない男で、父を毛嫌いしているが皮肉にも父に似た成長をしてしまった。
しかしながら抱く願いは純粋で、だけどおそらく叶わないであろうところが哀しい。そんなキャラ造形。全一郎様、やっぱりなんか応援したくなっちゃうな…。


今週は以上です！