メルスト、メインストーリー第二部の話!
2022年の6月と8月ごろに前後編で公開された死者の国編についての感想/考察記事です。
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今回は死者の国編の感想です!前回の常夏の国編の記事はこちら。
前回までのあらすじ!
旅を続けるエルピスは、ホテル・エルシアムの首領スティーノスさんと対決の末5つ目の世界鐘 を鳴らし『完成した奏鐘士』となった!
一方、18カ国の敵対者たちが繰り出す『降臨モンスター』に対抗するべく、国と国の垣根を越えた部隊を創設するためレクルスさまたちは手始めに常夏の国を訪れたところ、”白の都”の残党たちと衝突! レジェンドお姉様アルディハラさんの助力を得てこれを撃退。
なんやかんやで仲良くなったスカジィウスちゃん曰く、エクシくんたちメフテルハーネを敵視する集団の名は『雫 の国』と判明したのだった!!
※以下、ネタバレ注意! ストーリーを楽しんでからお読みください。
夜のいきものと
今回の死者の国編、いろいろ触れたい部分が多すぎるのですが、まずは”愛 の階 ”について。
このワードが初めて出たのはハリエットさんのユニットストーリー。
まずハリエットさんの登場が2016年2月なのがメルストスゴイポイント。何年も前から出ていたキャラのエピソードを踏まえて、こうして最新のストーリーに展開してくれるのが嬉しい。こういうのあるたびに長くメルストを追いかけていてよかったなと思います。
今回のストーリーの主役であるルクスリアスさんと、彼女を以前から知るハリエットさんはどちらも『夜のいきもの』と呼ばれる存在。
(『夜のいきもの』について詳しくは死者の国イベント1st~3rdを読んでね!)
夜のいきものが抱 く愛について、死者の国編ではルクスリアスさんとハリエットさんの対比を通して描かれていました。
まずはどこまでも主人に一途 なルクスリアスさん。全ての行動原理に”主人のため”があったようす。
夜のいきものにとって主人 はこの世に生まれなおすための光を与えてくれた人物であり、とてつもなく大切な存在!
ですが現在、ルクスリアスさんの主人は”影”として成れ果ててしまい、客観的にはもういないも同然…。(輝石も流してないのかな?)
ハリエットさんも同様に、主人 を既に亡くし輝石を流しています。
しかし主人ではない少年に対し、拙 いながら母親としての愛が芽生えていました。
そんなかつての主/契約者以外の存在に抱く愛を見出したハリエットさんが、ルクスリアスさんは疎 ましくも羨 ましくもあったのかもしれません。
同じ夜のいきものでも、主人以外に愛を抱く者もいる。
自分で自分を影の城に縛り続けているけれど、それは絶対に変えようのない運命ではない。それ以外の可能性もあるのではないか? 自分の主人もかつてそう言っただろう、と。彼女の中に揺らぎが生まれた。
愛とまでは言わなくても、他のものに関心を持つと楽しいのは彼女自身感じたはずですし。
そうしてメルクたちによるメフテルハーネ展に心を打たれたルクスリアスさんは、夢の檻に捕えていたユウくんたちを解放すると約束します。
実は一途な想いに弱いんですね…。
自分が主人を一途に想っているからこそ気持ちがわかるのだと思います。
ルクスリアスさんの弱点は一途な想い。ここテストに出ますので。ここまでが前編です。
後編でも愛の話は続きます。
冒頭でルクスリアスさんが思い出したのは、ハリエットさんとの会話。
かつてハリエットさんは彼女に「愛 の階 」の話をしていたようです。その先には光り輝く世界があると。
しかしルクスリアスさんは思う。主人が遺 してくれた階段は暗い悪夢にしか繋がっていないと。
この時点ではルクスリアスさんは光へ繋がる愛 の階 を見つけられていないのですね。ここも重要だから覚えておいて。
“懺悔 の檻”のなかで自問自答するルクスリアスさんのシーンでは、頑 なに主人の陰法師を庇 い続ける彼女自身、内心ではそこに主人がいないことを理解していると明かされます。
彼女と対峙するもう一人のルクスリアスさんは、都合の良い洗脳のための幻などではなくあくまでも”自分自身”であることがポイント。
ほんとうはルクスリアスさんにだって罪の意識があり、赦 されたい。だけどどうしようもない。
後編は特に、暴走して力を制御できなくなったルクスリアスさんとの問答シーンが真に迫るものがあり大きな見所でした。
マルトゥールさんが言う「誰かをいたずらに傷つけてはならないし、それによって誰かの大切な者が奪われてよいはずがない」はもちろん正論なんですけど(後で自分にブーメランにもなる発言)
二言目には使命だ使命だと言うマルトゥールさんにうんざりするルクスリアスさんの気持ちもわかります。百歩譲って救われたさがあるのは認めても、お前に救われたくはない!
からの、どこまでも愛に一途だからこそ困ってる彼女に対し、愛イコール救いではないと説いたアンジエさんがとてもいい仕事していました。
「愛を手放すことが苦しいなら手放さなくても良い」もそう。主人を想い続けることは決して悪いことじゃないよ。けど、それと自分が救われることとは切り離して考えられるはず。
このあたりマジで良いセリフしかなくて困ります。人の心の機微 を深く理解してるひとたちの高尚な殴り合いです。お金を取れます。こんな往来でやらずに舞台の上でやったほうがいいよ!?
そして誰の主張が最も正しいとかではなく、それぞれ筋が通っていて理解できるんですよ…。
もういないあの人を愛し続けるのは間違ったことじゃないし、
だからと言って他人を傷つける行いは許されないのもそうだし、
愛は全てを解決する絶対のものではなく、救いは別の場所にだってあるのかもしれない。
いやマジで良いことしか言わない男だな…?
しかしそんなアンジエさんの言葉も虚 しく、マルトゥールさんはルクスリアスさん封印を強行してしまいます。きみさあ。でもここからの流れがすごかった。
どさくさに紛れてプロポーズするマルトーくん。
使命に殉じると言いつつも…きみも男だったんだな。愛してたんだなルクスリアスさんを。お前のことが好きだったんだよ!
とはいえ愛するあまりに想い人を自分ごと結界に閉じ込めるとか、よく考えたらだいぶヤバい奴ですね?
だからではありませんが、ルクスリアスさんのガチギレビンタが炸裂します。
私は自分が慕う人に置いていかれてずっと悲しんでいたのに。お前はそれを知っているはずなのに。たった今、お前はそれと同じことをしたんだ!
ここは本当にびっくりしました。てっきり人間に愛を教えてもらう人形の話だと思ってたのに、説教されるのは人間のほうだった。実は歪んでいるのはマルトゥールさんのほうだったのか…。もうド天然じゃ済まないぞマルトーくん。
ただ、マルトゥールさんだって愛を理解していないわけじゃなくて、彼なりに一途な愛があったけど、言えなかっただけなんですね。
ルクスリアスさんが主に対して一途に愛を傾けているのを散々見ているし、その一途さに惹 かれているからこそ言えないし、そもそも言っても仕方ないことだし。
しかし、ひたすらに一途な愛を持っていたルクスリアスさんだからこそ、彼の告白を聞いてハッするところがあったのかもしれません。
これまで彼が何度も自分の前に立ってきたのは、何故か。
たとえ愛を返してもらえなくても、それでも愛しているから。救いたかったから。一途な想いで。
お前は救いようのない男のくせに。私には救いを求めても良いと言う。
そんな彼の言葉を聞いて、救いに繋がる愛 の階 を与えられてしまった。
不覚にも救われてしまったんですね、ルクスリアスさん…。
愛を踏み台にしても救いの階段を登る。それでも愛を手放すわけじゃない。
なおアントールさん曰く、ちょうど同じタイミングでルヴァン城の影が封印地点に集まっていた…とのことでいた。その影が封印を破るために力を貸してくれたかは定かではありませんが。
魂に関して専門家レベルのルクスリアスさんですら、実の所あの影の中に主人はいないと感じたらしいですから。答えは神のみぞ知る。
こうして救われたルクスリアスさんが、最終的には主人 (ソレイユさん)が生前言っていた「愛を注ぐ対象はただ一つじゃなくても良い」と柔軟に説いていた事に帰結し、自らの愛する者の言葉によって自分を赦 すことができてよかったです。
それから影による修復の夢の中で、最後に主人 に会えたのも…。こういう奇跡であればいくら起こってもいいと思う。
地上に出たルクスリアスさんが草の柔らかさと風にあたたかさを愉しむシーンで色々と救われました。
前編では近づく者みな切り刻む勢いだった彼女が、後編の最後にはこんなに穏やかに笑うなんて。やっぱりメルストは最高だな!
なお、マルトゥールさんは国を出て雫の国を追うことになったらしいのでルクスリアスさんとのお話は今後も続きそうです。えぇ…最終的にどうなるの??
まあ主は我らに「フラれたら再アタックするな」とは仰っていないとのことなので。
シスルさん&トゥルータくんのように行く末が気になる組み合わせがまた増えましたね!
あと、彼には早めにスペルシファさんのドクターストップを聞いて自分が正気じゃないことを自覚してほしいですね…。
お次は成長めまぐるしかったエルピスの話。スティーノスさんと高めあってからは特に勢いがすごい!
これまで主な旅の目的は”世界鐘 を鳴らすこと”でしたが、それだけじゃなく色々あったらいい、と視野が広がり始めました。
空っぽだった自身の中にいろんなものを詰め込んで、自分らしさを手に入れて。与えられた役目以外にもやりたいことがでてきてすばらしいね。人生どんどん楽しくなってる時期じゃん。でもブレない所はブレないのも素敵。
夢の檻の中では悩めるヘミリックくんの話を聞いて、自分が相談に乗る立場になれていたのもよかった。最初のエルピスちゃんからは考えられないくらい成長したね…。
世界を旅した軌跡があってこそ、積み重ねがあってこその今。
いつのまにかメフテルハーネ18カ国のうち半分の9カ国も回ってたわけです。どの国でも大冒険だったし、どの国でもかけがえのない素敵な出会いがあったね…。
だからこそ悪夢の中で一度「空っぽ」に落とされても、すぐに戻ってくることができた。いちばん力強い言葉をくれたのがライバルのスティーノスさんだったところもアツい!
このシーンの偽テルハーネさん、エルピスの悪い夢ってことで片付けられたけど一瞬マジで信じそうになって怖かったです。
ほんとうにただの夢ってことで忘れていいんだよね?
前編では夢の檻の中でもマフィンの悪夢(?)しか見なかったエルピスでしたが、後編の悪夢はだいぶ深刻でした。
「この旅を続ける」という強い意思を持ったからこそ、悪夢=旅の終わりとして現れるようになったのかも。
自分らしい欲求が強くなってますます魅力的になったエルピスから今後も目が離せません! さらに推せる! 個人的にはわりと本気でメルストの中で上位の好きなキャラになってきてます。
一方で、ユウくんも旅に関して今回少し思うところがでてきた様子。
相変わらず主な役目は癒術な彼ですが、モンスターの心を蝕 む悪意ある者と対峙した時、癒術士としてできることが問われ始めている。
特にエクシくんとのやりとりが印象に残りました。モンスターをけしかけて人間を襲わせるエクシくん…それも嬉々として。はちゃめちゃに悪党ですね?
きみ悪ぶってるだけで悲しい過去がある事情アリな子かと思ってたけど違うかもだわ…。だってノリノリだもん!
それに対してのユウくん「は…?」「なんでそんなひどいことするんだ?」
これ…よかったですね…。さすがのエクシッスくんも居た堪れなくてどっか行くほどでしたもん。
まさかのブチ切れユウくん(あわよくば新しい顔差分)を見れるんじゃないかと思って内心ちょっとワクワクしちゃいました。闇のオタク。
幸い(?)メルクが軌道修正してくれて事なきを得ました。うーん正妻。
とは言えこれだけのことをしてるエクシくんは、一回くらいグーでいったっても許されるんじゃないかとは思います。モンスター操り術式を作ってるのは彼じゃないみたいなので、この件の最終的な責はそっちに向かうのかもですが。
何度も言うように、そしてこれまでの物語でも描かれているように、彼らには彼らなりの理屈があるのでしょうが、どのような理由があれやってはいけないことがあるのは今回も念を押されてましたし。
エルピスとは何らかの関係性が示唆されていたけど、これでユウくんとも縁ができたな! エルピスvsエクシくんだけでなく、ユウくんvsエクシくんの行末にも注目したい。
ユウくんが癒術をかけるシーンも演出が進化していた!
今後も定期的に心に触れる演出が出てくるのかな…?
最終回だけ違う演出だったら泣いちゃうと思うのでぜひ続けてほしい。
今編は会話劇がメインだったけど、その裏でモンスターや影の脅威から死者の国を守るべく奮闘する人たちもいい仕事してました。
まあ…半分以上アントールさんがやってた気がするんですけど…。
まず前編で初登場の時に顔面だけでレジェンドだなって確信するほど風格ある立ち絵でビビってましたが、後編でも期待を裏切らない活躍ぶりだったアントールさん、やばくないですか?
死者の国は平和ボケしてるだの、国を護る組織がないだの言ってましたけど、ぜんぜん戦えてたじゃないですか。アントールさんが一人で軍隊並に働いてたようにも見えましたけど…気のせいですかね…。
前編で「みんなのイマジネーションで夢の檻から脱出するんだ!」って頑張ってたからてっきり自力脱出するのかと思ったら、アントールさんがパッと術を解いちゃったし。
ルクスリアスさんの好感度が上がってきたタイミングで物騒なこと言うもんだから、このひと恐いよぉ…ってなっちゃった。
その後パチって指鳴らすだけでサンクテュエーレまでワープするわ、結界守護の補助を片手間にこなすわ、交戦中に夜のいきもの増やして戦力増強するわで。
十分に大物だったはずのミスティカさまが霞 むほどの無双ぶりだった…。お父様は偉大。
でもエヴェクジレさんも頑張ってましたので! 死者の国のひとたちは神に祈れば助かる的な思考じゃなくて、自分たちの力で未来を切り開くのだと決意を示し、その先頭に立っていてかっこよかった。
この雰囲気で実は前衛らしく、クエスト中はずんずん歩いて先頭に躍り出ていったので目を疑いましたけど!
エヴェクジレさんの言葉をなぞるように名も明かされないモブのお姉さんも頑張ってたし、他の町人さんたちもそうなのでしょう。
組織だった軍隊はないけど、ひとりひとりが覚悟を決めて束になって力になる。まさに国の底力って感じだ!
ヘミリックくんも自分なりに何かできることがないかと立ち上がるシーンが後半にちゃんとあってよかった。
他のキャラのドラマが濃すぎて埋もれがちだったけど、彼も今までの人生で始めて抱いたような愛と勇気を持って、しっかり一歩を踏み出せていました。
“ソカシェ家”と判明したユクちゃんとアイクくんも顔見せつつ活躍してました。
ノンレガールさんのエピキュリアン家やロマネちゃんとヴォーヌさんも名前だけ挙げられてたり、今回映らなかったけど裏で奮闘してたんだろうな。
それから夜のいきものとして転生したシャリオットさんも今後は死者の国を護っていくのでしょう。前編でアバンくんを勇気付けるセリフもよかった。
彼らは死者3rdで主役だったので、死者3rd未読でこの2人が気になった方はぜひ読もうね!
今までちょくちょく出ていた”機関”、ようやく正式名『ギムレ機関』だと明らかになりました。そしてその目的と活動についても。
“人間と、それに連なる者”と人外やモンスターも括りにいれてそうなのが懐 が深い! 技術と誇りを示すため、世界の救済も厭 わない求道者の魔窟。かっくい〜!!
機関と雫の国のドンパチは今に始まったことではなく、昔から人知れず雫の国を退けていたらしいです。すごい。
ただ、メンバーを集めるために強引な手段を使ったり、技術を持たないただの民衆は黙って守られてろ(意訳)的なことを言ったり、やや傲慢 な面も見られました。
ユウくんだって、目の前の人やモンスターを救うために彼なりに心を砕いているんですけどね…。”世界”を救うと豪語するひとたちにとって”個人”の救いは瑣末 なことなのか。どちらも重要なことは間違いないはず。
気づいている方も多いと思いますが、機関の幹部であるグランドマスター7名は七つの大罪と悪魔の名が元になっているようです。
それぞれ傲慢 のスペルシファさん、強欲 のアヴァンモンさん、嫉妬 のレウィティアちゃん、憤怒 のシャアイラちゃん、暴食 のベグラブルさん、怠惰 のアケフェゴさん。
そして今回加わったのが色欲 のルクスリアスさん。キャラの名付けからメタ的に考えると最初から機関に入ることは決まっていたようです。
罪と悪魔が元になってるなんてめっちゃ悪そうですが、メルスト的にはいまのところ悪役ではなさそう。
第三勢力であってユウくんたちに協力的とは言い切れないけど、雫の国が悪すぎるのでギムレ機関は敵の敵は味方くらいの位置付けか…?
彼らはメフテルハーネを滅ぼそうとしているわけですが、その動機となる恨みの起源は1000年前に遡る。これは以前動物の国編でもチラッと言っていたかも。
そして『始祖メフテルハーネ』個人を特別に恨んでいるみたい。
始祖メフテルハーネとは…。
死者の国では、この世界に光と影をもたらした神がいると信じられているそうです。それは死者の国だけで信じられている神様というより、メフテルハーネ全体の神として扱われているらしい。
地上でもその”神”への信仰はあったらしいですが、現状、死者の国以外ではあまり神への言及を見かけないのが気になるところ。空の国の信仰とのズレもありそう。
光も闇もない虚空よりこの世界を作った…などと言われていますが、神話レベルで昔の話なのでしょうか。
かつて帝国がありフェニシャルルの事件があり、エクシくんたちの国にも何かあったのが1000年前として、その時点で既に世界は存在していたわけで。
宇宙の始まり的な話をされると、1000年前なんてわりと最近じゃねって感じがしてきます。”全ての始まり”はどこを指すのか?
神話的存在な始祖メフテルハーネさんですが、個人としても扱われ始めています。
エルピスと会話もしていたし、姿が明らかになったことで概念ではなく意思を持つひとりの存在としてのメフテルハーネさんも見えてきました。
しかしなんですがその、トッピングぜんぶ載せみたいなお姿は!
ツノも光輪もあるしフェニシャルルっぽい羽と妖精っぽい羽もある。
以前、動物の国の鳥族から空の国の民に分岐したみたいな話がありましたが、またわからなくなってきました。
それから『死者の国で一番地下に近い街』というワードがありました。
地下っていうのは死者の国のことじゃなくて、さらに深い深い地下になにかあるってこと? ほら〜やっぱり地下ヤバイんじゃん!
サンクテュエーレはさらに地下を掘ろうとして断念したみたいな話がありましたが、結果的に断念してよかったのか…?
メフテルハーネの地下(そんなに深い地下じゃない)には死者の国があるけど、雫の国はそうじゃない。つまりどこかにいちおう「ここは雫の国です」と言える土地があることになる。
雲に覆われた世界地図の東側のエリアのことでしょうか。
やはり地下に全てが埋まっているのか…? もしかして「メフテルハーネをひっくり返す」って物理的な意味で言ってますか?
まずエルシアム編で、エルピスはエクシくんから彼の故郷でだけ取れるという綺麗な石を受け取っていました。
この石は後編で、エクシくんの襲撃を聞いたシーンでもチラッと登場してたようです。エクシくんと聞くととりあえず石を懐から取り出すのかエルピスちゃん?
さらに今回は、6つ目の世界鐘を鳴らした後にいつのまにかポッケに入ってた石も加わりました。それを見たテオちゃんは「お師匠様の魔宝石みたいに綺麗な石」だと。
いつのまにか石コレクターも始めたんか? そのうちポッケの中が石でいっぱいにならないか?
2つの石の違いも現状謎です。見た目的には似てないんでしょうか。2つとも同じような石だったら「なんか似とるな」とか言うかなあ。今後の石の再登場を待て!
エルピスは奏鐘士 と言ってて、スティーノスさんは奏鐘士 と言ってて、今度はエクシくんが奏鐘士 と言ってるて、そもそも”奏鐘士”自体がメルストオリジナルなので何が正しいのかわかりません! 呼び方によって役割が変わるのか、それとも公式でブレブレなのをネタにしてるのか…。
“機関”の総帥さんも奏鐘士だそうなので、エルピスとは別の方向性で動くのかもしれないですね。1部のヒイロさんのように。
そして次の舞台は少数民族の国!? “かの地”って世界地図のあっち側かと思ってたのに思わせぶるじゃん!
“國”はファルゥンさんのところですね。出演ほぼ内定だ! たぶんリンネンさんも出る? 次回は今まで謎が多かったシェンルゥさんのバックボーンも明らかになるのかも…。
死者の国編でメインストーリーに出番があった主なユニットは以下の通りでした!
※ユウくん御一行を除く。セリフがあった方のみ。
今回は以上です!
死者の国編を終えてタイトル画面が変わりました。どこかラスピリぽさを感じるシリアスな雰囲気が出てきたぞ…。ここからいよいよ核心に迫っていくのだ。マジメモード!
といいつつ次回めちゃくちゃギャグ回だったりしたら笑いますけど。
次のストーリーもたのしみです!!
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今回は死者の国編の感想です!前回の常夏の国編の記事はこちら。
ユガラボ | 2022/03/17
【メルスト/日記】メインストーリー第二部を追う!〜常夏の国編〜(ネタバレ有)
【メルスト/日記】メインストーリー第二部を追う!〜常夏の国編〜(ネタバレ有)
前回までのあらすじ!
旅を続けるエルピスは、ホテル・エルシアムの首領スティーノスさんと対決の末5つ目の
一方、18カ国の敵対者たちが繰り出す『降臨モンスター』に対抗するべく、国と国の垣根を越えた部隊を創設するためレクルスさまたちは手始めに常夏の国を訪れたところ、”白の都”の残党たちと衝突! レジェンドお姉様アルディハラさんの助力を得てこれを撃退。
なんやかんやで仲良くなったスカジィウスちゃん曰く、エクシくんたちメフテルハーネを敵視する集団の名は『
※以下、ネタバレ注意! ストーリーを楽しんでからお読みください。
夜のいきものと愛 の階 (感想)
エルピスの軌跡とユウくんの役目(感想)
死者の国の守護者たち(感想)
機関と雫の国と、新たな謎(考察)
出演ユニット
夜のいきものと愛 の階 (感想)
今回の死者の国編、いろいろ触れたい部分が多すぎるのですが、まずは”
このワードが初めて出たのはハリエットさんのユニットストーリー。
まずハリエットさんの登場が2016年2月なのがメルストスゴイポイント。何年も前から出ていたキャラのエピソードを踏まえて、こうして最新のストーリーに展開してくれるのが嬉しい。こういうのあるたびに長くメルストを追いかけていてよかったなと思います。
今回のストーリーの主役であるルクスリアスさんと、彼女を以前から知るハリエットさんはどちらも『夜のいきもの』と呼ばれる存在。
(『夜のいきもの』について詳しくは死者の国イベント1st~3rdを読んでね!)
夜のいきものが
まずはどこまでも主人に
夜のいきものにとって
ですが現在、ルクスリアスさんの主人は”影”として成れ果ててしまい、客観的にはもういないも同然…。(輝石も流してないのかな?)
ハリエットさんも同様に、
しかし主人ではない少年に対し、
そんなかつての主/契約者以外の存在に抱く愛を見出したハリエットさんが、ルクスリアスさんは
同じ夜のいきものでも、主人以外に愛を抱く者もいる。
自分で自分を影の城に縛り続けているけれど、それは絶対に変えようのない運命ではない。それ以外の可能性もあるのではないか? 自分の主人もかつてそう言っただろう、と。彼女の中に揺らぎが生まれた。
愛とまでは言わなくても、他のものに関心を持つと楽しいのは彼女自身感じたはずですし。
そうしてメルクたちによるメフテルハーネ展に心を打たれたルクスリアスさんは、夢の檻に捕えていたユウくんたちを解放すると約束します。
実は一途な想いに弱いんですね…。
自分が主人を一途に想っているからこそ気持ちがわかるのだと思います。
ルクスリアスさんの弱点は一途な想い。ここテストに出ますので。ここまでが前編です。
後編でも愛の話は続きます。
冒頭でルクスリアスさんが思い出したのは、ハリエットさんとの会話。
かつてハリエットさんは彼女に「
しかしルクスリアスさんは思う。主人が
この時点ではルクスリアスさんは光へ繋がる
“
彼女と対峙するもう一人のルクスリアスさんは、都合の良い洗脳のための幻などではなくあくまでも”自分自身”であることがポイント。
ほんとうはルクスリアスさんにだって罪の意識があり、
後編は特に、暴走して力を制御できなくなったルクスリアスさんとの問答シーンが真に迫るものがあり大きな見所でした。
マルトゥールさんが言う「誰かをいたずらに傷つけてはならないし、それによって誰かの大切な者が奪われてよいはずがない」はもちろん正論なんですけど(後で自分にブーメランにもなる発言)
二言目には使命だ使命だと言うマルトゥールさんにうんざりするルクスリアスさんの気持ちもわかります。百歩譲って救われたさがあるのは認めても、お前に救われたくはない!
からの、どこまでも愛に一途だからこそ困ってる彼女に対し、愛イコール救いではないと説いたアンジエさんがとてもいい仕事していました。
「愛を手放すことが苦しいなら手放さなくても良い」もそう。主人を想い続けることは決して悪いことじゃないよ。けど、それと自分が救われることとは切り離して考えられるはず。
このあたりマジで良いセリフしかなくて困ります。人の心の
そして誰の主張が最も正しいとかではなく、それぞれ筋が通っていて理解できるんですよ…。
もういないあの人を愛し続けるのは間違ったことじゃないし、
だからと言って他人を傷つける行いは許されないのもそうだし、
愛は全てを解決する絶対のものではなく、救いは別の場所にだってあるのかもしれない。
いやマジで良いことしか言わない男だな…?
しかしそんなアンジエさんの言葉も
どさくさに紛れてプロポーズするマルトーくん。
使命に殉じると言いつつも…きみも男だったんだな。愛してたんだなルクスリアスさんを。お前のことが好きだったんだよ!
とはいえ愛するあまりに想い人を自分ごと結界に閉じ込めるとか、よく考えたらだいぶヤバい奴ですね?
だからではありませんが、ルクスリアスさんのガチギレビンタが炸裂します。
私は自分が慕う人に置いていかれてずっと悲しんでいたのに。お前はそれを知っているはずなのに。たった今、お前はそれと同じことをしたんだ!
ここは本当にびっくりしました。てっきり人間に愛を教えてもらう人形の話だと思ってたのに、説教されるのは人間のほうだった。実は歪んでいるのはマルトゥールさんのほうだったのか…。もうド天然じゃ済まないぞマルトーくん。
ただ、マルトゥールさんだって愛を理解していないわけじゃなくて、彼なりに一途な愛があったけど、言えなかっただけなんですね。
ルクスリアスさんが主に対して一途に愛を傾けているのを散々見ているし、その一途さに
しかし、ひたすらに一途な愛を持っていたルクスリアスさんだからこそ、彼の告白を聞いてハッするところがあったのかもしれません。
これまで彼が何度も自分の前に立ってきたのは、何故か。
たとえ愛を返してもらえなくても、それでも愛しているから。救いたかったから。一途な想いで。
お前は救いようのない男のくせに。私には救いを求めても良いと言う。
そんな彼の言葉を聞いて、救いに繋がる
不覚にも救われてしまったんですね、ルクスリアスさん…。
愛を踏み台にしても救いの階段を登る。それでも愛を手放すわけじゃない。
なおアントールさん曰く、ちょうど同じタイミングでルヴァン城の影が封印地点に集まっていた…とのことでいた。その影が封印を破るために力を貸してくれたかは定かではありませんが。
魂に関して専門家レベルのルクスリアスさんですら、実の所あの影の中に主人はいないと感じたらしいですから。答えは神のみぞ知る。
こうして救われたルクスリアスさんが、最終的には
それから影による修復の夢の中で、最後に
地上に出たルクスリアスさんが草の柔らかさと風にあたたかさを愉しむシーンで色々と救われました。
前編では近づく者みな切り刻む勢いだった彼女が、後編の最後にはこんなに穏やかに笑うなんて。やっぱりメルストは最高だな!
なお、マルトゥールさんは国を出て雫の国を追うことになったらしいのでルクスリアスさんとのお話は今後も続きそうです。えぇ…最終的にどうなるの??
まあ主は我らに「フラれたら再アタックするな」とは仰っていないとのことなので。
シスルさん&トゥルータくんのように行く末が気になる組み合わせがまた増えましたね!
あと、彼には早めにスペルシファさんのドクターストップを聞いて自分が正気じゃないことを自覚してほしいですね…。
エルピスの軌跡とユウくんの役目(感想)
お次は成長めまぐるしかったエルピスの話。スティーノスさんと高めあってからは特に勢いがすごい!
これまで主な旅の目的は”
空っぽだった自身の中にいろんなものを詰め込んで、自分らしさを手に入れて。与えられた役目以外にもやりたいことがでてきてすばらしいね。人生どんどん楽しくなってる時期じゃん。でもブレない所はブレないのも素敵。
夢の檻の中では悩めるヘミリックくんの話を聞いて、自分が相談に乗る立場になれていたのもよかった。最初のエルピスちゃんからは考えられないくらい成長したね…。
世界を旅した軌跡があってこそ、積み重ねがあってこその今。
いつのまにかメフテルハーネ18カ国のうち半分の9カ国も回ってたわけです。どの国でも大冒険だったし、どの国でもかけがえのない素敵な出会いがあったね…。
だからこそ悪夢の中で一度「空っぽ」に落とされても、すぐに戻ってくることができた。いちばん力強い言葉をくれたのがライバルのスティーノスさんだったところもアツい!
このシーンの偽テルハーネさん、エルピスの悪い夢ってことで片付けられたけど一瞬マジで信じそうになって怖かったです。
ほんとうにただの夢ってことで忘れていいんだよね?
前編では夢の檻の中でもマフィンの悪夢(?)しか見なかったエルピスでしたが、後編の悪夢はだいぶ深刻でした。
「この旅を続ける」という強い意思を持ったからこそ、悪夢=旅の終わりとして現れるようになったのかも。
自分らしい欲求が強くなってますます魅力的になったエルピスから今後も目が離せません! さらに推せる! 個人的にはわりと本気でメルストの中で上位の好きなキャラになってきてます。
一方で、ユウくんも旅に関して今回少し思うところがでてきた様子。
相変わらず主な役目は癒術な彼ですが、モンスターの心を
特にエクシくんとのやりとりが印象に残りました。モンスターをけしかけて人間を襲わせるエクシくん…それも嬉々として。はちゃめちゃに悪党ですね?
きみ悪ぶってるだけで悲しい過去がある事情アリな子かと思ってたけど違うかもだわ…。だってノリノリだもん!
それに対してのユウくん「は…?」「なんでそんなひどいことするんだ?」
これ…よかったですね…。さすがのエクシッスくんも居た堪れなくてどっか行くほどでしたもん。
まさかのブチ切れユウくん(あわよくば新しい顔差分)を見れるんじゃないかと思って内心ちょっとワクワクしちゃいました。闇のオタク。
幸い(?)メルクが軌道修正してくれて事なきを得ました。うーん正妻。
とは言えこれだけのことをしてるエクシくんは、一回くらいグーでいったっても許されるんじゃないかとは思います。モンスター操り術式を作ってるのは彼じゃないみたいなので、この件の最終的な責はそっちに向かうのかもですが。
何度も言うように、そしてこれまでの物語でも描かれているように、彼らには彼らなりの理屈があるのでしょうが、どのような理由があれやってはいけないことがあるのは今回も念を押されてましたし。
エルピスとは何らかの関係性が示唆されていたけど、これでユウくんとも縁ができたな! エルピスvsエクシくんだけでなく、ユウくんvsエクシくんの行末にも注目したい。
ユウくんが癒術をかけるシーンも演出が進化していた!
今後も定期的に心に触れる演出が出てくるのかな…?
最終回だけ違う演出だったら泣いちゃうと思うのでぜひ続けてほしい。
死者の国の守護者たち(感想)
今編は会話劇がメインだったけど、その裏でモンスターや影の脅威から死者の国を守るべく奮闘する人たちもいい仕事してました。
まあ…半分以上アントールさんがやってた気がするんですけど…。
まず前編で初登場の時に顔面だけでレジェンドだなって確信するほど風格ある立ち絵でビビってましたが、後編でも期待を裏切らない活躍ぶりだったアントールさん、やばくないですか?
死者の国は平和ボケしてるだの、国を護る組織がないだの言ってましたけど、ぜんぜん戦えてたじゃないですか。アントールさんが一人で軍隊並に働いてたようにも見えましたけど…気のせいですかね…。
前編で「みんなのイマジネーションで夢の檻から脱出するんだ!」って頑張ってたからてっきり自力脱出するのかと思ったら、アントールさんがパッと術を解いちゃったし。
ルクスリアスさんの好感度が上がってきたタイミングで物騒なこと言うもんだから、このひと恐いよぉ…ってなっちゃった。
その後パチって指鳴らすだけでサンクテュエーレまでワープするわ、結界守護の補助を片手間にこなすわ、交戦中に夜のいきもの増やして戦力増強するわで。
十分に大物だったはずのミスティカさまが
でもエヴェクジレさんも頑張ってましたので! 死者の国のひとたちは神に祈れば助かる的な思考じゃなくて、自分たちの力で未来を切り開くのだと決意を示し、その先頭に立っていてかっこよかった。
この雰囲気で実は前衛らしく、クエスト中はずんずん歩いて先頭に躍り出ていったので目を疑いましたけど!
エヴェクジレさんの言葉をなぞるように名も明かされないモブのお姉さんも頑張ってたし、他の町人さんたちもそうなのでしょう。
組織だった軍隊はないけど、ひとりひとりが覚悟を決めて束になって力になる。まさに国の底力って感じだ!
ヘミリックくんも自分なりに何かできることがないかと立ち上がるシーンが後半にちゃんとあってよかった。
他のキャラのドラマが濃すぎて埋もれがちだったけど、彼も今までの人生で始めて抱いたような愛と勇気を持って、しっかり一歩を踏み出せていました。
“ソカシェ家”と判明したユクちゃんとアイクくんも顔見せつつ活躍してました。
ノンレガールさんのエピキュリアン家やロマネちゃんとヴォーヌさんも名前だけ挙げられてたり、今回映らなかったけど裏で奮闘してたんだろうな。
それから夜のいきものとして転生したシャリオットさんも今後は死者の国を護っていくのでしょう。前編でアバンくんを勇気付けるセリフもよかった。
彼らは死者3rdで主役だったので、死者3rd未読でこの2人が気になった方はぜひ読もうね!
機関と雫の国と、新たな謎(考察)
今までちょくちょく出ていた”機関”、ようやく正式名『ギムレ機関』だと明らかになりました。そしてその目的と活動についても。
“人間と、それに連なる者”と人外やモンスターも括りにいれてそうなのが
機関と雫の国のドンパチは今に始まったことではなく、昔から人知れず雫の国を退けていたらしいです。すごい。
ただ、メンバーを集めるために強引な手段を使ったり、技術を持たないただの民衆は黙って守られてろ(意訳)的なことを言ったり、やや
ユウくんだって、目の前の人やモンスターを救うために彼なりに心を砕いているんですけどね…。”世界”を救うと豪語するひとたちにとって”個人”の救いは
気づいている方も多いと思いますが、機関の幹部であるグランドマスター7名は七つの大罪と悪魔の名が元になっているようです。
それぞれ
そして今回加わったのが
罪と悪魔が元になってるなんてめっちゃ悪そうですが、メルスト的にはいまのところ悪役ではなさそう。
第三勢力であってユウくんたちに協力的とは言い切れないけど、雫の国が悪すぎるのでギムレ機関は敵の敵は味方くらいの位置付けか…?
始祖メフテルハーネと”雫の国”の目的
エクシくんたち雫の国関連でも、ちらほら新情報が明らかになっていました。彼らはメフテルハーネを滅ぼそうとしているわけですが、その動機となる恨みの起源は1000年前に遡る。これは以前動物の国編でもチラッと言っていたかも。
そして『始祖メフテルハーネ』個人を特別に恨んでいるみたい。
始祖メフテルハーネとは…。
死者の国では、この世界に光と影をもたらした神がいると信じられているそうです。それは死者の国だけで信じられている神様というより、メフテルハーネ全体の神として扱われているらしい。
地上でもその”神”への信仰はあったらしいですが、現状、死者の国以外ではあまり神への言及を見かけないのが気になるところ。空の国の信仰とのズレもありそう。
光も闇もない虚空よりこの世界を作った…などと言われていますが、神話レベルで昔の話なのでしょうか。
かつて帝国がありフェニシャルルの事件があり、エクシくんたちの国にも何かあったのが1000年前として、その時点で既に世界は存在していたわけで。
宇宙の始まり的な話をされると、1000年前なんてわりと最近じゃねって感じがしてきます。”全ての始まり”はどこを指すのか?
神話的存在な始祖メフテルハーネさんですが、個人としても扱われ始めています。
エルピスと会話もしていたし、姿が明らかになったことで概念ではなく意思を持つひとりの存在としてのメフテルハーネさんも見えてきました。
しかしなんですがその、トッピングぜんぶ載せみたいなお姿は!
ツノも光輪もあるしフェニシャルルっぽい羽と妖精っぽい羽もある。
以前、動物の国の鳥族から空の国の民に分岐したみたいな話がありましたが、またわからなくなってきました。
それから『死者の国で一番地下に近い街』というワードがありました。
地下っていうのは死者の国のことじゃなくて、さらに深い深い地下になにかあるってこと? ほら〜やっぱり地下ヤバイんじゃん!
サンクテュエーレはさらに地下を掘ろうとして断念したみたいな話がありましたが、結果的に断念してよかったのか…?
メフテルハーネの地下(そんなに深い地下じゃない)には死者の国があるけど、雫の国はそうじゃない。つまりどこかにいちおう「ここは雫の国です」と言える土地があることになる。
雲に覆われた世界地図の東側のエリアのことでしょうか。
やはり地下に全てが埋まっているのか…? もしかして「メフテルハーネをひっくり返す」って物理的な意味で言ってますか?
謎の石・リマインド
後で絶対出るのだろうけど、ストーリー内での言及が少なくて忘れそうになるので一応おさらいしておきます。まずエルシアム編で、エルピスはエクシくんから彼の故郷でだけ取れるという綺麗な石を受け取っていました。
この石は後編で、エクシくんの襲撃を聞いたシーンでもチラッと登場してたようです。エクシくんと聞くととりあえず石を懐から取り出すのかエルピスちゃん?
さらに今回は、6つ目の世界鐘を鳴らした後にいつのまにかポッケに入ってた石も加わりました。それを見たテオちゃんは「お師匠様の魔宝石みたいに綺麗な石」だと。
いつのまにか石コレクターも始めたんか? そのうちポッケの中が石でいっぱいにならないか?
2つの石の違いも現状謎です。見た目的には似てないんでしょうか。2つとも同じような石だったら「なんか似とるな」とか言うかなあ。今後の石の再登場を待て!
『奏鐘士』
ところで奏鐘士の呼び名なんですが、今回また新しいのが出てました。エルピスは
“機関”の総帥さんも奏鐘士だそうなので、エルピスとは別の方向性で動くのかもしれないですね。1部のヒイロさんのように。
そして次の舞台は少数民族の国!? “かの地”って世界地図のあっち側かと思ってたのに思わせぶるじゃん!
“國”はファルゥンさんのところですね。出演ほぼ内定だ! たぶんリンネンさんも出る? 次回は今まで謎が多かったシェンルゥさんのバックボーンも明らかになるのかも…。
出演ユニット
死者の国編でメインストーリーに出番があった主なユニットは以下の通りでした!
前編
後編
※ユウくん御一行を除く。セリフがあった方のみ。
今回は以上です!
死者の国編を終えてタイトル画面が変わりました。どこかラスピリぽさを感じるシリアスな雰囲気が出てきたぞ…。ここからいよいよ核心に迫っていくのだ。マジメモード!
といいつつ次回めちゃくちゃギャグ回だったりしたら笑いますけど。
次のストーリーもたのしみです!!
9 件のコメント
感想記事ありがとうございます!
自分で読むと理解力がなかったり泣いてそれどころじゃなくなったりしてしまうので、ユーリさんの感想記事は振り返りや他の方の解釈に触れる機会なのでとても助かります!!内容もとても濃いですし!
また新たなレジェンド候補とフェス限候補が出てきてもうダイヤがいくつあっても足りないですね…
今回も素敵な感想をありがとうございました!
更新お疲れ様です!
アンジエさん良かったですね…前編でマルトゥールさんの解放を願って説得するシーン、自分を代わりとはしない辺りが後編にしっかりと繋がっていましたね…自分にも慕う者が居てくれることを理解している…
「そうしょうし」に関しては動物の国編の最後でチラッと登場しています!鐘の読み方としては「しょう」が正解な気もしますが、何かしらの意味はあるでしょうし先が気になりますね…!
いつも感想記事を楽しく読ませてもらってます!
エヴェクジレ様、見た目とか役職的にプレイアブル化したら魔法、回復職だろうなと思ってたら、ストーリー救援でゴリゴリ殴っていく前衛なのが発覚し衝撃でした。
感想&解説記事大変ありがたいです!
前半のスクラッチアート風に描かれたエルピスの軌跡がとても良かったし、
その後も名言・名シーン連発でここから先でまだエンジン上げる気のかとライターさんがむしろ恐ろしく感じるほどでした
「奏鐘士」の読みはギャグ要素っぽく扱われているけど、
ライターさんのパゥワーを見るととんでもない回収を仕掛けてきそうな気がしてきました…
はじめまして、いつも考察を拝見してその洞察に感銘を受けております。
マルトゥールさんとアントールさんの技の源が「禁呪」に繋がっているらしいエクシくんの発言もあり、マルトゥール家が代々天涯孤独の孤児に秘技を受け継がせていくというしきたりになるのがヤバいと思いました。そして当代の「マルトゥール」さんは自らの身体を蝕む秘技に気づき開放を選ぶのか…。
いつか再会するであろうルクスリアスさんとの仲も絡み、これからも目が離せません。
またエクシくんが「こんな地下に国を作って、なぜ発展しているんだ」(意訳)みたいな発言もしていて、そんな生活を伺わせる回想もありましたので、始祖メフテルハーネに見捨てられたせいで地下生活を強いられていると思ってそうですね。
エクシくんをエレキの国に連れてったら「なぜわざわざ陽の光を遮って、こんな高度な文明を築くんだ」とキレそうですし、逆に1000年閉鎖空間で耐え続けた白の都残党のスカジィウスさんは「何贅沢言っておるのだ!」とブキチレそうですw
奏鐘士の呼び方、メフさんに直接音声で言われている筈なので聞き間違いはないと思ってました。失礼ながらスティーノスさんも奏鐘士だというのはハッタリだと砂漠の国編辺りまで思っていたほどです。
奏鐘士それぞれによって音声の受け取り方が違う可能性もあるのかも知れません。
初めて顔見世した『機関』の総帥さん、女性…ですよね? 角みたいなのも生えてるし、絶滅したという「純血の角族」なのかも知れません。
初めてのコメントが多すぎて厚かましいですが、これからも考察期待しております!
いつも感想楽しく拝見しております!
1部では人間によって傷ついたモンスターとの対峙でしたが、2部ではモンスターによって傷ついた人間(エクシ、雫の国)との対峙となりそうですね
片面を描いたらもう片面も描く!さすがマルシュト…
感想記事いつもお疲れ様です!
機関の幹部がそれぞれ傲慢、強欲、嫉妬、憤怒、暴食、怠惰、色欲と現時点で七人そろったのなら総帥は虚飾・虚栄心由来の名前になりそうですね~
機関の総帥を務めてる以上尋常ではない実力を持ってはいるのでしょうが、世界を救うのは自分こそがふさわしいとかそれっぽいですし
最近のメルストのストーリは、私にとって伏線の多さや回りくどさみたいなのを感じて、ついていけなくなってきています。
もうユガラボさんの記事が無いとメルストのストーリーを楽しめません。
これからもどうぞよろしくお願いします。
いつも感想記事楽しく読ませて頂いております。
今回も考察が鋭く、わかりやすく、面白い文章でメルストが810倍くらい楽しくなっています。が、途中で170cm24歳74kgの男性の甲高い声が聞こえてきました。ヤメロォ (建前)ナイスゥ (本音)
これからも感想記事を楽しみに待っています。
ps.自分もダイヤという石を集めていたんですが、全てアントールさんに回収されました。