痛ぇのに消えねぇよ俺！！　週刊少年ジャンプ 2019年26号 感想

ビーストチルドレン(新連載)

ラグビー漫画だ！
ジャンプではアメフト漫画のアイシールド21が人気でていましたが、ラグビーの漫画が連載するのは30年ぶりくらいのことらしいです。
わたしはいまだにラグビーとアメフトの違いがよくわかってなかったんですが、ググって調べたところ結構相違点がたくさんあって
試合時間、プレー人数、防具の有無など一言では説明できないくらいでした。
詳しくはこちらのページ様(外部サイト)がわかりやすかったです！
ラグビーは前にパスしてはいけないというのが大きな違いかな？
プレー人数は1チーム15人と多いです。キャラ立てるの大変そう。
双子キャラとか三つ子キャラとか使って数を稼いだりしそう。

ラガーマンはかっこいいですよね、体格いいしマッチョだし。
主人公の桜くんはそうではなく、ハイキューの日向くんみたいにチビっこタイプに見えるけど、ラグビー的にはどうなんでしょうか。でもカワイイ枠という意味では需要あると思います！
「また会えるかなー」って言ってるコマのもちっとした顔がかわいいけどほっぺたどうなってるんだw

冒頭のページで「オレの息子がいつか世界どもぶっ倒す！」って言ったのは主人公の父親ではなく、ユキトくんの父親だったというのが意外な構成でした。
「一人はみんなの為に、みんなは一人の為に(ワン・フォー・オール、オール・フォー・ワン)」はラグビー発祥の言葉だったのですね！
有名な言葉ではありますけど、つい忘れてた！

ワンピ

オロチさん、ゲスにも程があるよ…。これは後で相当ひどい目あうのでは？
“SMILE”を食べた時に能力を得られる確率が10%って相当ひくいなぁ…。
しかもハズれだった時のリスクが大きすぎる。
なんとか解毒できないんですかね。もしかしてそのためにローさんが居るのかもしれない。
ワノ国編では最終的にSMILEの被害者が救済されて「やっと泣くことができた」みたいな展開をやるんじゃないでしょうか。

最後、ゾロとサンジがべべん！と登場するシーンのかっこよさは異常！
ものすごく久々にこの二人が揃った気がします。
実際、連載ベースで見ると6年ぶりくらいらしいです。
え、中学一年生が高校卒業するくらいまでの間ずっとゾロサンジ合流してなかったの！？

サムライ８

門下生から質問責めにあっている八丸くんの前から、黙ってスッ…と去ってしまうナナシくんちゃんの気持ち、わかるよ…。
あまりに眩しいと、目を背けたくなるよね。
「ああ、自分じゃあ彼と釣り合わないんだ」と感じてしまうのでしょう。
それでも、戦闘後のシーンで「いつかボクが本物の鍵侍になったら…」と言えたことから、「自分も変わるんだ、彼に追いつく為に」と決意できたのですね！

「君といつかケーキ入刀したい」というあたり、男の子が恋愛対象なのね。
「何もしないよりは自分がここにいる気がするから」と言ったコマのポーズはとても乙女。

ナナシくんちゃんが八丸くんと一緒に刀を切り上げるコマの構図と、
戦車が一刀両断されるコマの描き込み量すんごいなあ！！
画力から溢れ出る貫禄とオーラがやばい。
特に戦車のコマはほんと圧巻でした。しばらく眺めていたい。

火の丸

「強くなったな…”お互いに”」
という火の丸さんのセリフが素晴らしい。
自分も相手も、お互いが居たからここまで来れたし、お互いに弱い部分を克服して来たことをわかってるからこそ。

「話したい事がたくさんあるんだ…結婚式には呼んでくれよ、なぁ…潮ぉ…！」でもらい泣きしました。
呼ばないわけがないじゃないですか！もう二人は生涯の共でしょう｡ﾟ(ﾟ´ヮ｀ﾟ)゜｡

ところでこの二人、そんなに長いこと喋ってなかったんです？
他部屋同士の力士はあんま馴れ合っちゃいけないみたいな決まりがあるんでしたっけ。

結びの一番
これはメタ的に刃皇さん負けフラグしかないんですけど、どう魅せるんやろか…。

鬼滅

伊之助くんが柱になった場合の呼び名はたしかに困るなぁ。
獣の呼吸だし…獣柱(けもばしら)でどうでしょう。

>「死んだのか？ しのぶ」からの「噛み殺してやる」
伊之助くん、ちょっぴりアホな元気キャラのイメージが強いけども
こういう時はちゃんと空気読みとって察して、しっかり怒ってくれるんですねぇ…
カナヲちゃんの刀を取り戻して来たり、今週は有能なところが目立ちました。でもその新技はちょっときもい！

DrSTONE

アマリリスちゃんの頭、幼少期の姿を見るに剃っているのではなくただの帽子っぽいですね。
なんだ残念、剃ってて欲しかった…。

回想にて石化光線の仕様が一部判明！
範囲についてはそんなに広いわけではなさそうであり、装置の所持者と装置の開発者は必ずしも関わりがあるとも言えないかも。
範囲が球状でしたけど、壁とか遮蔽物は貫通しないんでしょうか。
船の中で檻に入れられて同行させられていた、氷月さんとほむらさんの二人はもしかすると無事なのでは？

>戦える女子
コハクちゃん、ゴリラ扱いされてるけど、既に十分カワイイじゃん！！おこるよ！？
モテは科学というなら教えてほしいのですが？
科学でモテるなら苦労しないと思うのですが！？
来週コハクちゃんがモテ変身できたとしても、それは素材がよかったに過ぎないと思うのですがーー！？！？

ネバラン

ソンジュさんとムジカさん、これまでだって王家やラートリー家に捕まらずに逃げおおせているんだから、余計な手をまわすほうがリスクなのではないかとも思います
そもそも、血を一滴もらうなり奪うなりしておけばいいわけで「貴族を皆殺しにしたら計画は破綻する」なんて通らないやろ！
作中キャラが言ってる通り、ノーマンくんは二人を抹殺したいのでしょう
ノーマンくんは有能だからドンギルダに狙いがバレてるのは承知の上のような気もしますが…。

アクタージュ

「ギンギンで眠れなくてよ、夜から待っていた」
こやつ度を越した変態だ！
しかし不思議と好感度あがる。なんでだろう。
俺様タイプにみえて、遠足の前日の夜ねむれないくらいワクワクするタイプの人だと判明したからでしょうかw

ヒロアカ

泣きました。個人的には今週いちばんアツかったです。

過去において、自分の姿をした人間が、自分さえも制御できない暴走をしたことがトラウマで自分を増やせなくなったトゥワイスさん。
今回のピンチでも自分の姿をした人形が仲間を殺そうとしている…これはトラウマの再現になるので、大変ツラいこと。

「骨折する程度のダメージを受けると消える」
「実は自分自身がコピーなのではないかと不安だった」という前振りからの、骨折しても自分が消えないことの裏付け、「どけよ偽物、俺は仲間を殺さない」と自分が”本物”であり、自分で自分を制御できることへの肯定がお見事。
「その恐ろしさ思い知れや」は、トゥワイスさん自身が一番”その恐ろしさ”を知っているからこそのセリフなのでしょうね…。

最後のページで開示されるサブタイ”All It TaKes Is One Bad Day”も決まってるゼ！
これ、アメコミのヴィランとして有名なジョーカーさんのセリフでもあるらしいです。

ふたりの太星

前回とは別の人だけどまたライバルキャラが濃ゆいなぁ。この漫画の将棋界、変な人しかいないのかw
太ちゃん、いきなり消えるの！？
ヒカ碁のサイでさえ100話以上生きてたのに！？
2話目から予想外な話の転がしかたをしてきたので俄然来週が楽しみになりました。
はじめて太陽を見た星ちゃんの反応をみてみたいし、漫画のタイトルから太ちゃんこれっきりなハズがないので、入れ替わりが朝夜じゃなくて不安定になっていく方向なんでしょうか。

呪術

野薔薇さん「よくやった、褒めてつかわす」「嘘、アリガト」
何気ないセリフだけど素直じゃないとこ出てて好きかわいい

と思ったのに最後の「我慢比べしよっか」はクレイジーすぎるよぉコワイよぉ…。

ブラクロ

ルミエルさんとリヒトさんの感動の再会と和解シーンをちゃんと見守って待っててくれる悪魔さん、やさしくない？
「今回は間に合って良かったですねぇ」なんて言ってくれてるじゃん。もしかしたらこのひとはつんでれかもしれません。ンッンッンッンッンッンッ

チェンソー

冒頭の特集ページの「チェンソーマン大ずかん」
危うく読み飛ばすとこだったんだけど、本編の殺伐っぷりがウソみたいにほがらかな内容になってて狂気を感じました。よく見たら面白かったw
デンジくん「すごいチェーンソー！」
早パイ「ストレスもすごいぞ。」
ちいさい子にもわかりやすいことばで説明されている！
しかし、この漫画の対象読者はあきらかにちいさい子ではないことがあきらかだぞ！

>本編
いかにもどこにでも居そうなモブ顔のひととかおばあさんとかがいきなり発砲してくるのこわい。
漫画とかゲームとかでいきなり発砲してくるのって、大抵あやしい服来てて固有グラしてるじゃん。
この人たち完全に村人Aだからね。戦闘体勢とってないときって実はいちばん無防備だもんね。こわい。

デンジくんたち、めっちゃピンチじゃないですかコレ。
アキ先輩、ついに抜刀したので来週が楽しみですけど主要人物バッタバッタしにそう。

今週もパワーちゃんのセリフがいちいちクセになるなあ。
男「ここのラーメンよく食えるな」
パ「ワシに気安く話しかけるな！」
男「舌がバカだと幸福度が下がる」
パ「ワシ幸福じゃが！！」←幸福って即答するの素敵。気安く話しかけるなって言った癖に返事する律儀さ。

その次のやりとりで男に対して一瞬で間合いを詰めているシーンはかっこいいし！
チョンマゲ！！と振り向いてアキくんの戦力を頼ってるところもなんだかんだで仲間を信頼してるんだなとほっこりするし！
ほんといいキャラだわ！すき！

ダビデ君(最終回)

大団円ハッピーエンドだ！
ストレートすぎてなかなか見ないよこれ！いい読後感でした。
黒木先生、おつかれさまでした！

ところで小便小僧くんの”野暮用”ってなんだったんだろう。そんなことを聞くのは水臭いか。

髪を結い

「フンフーン！！」
「まあ、鍵斗さんが歴代校長の銅像を磨いてらっしゃるわ！」
「フンフフーン！！」
なんだこれシュールw
どんな奇行をしても通りすがりのモブが全肯定してくれそう。羨ましいぜ鍵斗さん！￥

今週は鍵斗さんのリアクション芸を楽しむ回。
「あーんして？」に対しての「へあ…はっ…うわっぱああーー！！」とか
上目遣い攻撃を受けた時の謎効果音「ドガガガガ、ブシャアア！！」とかおよそキスを迫られてる時の反応じゃない所が面白いですww常軌を逸している。

導入が黒魔術という不条理感といい、これは今ジャンプの中に不在となってしまったギャグ漫画枠として頑張る方向なのか！ いいと思います！

西遊記

コハルちゃんから、ぼのぼのみたいなﾋﾟﾖﾋﾟﾖﾋﾟﾖﾋﾟﾖっていう汗がでてるのがすきです。くせになる。

ふるか先生は危険な任務にエステルちゃんを巻き込みたくないのでしょ、そう言ったらええのに…。つんでれが発端のすれ違いはわたしに刺さるのでほどほどにしてください！

ジモト

もはやワープして移動できることを「便利だよね〜」で済ませられる程度には「都道府拳」という概念が出来上がっていることそのものが便利。

こまちちゃんが氷漬けになるくだりも「ハイ出たお決まりの！」で済ますからね。よく考えたら狂気だよね。

マスラオさんまわりの不条理も、「まあマスラオさんだからな」で済みますもんね。いやいやいや。
林先生はそういう空気感を作る巧さについてはかなりのものがあると思いますマジで。

そしてこちらは”移籍”にて週刊ジャンプからは姿を消すことに…。
冒頭ページの暗い雰囲気は作者の本音だったりしませんよね？ね？


今週は以上ですヾ(‘ω’)ﾉｳｫｰ!!