今月のイベントは、植物4th!
堪能しました。
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国別イベントの4週目、第二弾は植物の国!
今回は植物の国のなかでも謎が多い「庭園」まわりと神樹さまを取り巻く”管理者”が登場する話です。”管理者”たちはその役割のため長い年月を生きており、浮世離れした方が多め。
植物4thを読むにあたって、過去のイベントを読んでおいたほうがいいかは…
・植物1st:必ず読んでおくべき
・植物2nd:読んでたほうがわかりやすいかも
・植物3rd:読んでいなくてもぜんぜん問題ない
・メイン第二部植物の国編:なるべく読んでおいてほしい
という具合でした。特に植物1stは読んでいないとわからない話だったと思います。
登場人物の繋がりはないですが”植物の国の仕組み”を知るために避けて通れないエピソード。
以下、ネタバレ含みます。植物1stとメイン第二部植物の国編も踏まえての感想のため、その辺りのネタバレにもご注意ください。
植物1stから繰り返し描かれている、”原初の森”と”苗床”の関係。今回もそれに連なるお話でした。この国はね、人間を喰らうのさ。
緑精が見える”森に連なるもの”は原初の森へと誘 われ、苗床になるための種を渡される。植物の国建国時から900年以上続いている、えげつないシステムです。
これまでメルストのイベントで描かれてきた植物1stのエイシーちゃん、メイン植物編のローザちゃんなどは一度は森に誘われたものの、周りのひとや友人や特別なひとと話し合い、最終的には”苗床にならない”という選択をしていました。
他にも、森へ誘われたものの苗床になっていないマトリクスさんやリオネルくんと言ったキャラもいることから、まだ我々はこの仕組みの本当の残酷さ を直視しないで済んでいたのです。なんだかんだで、原初の森へ行っても最終的にはなんとかなってたから。顔を直接知っているキャラが苗床になっていなかったから。
しかし、植物4thでは(“始まりの人・ベアルロ”を除けば)おそらく初めて、回想で又聞きみたいな形であるものの、リーフェイスさんという立ち絵もセリフもあるキャラが”苗床になり、戻ってこなかった”のです…。これはショック。
これまで「未練があるからやっぱりやめる」という流れが描かれていたけど、今回はあえてその逆パターンで行ってみました的な感じでしょうか。勘弁してくれぇ!
とはいえ読んでいて個人的に気になったのが、(ライターさんが違うのもあるでしょうが)”苗床になる”という選択をしたリーフェイスさん(兄)を送り出すリーフェイトさん(弟)があまりにもあっさりしてて、スッと受け入れすぎてること。
そっか、そういうことなら、うんわかった。それじゃあね。って感じで。旅行に行くとかじゃないんだから!
人生のほとんど共にいたはずの双子だからこそ、彼らの間でしかわからない何かがあったのかもしれないけど。
苗床になる前に何でもない話で思い出を作りたかったリーフェイスさん(兄)のことを、庭園の記憶を記録する準備のためリーフェイトさん(弟)が忘れてしまうのもこれまた悲しいところ。
リーフェイトさん(弟)は庭園の管理者として長く生きる身になるから、価値観が通常とズレてきていたのかもしれない。
こうして、リーフェイスさん(兄)を”直接”覚えているのはシュランクスさんだけになってしまうわけです。今回感情移入しやすいのは人間じゃなくてむしろシュランクスさんだったかもしれません。
いきなり別れを告げられていなくなったって、簡単には納得できないと思います。
もしも、あの時止められていれば…! と一生後悔することなんて、ざらにあるのが人生。(あるいはモンスター生も)
その辺りの感情はメイン第二部植物編では痛いほどに描かれていたし、シュランクスさんも近い気持ちを抱いたはず。
ただ、「森は望むものにしか道を開かない」とも言います。
それから、苗床のなることが救いと考える人もいます。自ら望んでそうなるのだと。それが救いなんだと。
そんなバカな、と思うかもしれません。
しかしその感性は本人にしか理解できないし、どこまで行っても平行線の”溝”が存在するのでしょう。
「一生理解できない」「それでも一緒にいたい」「他の道を探せるなら」と言った”歩み寄り”については、これまたメイン第二部植物編で描かれてます。しっっかりと。
だからこそ、それを踏まえたうえで植物4thは別の昏 い道を描いたのではないかと。
でも”森の誘い”に乗って原初の森に行ったけど、やっぱ苗床になるのやーめたってケースけっこう見てるから、一時的な「あ〜消えたいもう人生オワタどっか行きたい」程度の感情でもトンネル開いちゃいそうな気はします。
本人は”もう決めた”と言ったけど、周りがケアすれば実は取り返しついたんじゃないの?って。だから余計に止められなかったものは後悔しそうだよね…。
「本人の意思を尊重するのが重要」という価値観はもちろんある。
が、それにしてももうちょっとこう、大事だと思う相手がそういう決断をしようしているなら、何かひとこと言う時間をくれてもいいだろう、と。
で、リーフェイスさん(兄)はリーフェイトさん(弟)とは話したけど、シュランクスさんには肝心のことを言わなかった。そりゃ怒り狂うしリーフェイトさん(弟)にも文句言いたくなりますよ。
うん、やっぱシュランクスさんに一番感情移入する話だった…。
森の中でレフレーゼちゃんたちと出会うシーンでもよく見たら自分は手出ししてないのにバンバーニャちゃんに先制攻撃されてるし、だいぶかわいそうだった。
癒されてなくても”見た目がかわいい”というだけで優しくしてもらえてたコットルちゃんに対し、癒されててもシュランクスさんは”腕が鋭利”ってだけでだいぶ忌避的に扱われていた。格差ーッ! 言葉の壁ーッ!
それからリーフェイトさん(弟)はいちおうリーフェイスさん(兄)を「話し合って送り出した」わけですが、実際に彼が居なくなって、かけげえのない双子の片割れを失った気分を味わったり、本人の意思を尊重したとはいえ送り出したことを後悔するようなことがあった可能性 はあります。
もともとリーフェイトさん(弟)は「何かに執着することはできない」と自称し、だからこそあまり感傷的にならずに送り出したのでしょうが…、
実際には、ジシェロくんが目覚めなくなったことを悲しみ落ち込んでいました。本当に大切なものを失うまで気づいていなかっただけなのかも。
しかし、苗床になったリーフェイスさん(兄)の件は「記憶すら失われている」し、兄を送り出してから記憶処理するまでの過程が描かれていないから、兄が苗床になった件の弟の反応は永遠に闇の中。そのために余計に淡白な印象を受けたのかも。
リーフェイスさん(兄)がいなくなったあとの彼の反応は、わざと描かれなかったのでしょうか…!? 不気味ですよね。
記憶がなくなるって恐ろしいです。
「亡くなった人も、自分が覚えている限りその人は心の中で生き続ける」という励ましがありますけど、その真逆ですから。
リーフェイトさんはジシェロくんと「後継者と付き人」として良好な関係を築いていますが、元々その席に座るはずだったリーフェイスさんの存在は本質的には欠落しているんです。
もしも記憶処理をせず兄のことを覚えていた場合、ラストのシーンで同じように笑えていたのか?と考えると、何かうすら怖い感覚すら覚えました。
あくまでも可能性の話ですし、リーフェイトさんは兄の決断の結果を肯定的に受け止めてさわやかに忘却しただけって線ももちろんある。
もしかすると逆に、記憶処理前の反応が一切描かれないことそのものがイベントの副題でもある”忘却”をそのまま表現しているのかもしれません。
忘れてしまったことは又聞きでしか知りようがない。
深読みかもしれないけど。どこまで計算されているのかわからない!
もしも、兄がいなくなってどれだけ後悔しても帰ってこない悲しみを描いてしまったら、どう頑張ってもこのイベントの読後感ハッピーにならないですから。
リーフェイスさんの存在を”忘却”し、物語上から”欠落”させ、輪郭しか残さなければ表面上はモンスターと仲直りできてよかったねって着地させることができます。[編集済]の物語です。
そう思うとますます、あいつをどこへやった!て怒るシュランクスさんを応援したくなっちゃうんですが…。
うーん、やはり植物の国は闇が深い。この国に復讐しようなんて輩が現れても仕方のないこと。
ただ、必ずしも”苗床になる道はよくない”と決めつけることもできません。そりゃ残される者は悲しむかもしれませんが、本当にそれしか救いがない人だって中にはいると作中で言われている。
そして、”原初の森”は苗床になる人が定期的に来ないと存続できないという問題もある。言葉を持つ人間よりもずっと伝達手段が限られているけど、そこには確かに「救けを求めている森」がある。
まあそもそも、まずこの仕組み自体がアカンやろとも思いますけども!
イッスマンさん、はやくなんとかしてください!
植物4thでは、庭園において”神樹さまが目覚めなくなった”という事件が起きていました。
“神樹さま”の正体そのものはメイン第二部植物の国編でくわしく描かれているので割愛しますが、メインストーリー時間軸では原初の森が一時危機的状況になるも一旦は安定し、それに連なる庭園もひとまず平穏を取り戻した。とはいえ引き続き苗床は必要…的な顛末になっていました。
メインストーリー時間軸では原初の森と神樹さまの関係性が明らかになってましたが、国イベ時間軸側はそうではないみたい。
そして今回登場したのが
・これまでの記録の庭園を管理するティルセプスさん
・これからの記録の庭園を管理するリーフェイトさん
・防衛用の庭園を管理する顔・名前不明の人物(一人称は”私”)
の3名の”後継者”たち。
防衛庭園のお方はそのうち別ストーリーかフェス限で登場しそう。
なにやら原初の森に苗床が取り込まれるたびに庭園は森との繋がりが薄れ崩壊に近づくらしく。900年近く経ってとうとう限界が来てしまったのか。
原初の森の地底の種の中にいる(在る?)ものと庭園の神樹さまとの関係性を考えると、それは別の人が代替できるものじゃなさそうなのが気になります。
また、後継者たちの庭園にはシュランクスが侵入を試みることができたことから、別次元ではなくふつうに植物の国の物理的地理上に建ってるみたい。
後継者たちは今ある庭園をそのまま引き継ぐのではなく似たものを作る方向で動いているのかな…。それとも防衛用庭園が完成したら庭ごと別次元に隔離できるようになるんか。(そもそもオレィフさんが原初の森の隣に庭園システムを作り上げた経緯がだいぶ謎だった)
メイン時間軸では神樹さまがつながりを思い出して報われた感あったけど、国イベ時間軸側はその辺りどういう処理になるのか心配してしまいます。
神樹さまが今度こそ目覚めなくなったら後継者たちはどうするの? 今後のイベントで明らかになるのか?
ええい、イッスマンさん、はやくなんとかしてください!!
新しい炎ブレイク! 科学3rdのアトングを更新です。リロードも速く優秀です。掘りましょう。
念願の新しい風ソウル! 小篇3rdのサクメイを更新です。最重要スキルなので、なるべく大サイズで確保しましょう。
今回登場したユニットは以下の通りです!
以上です!
次回イベント楽しみにしてます!
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忘却の後継者と奏でる約束の旋律
国別イベントの4週目、第二弾は植物の国!
今回は植物の国のなかでも謎が多い「庭園」まわりと神樹さまを取り巻く”管理者”が登場する話です。”管理者”たちはその役割のため長い年月を生きており、浮世離れした方が多め。
植物4thを読むにあたって、過去のイベントを読んでおいたほうがいいかは…
・植物1st:必ず読んでおくべき
・植物2nd:読んでたほうがわかりやすいかも
・植物3rd:読んでいなくてもぜんぜん問題ない
・メイン第二部植物の国編:なるべく読んでおいてほしい
という具合でした。特に植物1stは読んでいないとわからない話だったと思います。
登場人物の繋がりはないですが”植物の国の仕組み”を知るために避けて通れないエピソード。
以下、ネタバレ含みます。植物1stとメイン第二部植物の国編も踏まえての感想のため、その辺りのネタバレにもご注意ください。
戻ってこなかった者
庭園の行く末
入手シード
イベントの登場ユニット一覧
戻ってこなかった者
植物1stから繰り返し描かれている、”原初の森”と”苗床”の関係。今回もそれに連なるお話でした。この国はね、人間を喰らうのさ。
緑精が見える”森に連なるもの”は原初の森へと
これまでメルストのイベントで描かれてきた植物1stのエイシーちゃん、メイン植物編のローザちゃんなどは一度は森に誘われたものの、周りのひとや友人や特別なひとと話し合い、最終的には”苗床にならない”という選択をしていました。
他にも、森へ誘われたものの苗床になっていないマトリクスさんやリオネルくんと言ったキャラもいることから、まだ我々はこの仕組みの
しかし、植物4thでは(“始まりの人・ベアルロ”を除けば)おそらく初めて、回想で又聞きみたいな形であるものの、リーフェイスさんという立ち絵もセリフもあるキャラが”苗床になり、戻ってこなかった”のです…。これはショック。
これまで「未練があるからやっぱりやめる」という流れが描かれていたけど、今回はあえてその逆パターンで行ってみました的な感じでしょうか。勘弁してくれぇ!
とはいえ読んでいて個人的に気になったのが、(ライターさんが違うのもあるでしょうが)”苗床になる”という選択をしたリーフェイスさん(兄)を送り出すリーフェイトさん(弟)があまりにもあっさりしてて、スッと受け入れすぎてること。
そっか、そういうことなら、うんわかった。それじゃあね。って感じで。旅行に行くとかじゃないんだから!
人生のほとんど共にいたはずの双子だからこそ、彼らの間でしかわからない何かがあったのかもしれないけど。
苗床になる前に何でもない話で思い出を作りたかったリーフェイスさん(兄)のことを、庭園の記憶を記録する準備のためリーフェイトさん(弟)が忘れてしまうのもこれまた悲しいところ。
リーフェイトさん(弟)は庭園の管理者として長く生きる身になるから、価値観が通常とズレてきていたのかもしれない。
こうして、リーフェイスさん(兄)を”直接”覚えているのはシュランクスさんだけになってしまうわけです。今回感情移入しやすいのは人間じゃなくてむしろシュランクスさんだったかもしれません。
いきなり別れを告げられていなくなったって、簡単には納得できないと思います。
もしも、あの時止められていれば…! と一生後悔することなんて、ざらにあるのが人生。(あるいはモンスター生も)
その辺りの感情はメイン第二部植物編では痛いほどに描かれていたし、シュランクスさんも近い気持ちを抱いたはず。
ただ、「森は望むものにしか道を開かない」とも言います。
それから、苗床のなることが救いと考える人もいます。自ら望んでそうなるのだと。それが救いなんだと。
そんなバカな、と思うかもしれません。
しかしその感性は本人にしか理解できないし、どこまで行っても平行線の”溝”が存在するのでしょう。
「一生理解できない」「それでも一緒にいたい」「他の道を探せるなら」と言った”歩み寄り”については、これまたメイン第二部植物編で描かれてます。しっっかりと。
だからこそ、それを踏まえたうえで植物4thは別の
でも”森の誘い”に乗って原初の森に行ったけど、やっぱ苗床になるのやーめたってケースけっこう見てるから、一時的な「あ〜消えたいもう人生オワタどっか行きたい」程度の感情でもトンネル開いちゃいそうな気はします。
本人は”もう決めた”と言ったけど、周りがケアすれば実は取り返しついたんじゃないの?って。だから余計に止められなかったものは後悔しそうだよね…。
「本人の意思を尊重するのが重要」という価値観はもちろんある。
が、それにしてももうちょっとこう、大事だと思う相手がそういう決断をしようしているなら、何かひとこと言う時間をくれてもいいだろう、と。
で、リーフェイスさん(兄)はリーフェイトさん(弟)とは話したけど、シュランクスさんには肝心のことを言わなかった。そりゃ怒り狂うしリーフェイトさん(弟)にも文句言いたくなりますよ。
うん、やっぱシュランクスさんに一番感情移入する話だった…。
森の中でレフレーゼちゃんたちと出会うシーンでもよく見たら自分は手出ししてないのにバンバーニャちゃんに先制攻撃されてるし、だいぶかわいそうだった。
癒されてなくても”見た目がかわいい”というだけで優しくしてもらえてたコットルちゃんに対し、癒されててもシュランクスさんは”腕が鋭利”ってだけでだいぶ忌避的に扱われていた。格差ーッ! 言葉の壁ーッ!
それからリーフェイトさん(弟)はいちおうリーフェイスさん(兄)を「話し合って送り出した」わけですが、実際に彼が居なくなって、かけげえのない双子の片割れを失った気分を味わったり、本人の意思を尊重したとはいえ送り出したことを後悔するようなことがあった
もともとリーフェイトさん(弟)は「何かに執着することはできない」と自称し、だからこそあまり感傷的にならずに送り出したのでしょうが…、
実際には、ジシェロくんが目覚めなくなったことを悲しみ落ち込んでいました。本当に大切なものを失うまで気づいていなかっただけなのかも。
しかし、苗床になったリーフェイスさん(兄)の件は「記憶すら失われている」し、兄を送り出してから記憶処理するまでの過程が描かれていないから、兄が苗床になった件の弟の反応は永遠に闇の中。そのために余計に淡白な印象を受けたのかも。
リーフェイスさん(兄)がいなくなったあとの彼の反応は、わざと描かれなかったのでしょうか…!? 不気味ですよね。
記憶がなくなるって恐ろしいです。
「亡くなった人も、自分が覚えている限りその人は心の中で生き続ける」という励ましがありますけど、その真逆ですから。
リーフェイトさんはジシェロくんと「後継者と付き人」として良好な関係を築いていますが、元々その席に座るはずだったリーフェイスさんの存在は本質的には欠落しているんです。
もしも記憶処理をせず兄のことを覚えていた場合、ラストのシーンで同じように笑えていたのか?と考えると、何かうすら怖い感覚すら覚えました。
あくまでも可能性の話ですし、リーフェイトさんは兄の決断の結果を肯定的に受け止めてさわやかに忘却しただけって線ももちろんある。
もしかすると逆に、記憶処理前の反応が一切描かれないことそのものがイベントの副題でもある”忘却”をそのまま表現しているのかもしれません。
忘れてしまったことは又聞きでしか知りようがない。
深読みかもしれないけど。どこまで計算されているのかわからない!
もしも、兄がいなくなってどれだけ後悔しても帰ってこない悲しみを描いてしまったら、どう頑張ってもこのイベントの読後感ハッピーにならないですから。
リーフェイスさんの存在を”忘却”し、物語上から”欠落”させ、輪郭しか残さなければ表面上はモンスターと仲直りできてよかったねって着地させることができます。[編集済]の物語です。
そう思うとますます、あいつをどこへやった!て怒るシュランクスさんを応援したくなっちゃうんですが…。
うーん、やはり植物の国は闇が深い。この国に復讐しようなんて輩が現れても仕方のないこと。
ただ、必ずしも”苗床になる道はよくない”と決めつけることもできません。そりゃ残される者は悲しむかもしれませんが、本当にそれしか救いがない人だって中にはいると作中で言われている。
そして、”原初の森”は苗床になる人が定期的に来ないと存続できないという問題もある。言葉を持つ人間よりもずっと伝達手段が限られているけど、そこには確かに「救けを求めている森」がある。
まあそもそも、まずこの仕組み自体がアカンやろとも思いますけども!
イッスマンさん、はやくなんとかしてください!
庭園の行く末
植物4thでは、庭園において”神樹さまが目覚めなくなった”という事件が起きていました。
“神樹さま”の正体そのものはメイン第二部植物の国編でくわしく描かれているので割愛しますが、メインストーリー時間軸では原初の森が一時危機的状況になるも一旦は安定し、それに連なる庭園もひとまず平穏を取り戻した。とはいえ引き続き苗床は必要…的な顛末になっていました。
メインストーリー時間軸では原初の森と神樹さまの関係性が明らかになってましたが、国イベ時間軸側はそうではないみたい。
そして今回登場したのが
・これまでの記録の庭園を管理するティルセプスさん
・これからの記録の庭園を管理するリーフェイトさん
・防衛用の庭園を管理する顔・名前不明の人物(一人称は”私”)
の3名の”後継者”たち。
防衛庭園のお方はそのうち別ストーリーかフェス限で登場しそう。
なにやら原初の森に苗床が取り込まれるたびに庭園は森との繋がりが薄れ崩壊に近づくらしく。900年近く経ってとうとう限界が来てしまったのか。
原初の森の地底の種の中にいる(在る?)ものと庭園の神樹さまとの関係性を考えると、それは別の人が代替できるものじゃなさそうなのが気になります。
また、後継者たちの庭園にはシュランクスが侵入を試みることができたことから、別次元ではなくふつうに植物の国の物理的地理上に建ってるみたい。
後継者たちは今ある庭園をそのまま引き継ぐのではなく似たものを作る方向で動いているのかな…。それとも防衛用庭園が完成したら庭ごと別次元に隔離できるようになるんか。(そもそもオレィフさんが原初の森の隣に庭園システムを作り上げた経緯がだいぶ謎だった)
メイン時間軸では神樹さまがつながりを思い出して報われた感あったけど、国イベ時間軸側はその辺りどういう処理になるのか心配してしまいます。
神樹さまが今度こそ目覚めなくなったら後継者たちはどうするの? 今後のイベントで明らかになるのか?
ええい、イッスマンさん、はやくなんとかしてください!!
入手シード
シュランクス
新しい炎ブレイク! 科学3rdのアトングを更新です。リロードも速く優秀です。掘りましょう。
コットル
念願の新しい風ソウル! 小篇3rdのサクメイを更新です。最重要スキルなので、なるべく大サイズで確保しましょう。
イベントの登場ユニット一覧(ネタバレ)
今回登場したユニットは以下の通りです!
以上です!
次回イベント楽しみにしてます!
3 件のコメント
更新お疲れ様です!
今回のストーリー、流れも植物の国の闇もだいぶあっさり書かれてるな〜っと思ってたら、タイトルの「忘却」についてユーリさんが考察されてて目からうろこでした。植物の国やっぱり闇深すぎる…!
今回も深い考察をありがとうございました!
そして頑張ってくれイッスマン…!
植物の国は謎すぎる。他の国は大陸からの侵攻に対抗する兵器がありましたが植物の国の立ち位置は何なのか?今までのストーリーで出ていて忘却しただけなのか分かりませんが樹になります。
1さんと同じく、あっさりした印象を受けていました。リーフェイトさん随分と淡白だな〜、リーフェイスさん重要人物なのに存在感が妙に薄めな気がするな〜と、漠然とした違和感を覚えましたが、ユーリさんの「忘却」への考察で腑に落ちました。
忘れる、記憶が無くなる、ってことの真の恐ろしさを、じわじわと教えられた気がします。
本当、どこまで計算されてるかはわかりませんが、もし計算ずくなのであれば、ライターさんの実力とユーリさんの考察力、どちらも凄すぎです!
そして私がメルスト史上一番泣かされたイッスマンさん!研究を応援してます!微力ながら研究費補助(課金)しますから頑張って!